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朝の目覚めが悪い人は、起床したら朝日を浴びましょう。 太陽の光は曇りや雨降りでも、室内の明るさの10倍以上の強さがあり、目に光が当たると睡眠に関係したホルモン(メラトニン)の分泌をストップさせます。 光を浴びて朝が来たと知覚することで、本来25時間サイクルの体内時計を1
日24時間に合わせてリセットする効果もあり、規則正しい生活が送れます。 日中にも合計1時間くらいは太陽の光を浴びておくと、夜間のメラトニンの分泌が高まり寝つきが良くなります。また、早朝に目覚めてしまう人は、夕方に太陽の光を浴びると良いようです。 |
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淀んだ空気の中ではよく眠れません。 日中にできるだけ換気を行いましょう。 また観葉植物を置けば空気の浄化に役立ちます。 |
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日中の過ごし方で特に重要なのが適度な運動です。 体を動かすときには交感神経が働き体温が高くなります。 一方、眠りにつくには交感神経が休息し、体温が下がることが必要です。 日中に活動量を増やしておくと、夜にスムーズに睡眠モードに移行できるのです。デスクワークが多い人は、帰り道に少し離れたスーパーに買い物に行くなど、20〜30分歩く工夫をしてみましょう。 適度な運動効果で一度体温を上げておくと、寝る時間には体温が下がり、寝つきが良くなります。 |
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基本的に近年日本人の多くが睡眠不足の状態で生活しています。 慢性的な睡眠不足は日中の作業効率を下げるだけでなく、糖尿病や高血圧、肥満のリスクを高め、記憶力の低下を引き起こします。
昼食後に15分の昼寝をしましょう。 眠気が解消して日中の活動量が増えるため、夜の入眠がスムーズになります。 夜の睡眠の妨げになる就寝前のうたた寝も防げます。 但し20分以上の昼寝はいけません。
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