キャンプ用品と聞くと” スイスアーミー・ナイフ” ぐらいしか思いつかなかった筆者ですが、実はこの度「本格的なキャンプデビュー」をする事になりまして、はじめてキャンプ用品専門店などに行ってみました。すっごいんですねぇ、、、みなさまの”Camping” に向ける情熱。サバイバルを楽しむ、ためか、野生に戻るため、か、よくわかりませんが（ごめんなさい、筆者はキャンプとかアウトドアとか、全くダメな人間なんです）、とにかくいろいろなグッズとご対面してきました！最近では、これらのキャンプ用品が” 災害時の非常用品” としても見直されているようでして、うん、確かに、緊急時の煮炊き用や野外での睡眠用によさそうな物がたくさんありました。

という訳で、キャンピング用品屋さんにも聞いた『オススメ・キャンプ用品！』をいくつかご紹介してみましょう。なんといっても夏真っ盛り、ファミリーや友人達との楽しいアウトドア体験をするに役立つ品々です。

■『Life Straw Personal Water Filter』

水は必需品です、が、けっこう重いしかさむし、、、という訳で、このフィルター。なんとこの小さな機械１つを使って小川の水を飲料水として摂取する事ができるんです。化学薬品はいっさい使わず、また電池や充電も必要ない、それでいて微粒子や細菌を99.9999%取り除き、飲み水として安全なレベルにまで持って行ってくれるのです。この商品はキャンプ時だけでなく、緊急時＆災害時にも使える非常に便利なもの。スイスに本社を置くフランセン社が２００５年に作成したこのウォーターフィルターは、国際デザイン賞も受賞しています。

■『Emergency Zone - Folding Shovel with Pick and Compass』

ようは、折りたたみ式のスコップ。なのですが、つるはしもついているし、方位磁石も取って部分に装着されているという物。 スコップってキャンプ中の利用頻度がとっても高いと思いません？テントを張るときも、そうそう、簡易トイレを作るときも、良いスコップがあるとないとでは大きな差がつきます。そしてそして、コンパスもついていれば、自分達の掘ったトイレの位置からテントまでもしっかり帰れる（夜でもね）というものです。携帯のときは小さな袋で場所を取らないのも嬉しい。

■ 『Eton SCORPION』

このご時世、携帯電話はいつだってチャージしたい！のです。キャンプ中だってつぶやきたい、フェイスブックしたい。。。という方たちに朗報です。こちらのソーラーパワーを利用した” スマートフォーン・充電器ーラジオー懐中電灯ー栓抜き” が揃ったガジェット、これはなかなか重宝しそうなものですよね。バッテリーはいっさい使わずソーラーパワーのみ。え？太陽が出てないときはどうするかって？大丈夫です、ノズルを回せば自家発電も可能。もちろんウォータープルーフ、アクティブなアウトドア派でもしっかり” いつもの世界” とコネクトしていたい貴方には必需品となりそう。

■『Sea to Summit Kitchen Sink』

キャンプ場でのお料理でもう１つ便利グッズ。お鍋やフライパン、フライ返し、などはやっぱり使い終わったら洗いたい、ですよね。でも、近くにせせらぎがあるわけでもなく、アライグマ君がきれいに洗ってくれるわけでもない。かといって、洗い桶や洗面器を持って行くとなると、これらは大きすぎる。で、考えだされたのがこれ！小さくたたむ事のできるキッチンシンクです。他にもちなみに、顔を洗ったり、何日かシャワーできない時の” 行水” にも使えます。なかなかの優れもの。

■『Powdered Beer』

キャンプ場でだってビールが飲みたい！という貴方。ハイキングや登山後の一杯ってやっぱり美味しいですもんね。ただし、瓶やカンで持って行くと重いし、ゴミが出ますよねぇ。はい、この” パウダービール” はいかがです？お水に溶かしてみれば、あら不思議、味も色も泡もそしてシュワシュワ感も全てがそこに生まれるのだそう！こちら、ミュンヘンの化学者さんが発明したもので、ヨーロッパから注文する事になりますね（高くつくなぁ）。でもですね、山の中や崖の上で、水さえ有れば一杯のビール！これは好きな人にはたまらないアイデアなのかも。。。

■『Pepper Spray』

山中でしかも熊などの野生動物が出やすい場所でキャンプをする、やはり” 身の安全”は気をつけなければいけません。そんな時に” じゃぁ、ペッパースプレイでしょ？” という事ではい、これ。ピンクの色が可愛いのですが、威力はすごい、唐辛子に含まれている成分を使って熊撃退用としてスプレーすれば、それなりの効果はあるらしいです。こちら、とっさの場合に利用できないといけませんので、バックパックの奥に入れとかない方がいいですよ。入れておいた事を忘れてしまって、ひょんな時にペッパー液が漏れる、なんて事になっても大変ですし。ところで、一番の” 熊予防” は、音を出す事、らしいですよ。熊ベルを使うもよし、森の熊さんを唄いながらハイキングするもよし、、、。

という訳で、みなさんも夏まっさかり！の今、キャンプなどアウトドアでお楽しみくださいね。