今、一番いい季節を迎えているカナディアンロッキー。今回はその大自然を一足先に満喫されたお客様からの体験記をご案内します。

参加ツアー：カナディアンロッキー・ハイライトコース ５日間

１日目

カルガリー空港到着。参加者集合の後、いよいよ出発。バスが徐々に高度を増して行き、１時間ほど行くと既に雰囲気はカナディアンロッキー。

カルガリーから約２時間半でバンフ到着。夕方までの時間はマウンテンバイクを借りて散策。見逃せないのがバンフの町を一望できるサルファーマウンテン。標高２２８５ｍのサルファー山頂の展望台まではゴンドラで約８分で上ることができ、その眺望はすばらしい。ゴンドラ乗り場の近くにアッパーホットスプリングス温泉があり、水着着用で入るプールのような感じのお風呂。なんと老若男女さまざまな人が温泉につかっていた。

２日目

１日自由行動。今日は山登りにでも行こうかと思ったが、ここもやはりガイドさんお勧めの「ヨーホー国立公園とモレイン湖１日観光」に参加した。スパイラル・トンネル、タカカウ滝、ナチュラル・ブリッジ等下車し見学。

エメラルド湖到着。なるほど本当にエメラルド色をしている。湖の周りを丁度一周できるトレイルがあり、歩いている間ずっと圧倒される光景が目の前に続く。

昼食後、モレイン湖到着。氷河の運んだ岩の瓦礫が先端で集まりダムの役目をして湖を造りあげたそうである。瓦礫の岩山のてっぺんまで歩いて登り、そこから吸い込まれるよな美しさを持ったモレイン湖を見下ろしてしばし呆然とする。

夕食もガイドさんお勧めのアルバーター牛ステーキとカナダのビールを味わった。

３日目

バンフ発、クローフット、ボー湖、ペイトー湖、ビッグベント等で写真撮影、散策。今日の予定の中で１番の楽しみにしていたコロンビア大氷原の麓に到着。
シャレーでのバフェ昼食後、いよいよ大型スノーコーチ（雪上車）乗車場へ。大型も大型、八十人くらい乗れるのではないだろうか？ コーチで氷河の上をしばらく行き、真ん中あたりで降りる。氷河の上を歩く氷の奇麗な所を割って持参のグラスとウイスキーをオンザロック。なんとも言えない格別の味。
　ジャスパー（現ローヤルカナディアンロッジ）ホテル着。この町はバンフと異なり喧燥が無い。 あまり店が無いといえばそれまでだが、自然の好きな人にはこっちの方が断然良い。

４日目

ホテルの周りにはエルクの大群が草を食んでいた。マウンテン・シープの群れを見ながらマリーン湖到着。ここからクルーズ船に乗り換える。ずっと奥のスピリットアイランドまで行き散策。本当に美しい所だった。クルーズを終えたあと、メディソン湖、マリーン・キャニオン等で観光、レークルイーズへ移動後、レークルイーズ湖で自由行動。あまりの景色の美しさに１人での散策が寂しくなってしまった。

夕食は奮発して、ツアー参加者と共に向かいの超高級ホテル「ポスト・ホテル」のダイニングルームでフルコースディナー。最後の晩餐だ。

５日目
ついに最終日。 夢の中のような美しい景色を目に焼き付け、送迎バスに乗り込む。たった５日間でローカルになったような気分は全てがフレンドリーな雰囲気がそうさせてくれたのかもしれない。 今回は本当に心癒される、すばらしい旅行になった。