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ホリデーシーズン真っ只中。「カラオケ大会」が行われる事も多いかと思います。日本なら、気の知れた人達とカラオケボックスでガンガン歌いまくる!という感じかもしれませんが、こちらでのカラオケはちょっと違う。まず、カラオケという言葉は日本語ですが、発音的には「キャラオキィ」で、オ≠強く言う、ちょっと癖のある言い方。そして、ボックスではなく、バーのような呑み屋にて、場所によってはステージがあったりして、そこにキャラオキィ・マシーンは一台だけ。つまり、一般ピーポーも含めた人前で歌わなければいけないのです。これはなかなかハードルが高い!「自分が歌いたい曲」、「ハマりたい曲」、「(下手でもいいので)練習したい曲」、を選ぶよりも「場を盛り上げる曲」、「エンターテイナーになれる曲」が求められる世界。これはシャイで奥ゆかしい日本人には非常に緊張しちゃう状態ですよね。
というわけで、今回のホクホクでは、そんな緊張感をほぐすためにも「この曲を選べば、まず間違いなし!」というキャラオキィ・ソングスを集めてみました。どれもノリがよく、一般的に知られていて、最新の曲ではないので、きっとみなさんも聞いたことがあるはず。そして何よりも、会場が一緒になって歌える曲ばかり。
大丈夫、経験上はっきりと胸を張って申し上げますが、こちらのカラオケ・バーでは、歌の上手さは全然求められていません。それよりも、盛り上げ度の高いGirls
(or Boys) just want to have fun! (これも、シンディ・ローパーの名曲、カラオケ向き)的な場所なのです。お酒も入って、我を忘れて、さぁ、アメリカ版キャラオキィへ挑みましょう!
●Top of the
World‐ The Carpenters
誰もが知ってる曲、そして心地よいリズムとメロディが会場に愛されるでしょう。女性向きではありますが、男性で歌っちゃってもかわいいかも。昔の日本のアイドルのように、肩をゆらして笑顔で、ね。WorldのRの発音、聞かせどころですので、がんばってください。
●Bohemian
Rhapsody‐ Queen
なく子も黙るクイーンの名曲、ポップでロックでオペラチックな6分間、音域的にはとてもむずかしいのですが、みんなが好きな聞きたい°ネなので、会場一緒になって歌ってくれます。ガリレオ、ガリレオ≠ヘもちろん裏声で高く。6分はちょっと勘弁して、という方には、”We
are the Champions“もいいでしょう。
●We Will Rock
You ‐ Queen
クイーンが続きますが、これほどCrowd Pleaser的な曲はないと思います。バー全体が、足踏みしながら、手をたたきながら、大盛り上がること請け合い。できたらフレディ・マーキュリー的おヒゲやサングラスを用意して挑みましょう!
●Dancing Queen
‐ Abba
You can dance, You can jive!メロディラインから始まるアバのシグネチャー・ソング。真ん中の部分の英語知らない? 大丈夫、だれも気にしません、誰も聞いていません。タンバリンがあるとなおよし。
●Love Shack‐
B 52’s
はっきりいって歌唱力は関係なし。ノリノリの部分 “Love shack, baby
Love Shack!”では、会場にマイクを向けて、合唱状態にしちゃいましょ。メロディのところまではテキトーに歌詞を読んで叫んでいればオッケー。
●Uptown Girl ‐ Billy Joel
ビリー・ジョエルの曲はカラオケで一番よくリクエストが入るんだそうです。その中でもアップタウン・ガール、テンポもいいし、シンプルな旋律だし、でキャラオキィ向きなんですよね。しっとりといきたければ、Piano
Manもおすすめ。
●We are never
ever getting back together - Taylor Swift
アメリカ歌謡界のドラマクィーン、テイラー・スウィフトのこの曲も女性にはいいチョイス。声を裏返して、キュートにポップにウィ〜〜〜〜イ!!≠ニ、ぶりっ子で。あなた自身、真っ赤な口紅でも塗って、ドラマクィーンになっちゃいましょう。
●Call me maybe
‐ Carly Rae Jepsen
若いジェネレショーンに今でも強い人気を誇るCall me maybe。一発屋さん?な曲ではありますが…。オフィスみんなでキャラオキィ・パーティー!みたいな時に、こういうチョイスができれば、ジェネレーションギャップを超えた親近感が生まれ、いいチームワークに繋がるかも(いえ、無理でしょう)。
●Whole New
World ‐ from Aladdin
デュエット曲としてハズれることがないこのディズニーの名曲。ただ意外 と難しいメロディで、即興的な歌い方も期待されちゃったりするかも。でもまぁ、お相手と手を取り合い、見つめあって、ディズニーの夢と魔法の王国の世界に浸って歌ってしまえば、こっちのもの。だれからも文句は出ないと思います。
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