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ぷれ〜り〜に好評連載中のなんでもイミグレ相談所のバックナンバー
(記事提供:ぷれ〜り〜/Immigration Law Associates, PC)

Feb-04

アメリカで帰化することで 得られる有利な点&考慮すべき点

永住権(グリーンカード)保持者の日本人が頭を悩ます深刻な問題の一つに「帰化 (Naturalization)の申請をすべきかどうか」というものがあります。アメリカで帰化をすることによって、日本人は日本国籍を放棄しなければいけません。帰化を選んだ場合は、日本人にとってどのような有利な点があるのか、考慮すべき点と共にお話したいと思います。

米国市民の有利な点

まず、帰化して米国市民になる利点を整理しましょう。明らかな利点としては、政治・連邦・地域のあるいは方針を決定する連邦・州・地域の公務員を選ぶ為の選挙権を取得できます。また、あまり知られていませんが、連邦・州・市・地域で公務員として仕事につくことが可能になります。旅行の際にも有利な点があります。好きなだけ出国してほかの国に住むことが可能になります。また、特定の国を旅行する際には、特別なセキュリティーチェックやスクリーニングを受ける必要がなくなる場合もあります。さらに、外国にいる際に、米国政府からの保護と援助を受けることもできます。米国市民になることによって、配偶者、子供、又は親戚の永住権申請期間を短縮できることも大きな利点でしょう。ケースによっては、両親が帰化をすれば18歳以下の子供は自動的に帰化できることもあります。さらに、米国政府の給付金や公共プログラムに関する数多くの特権があります。海外で定年退職をした米国市民は、社会保証給付金を全額受理することができるほか、財産税に関して制限が少なくなることがあります。また、Food Stampの配布、あるいは政府による援助や教育の奨学金などの資格を得られるなどの特典もあります。最後に10年ごとに永住権カードを更新する必要がない点も付け加えておきます。

可能なオプション: 日本での長期滞在ビザ

帰化して米国市民になるには日本国籍を放棄しなければならないわけですが、日本人として持っていた有利な点をどうすればうまく保つことができるでしょうか?その答えは、長期滞在ビザが解決してくれます。長期滞在ビザは、もともと日系二世、あるいは三世のための日本在住のために作られました。このビザは特別に日本国籍の配偶者、あるいはその子供に日本で滞在を無期限に許可するものです。両親のどちらかが日本国籍であれば、この長期滞在ビザの資格があります。長期滞在ビザは、3年ごとに更新すれ無期限で日本に滞在できます。さらにこのビザ保持者には、日本国籍の人が持つ資格の多くが同じように与えられます。例えば、日本の保険に加入できますし、国民年金に関しては日本で最低25年間受給資格期間を満たしていれば、米国市民になっても年金が受けられます。一度米国市民になれば、通常、日本の国民年金には寄与できません。しかし、米国で帰化した日本人でも帰化の日付から2年以内に受給の要求を出していれば、年金を全額受け取ることができます。また、長期滞在ビザの子供の教育に関して言えばビザ保持者の子供は公立学校に行く資格が得られます。

日本国籍の再取得

日本国籍再取得の可能性については、米国での帰化を考えている人にとって心配の種でしょう。実は日本国籍の再取得は、日本の国籍法で定めれらた簡単な手続きを踏めば可能になります。その際には大切なポイントがいくつかあります。

(1)日本国籍を失った人は、法務大臣に届け出ることによって日本国籍を再取得できる。

(2)ただし、天災そのほか届け者の責めに記すことができない事由によって届け出ることができないときは、これをすることができる1ヶ月を期限とする。

さらに日本国籍を取得する(外国人が日本人に帰化する)ための基準をきちんと知っておくことも大切です。日本では外国人が帰化をするには、以下の条件を満たす必要があります。(長期滞在ビザ保持者にとっては、これらの規定のいくつかは、以下に記したように、法務大臣の判断で免除されることがあります)

  1. 引き続き5年以上日本に住所を有する(免除可能)。
  2. 20歳以上(免除可能)
  3. 素行が善良である。
  4. 自己または配偶者、そのほかの親族が資産又は技能によって生計を営むことができる。
  5. 日本の国籍の取得によって、それまで保持している国籍が失われる。
  6. 日本国憲法施行日以降において、日国憲法、又はその下に成立した政府の破壊を企てたり、あるいはこれを企てる政党その他の団体を結成したり、加入したことがない。

日本国政府への通知

日本国憲法においては、米国市民権を取得した場合、米国で帰化をしたという事実を日本政府に通知する必要があります。そうすることにより、日本国籍を適切に放棄することになります。また、米国移民法の特徴、傾向を考慮することも大切です。

結論

帰化して米国市民になるかどうかの決断は難しいものです。大切なのは、当人が帰化を決断する前に、できるだけ多くの情報収集をすることです。そして、日本国籍を放棄する人が、できるだけ負担を伴わないようにと、日本政府が配慮していることを知った上で米国市民になる利点を理解すると、帰化する決心がつくかもしれません。

 

  (注意)この資料は、IMMIGRATION LAW社が法的助言を情報伝達の目的だけの為に用意していますので、法的助言を熟考するためのものではありません。この資料および関連ページ、書類、解説、返答、e-mail、記事はいかなる個人の状況に法的助言を行うものではありません。

 
 
     
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