ピーカンパイは秋から冬にかけてのパイです。レストランでもよく見かけますが、ナッツがほんの少ししかなくて、しかも、値段が高い。それもそのはず、ピーカンは南部で取れるナッツで、しかも、他のと違って鮮度が落ちると味が変わるので、高くなるのだそうです。テキサス出身の夫は、ピーカンパイに(も?)厳しく『上はピーカン、下は砂糖のカスタードの二層でなければいけない。カスタード部分は口触り滑らかで、しかも薄茶色でなくてはいけない。それ以外の色はダメ』との事。おかげで、何度作り直した事か! しかし、このパイはアメリカ人の大好物の一つ。ちょっと、砂糖の量にビビりますが、濃いコーヒーと一緒にどうぞ。
Karo社のコーンシロップは、大抵のスーパーのパンケーキシロップ棚にあります。このパイは材料を混ぜ合わせるだけなので、技術的には簡単ですが、火加減には気をつけてください。火を通しすぎると、カスタードがザラザラして、滑らかになりません。
材料(9インチパイ皿1枚分、約8〜12人分)
表示 (C)カップ、(T)テーブルスプーン、(t)ティースプーン、
(oz)オンス=約30g、
- ピーカン 1+1/2 C
- 無塩バター 1/4C (スティック半分)
- 白砂糖 1/2C
- Karo社のBrown Sugar コーンシロップ 1/2C
- Karo社のLight コーンシロップ 1/2C
- Lサイズ卵 3個
- バニラエッセンス 1T
- 冷凍パイ 1皿 (9インチ、深皿のもの)