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松下先生の健康の新知識
松下先生の健康の新知識 |
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頭痛は多くの人が経験する一般的な症状ですが、一次性(機能性)と二次性(脳に問題等)に分類されます。一次性頭痛には、偏頭痛、緊張性頭痛、群発性頭痛などがあり、二次性頭痛の原因には脳動脈解離、脳血管攣縮、脳腫瘍、くも膜下出血などがあります。
頭痛の70%超は、頚椎(首の骨)及びその関連構成組織の問題が原因である。(Canadian
Family Physician)
頚椎の構造上の問題が頻繁に頭痛の原因となることが、解剖学的または臨床学的な根拠によって証明されている。(Modern
Manual Therapy of the Vertebral Column)
頚椎神経根部への圧迫や、長期の首の筋肉の緊張が頻繁に頭痛の原因となる。(Basic
Neurology)
他の全ての状態よりも、脊柱のストレスがより頻繁に頭痛の原因である。(Journal
of Occupational Trauma)
これら4つの根拠から、二次性頭痛は稀であり、頭痛の殆ど(70%以上)のケースが頚椎とその周辺構造の異常が原因で起こる偏頭痛、緊張性頭痛、群発性頭痛ということです。
では、そういった一般的な頭痛にはどんな治療法が適しているのでしょうか。
緊張性頭痛の頻度や程度を改善し、患者の機能的状態を高めることに関して、カイロプラクティックの頚椎へのアジャスト(調整)は、西洋医学による一般的な治療と比較して優れていることが判明している。(Spine)
頚部痛がある、または頚部の機能不全がある頭痛患者の治験において、頚椎のアジャスト(調整)と頭痛の著しい改善という結果に相関性があることが判った。(DUKE
Evidence Report)
これらの2つの根拠から、カイロプラクティックの頚椎への調整(アジャスト)を受けることが、一般的な頭痛の治療法として最適であり、優れた結果を期待できることが判ります。
頭痛の原因を調べた研究によって「頚椎と関連構成組織の機能不全が頭痛の原因の70%以上」と判明しているのですから、頚椎と関連構成組織の機能不全を取り除くために頚椎を調整するカイロプラクティックのアジャストが最も効果的なのは至極当然です。
アスピリンの長期常用は、現実には慢性的緊張性頭痛を引き起こす。(California
Center for Headaches, Lee Kudrow, MD)
アスピリンや他のNSAIDS(非ステロイド鎮痛消炎薬)を使用している人は、使用していない人達と比べて入院するリスクが5倍ある。(University
of Texas Southwestern Medical Research
Center)
アスピリンを1日に1錠で5年間服用した女性は、乳癌のリスクが80%上昇する。イブプロフェンを1日に1錠で5年間服用した人は癌のリスクが50%上昇する。(Journal
of the National Cancer Institute)
これらの3つの根拠から、頭痛の症状の緩和を求めて鎮痛薬を常用するのは正しい選択ではないことが明白です。
頭痛がある方は、先ずカイロプラクティック医師(DC)の診察を受けることが賢明な選択です。もし貴方の頭痛が二次性頭痛の疑いがある症状であれば医師(MD)への転医を勧められますし、原因が首にあるようならアジャスト(調整)という効果的な根本療法が受けられます。根拠に基づく正しい知識として、知っておいて下さい。
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