ミツワの中のレンタルビデオショップをご存知だろうか?そこの店名は?そう、JBCだ。では、JBCの名前は何の省略か??これを知っている人はかなりのシカゴ通のはず!?正解は・・・JAPAN BOOK CENTER なーんだ、ありがちな名前ねってなんで、ビデオ屋が本屋??このなぞを解決するべく、JBCまで足を運んでみた。
さっそく、ミツワ内のJBCへ行ってこの疑問を問いかけると、質問は本店にお願いしますとのこと。早速、教えられた本店に出向いてみるとあっさりとそのなぞはとけた。店内を埋め尽くす本、本、本。よーく話をきいてみると20年程前に、本屋さんとして始めたこのお店。その後、新刊本の扱いはやめたが、今も本店ではビデオレンタルとともに古本の販売をおこなっているそうだ。日本でここ数年人気の古本屋さん。日本に帰る度、鞄いっぱいに本を買ってくる人も多いのでは?このお店ではそんな流行が来るずーっと前からシカゴで古本屋さんをしていることになる。去年9月にはミツワから車で30秒のところに引っ越してきた。
お店はArlington
Executive Court というオフィス街にあり、ちょっとわかりにくいが、一歩お店の中に入るとそこはまるで日本の本屋さんに帰ってきたような雰囲気。こじんまりした店内には、本・漫画・レンタルビデオがきれいに並べられており、天井につるされたテレビからは日本の番組が流れている。2万冊以上はあるという本は大人向けの本だけでなく子供の本・漫画も充実している。週末には州の内外からのお客さんでにぎわうというのもうなずける。
昨年からは、貸し漫画も始めて、大人気。お客さんは意外にも会社帰りのサラリーマンが、多いとか。それから、日本語を覚えてほしい子供にと家族で一緒に借りて行く人たちも多いそう。昔読んだなつかしの漫画から、日ごろ気になっている最新の漫画まであるJBCならではだ。
またこのお店、本の買い取りもしている。駐在員が日本に帰るときや、大掃除の後などいつも買い取り待ちの本が沢山もちこまれているので、一週間ほど計算の時間をくださいとのこと。帰国の前に本を売りたい方は時間の余裕をみて持っていこう。ガレージセールの手間がこれで一つ減る。これだけ、新しい(古い?)本が持ち込まれているということは新しい本が次々に入っているという証拠。日本語に飢えている皆さん。ぜひ一度、JBCに足を運んでみてはいかがだろうか?