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2008年もそろそろ終わりに近づいていますね。師走という言葉があるくらい、”走ったり”するほど忙しい毎日を過ごしているホクです。子供のアクティビティに、仕事に、遊び(!)に、とにかく盛りだくさんの毎日。しかし、どんなに忙しくてもできるだけ「お洒落」をこころがけたい35歳、独断と偏見ですが、今年の冬の必須アイテムは『ブーツ』にしました!ストッキングが大嫌いなホクにとって、この寒い冬の気温にどう対応しつつ足下をかわいく演出するか、これは大きな問題なのです。
ブーツと一口に行っても、短いものから、長靴タイプのもの、膝の上まであるセクシーなものに、毛皮のようなふわふわしたもの、、、などとにかく種類はたくさんあります。その日のスタイルに合わせてはきたいブーツ、特に仕事でも履く機会のあるホクには「格好よく、しかも歩きやすい」ものが必要だなと思い、さっそく意気込み強くノードストロームへ。ノードストロームはデパートの老舗。1901年に創業のこの高級デパートはワシントン州に本店があり、スウェーデン系移民のノードストロームによって会社が設立。シアーズやJCペニー、メーシーズなどと比べると、なんとなくゴージャス感がただよい、またお値段的にもお高め、、、かな。創業当初は靴のみを販売していただけあって、そのレベルの高い靴選び、そしてカスタマーサービスの良さ、これだからホクは「靴を買うならノードストロームで」と決めつけているのです。
さてさて、まず入っていったノードストロームの靴売り場。いつもの通り「おいしそうな男性がいっぱ〜い」なのでございます。結婚し子供もいる私ですが、やはり「美しい男性」をみるのは嬉しいもの(へへへ)。靴売り場の男性諸君は特におしゃれ、高そうなスーツに身を包み、お洒落なネクタイをし、そして100点満点の笑顔、、、これだけでももうとってもおいしい、お腹いっぱい!なんですが、そんな彼らが一生懸命”あなたのため”にあった靴を探し当ててくれるのですよ。ひざまずきながら、、、う〜ん。たまりませんな。例えば「この靴のサイズ7を探してください」と伝えると、その靴だけでなく、「これもあなたの足にあいそうだし、この色もどう?そうそう、一応7,5も6.5も持って来たからね」と、もう至れり尽くせり。そしてふかふかのソファーに座っている間に、この美しい男性達によって素敵な靴を履かせてもらう、、、と、まるでシンデレラ気分!女王さまにでもなったような、ちょっと現実離れした雰囲気の中でお買い物できる、まさに女性にとってのディズニーランド(言い過ぎかしら?)、ですな。
ホクのサイズは7。まぁまぁ探しやすいサイズではあるのですが、こちらの女性達のサイズはなかなか幅広いらしく、5くらいから12くらいまで、、、ほんとうにバラエティがあります。そしてお値段のバラエティもなかなか。例えばPayless
Shoesouceなどでお買いもとめの靴は10ドル代からありますが、ノードストロームなどで売っている靴は3桁いくのはあたりまえ、くらいの気構えが必要。しかし、靴は一生ものですし、やはり歩きやすい靴、履いていて疲れない靴、それでいてお洒落でセクシーな靴って本当に「アート」の域に入る気がします。靴職人の意気込みが入っているというか、愛情が入っているというか、、、とにかく履いていて気持ちの良くなるものなので、あまり安すぎる靴を買う事にちょっと気兼ねしてしまうのです。
最近とーっても気に入っているブランドが「Cole Haan」。何がすばらしいって、あのスポーツスニーカーの大手『ナイキ』のエアソール(靴底)テクニックを利用したブーツの履き心地の良さ!もうheavenly(天国にいるような気分)なのです。それでいてコールハーンの洗練されたデザイン、脚を長くみせてくれる効果があるので、仕事用のスーツにも合うし、プライベートの時のカジュアルな服装にもあわせやすい、とにかく重宝する一足。Siera
Air Tall Bootsの黒は、さりげなく茶色のベルトも使っているので、黒&茶色の服が多いホクにとっては最適なのです。値段?お安くはなかったですが、、、一生懸命仕事&家庭でがんばっている自分へのご褒美としてがっちり買っちゃいました!
もうひとつ、日本でもアメリカでもとにかく流行っているのが、オーストラリアのUGGというブランドのブーツ。もともとサーファー達が冬場の寒い時素足で履くブーツが欲しい!という事から製造が始まったこのブーツ、UGGというのはUgly(格好悪い)という意味の言葉から来ているらしいのですが、アグリーだから履きたくない、と思うどころか、今や街のおしゃれさんがみんなで競ってUGGをゲット。ハリウッドのセレブリティ達も、オフの日など(さすがにレッドカーペットで履いている人はみませんね)にジーンズと合わせたりしてお洒落にきめています。ただ、平べったい感じで、ダボッとした見た目なので、他の身体の部分のスタイルをよく考えて合わせないといけないかな、という感じはありますね。しめる所はしめる、そしてUGGブーツでちょっと「お洒落にだらけた雰囲気」を作りだしたいもの。シープスキンの肌触りの良さと防水性の高い品質の良さ、なかなかあなどれないブーツです。
もっと機能的に、ということだったら、LLビーンのブーツはどうでしょう?もともとハンティング用の靴や洋服を作る会社だったため、”ビーンブーツ”と呼ばれるブーツの類いはとにかく防水性や保湿性に優れています。山の中で狩りをしたりキャンプをしたりするのにはもってこいのブーツ、2色のトーンといかにも「アウトドア」的なデザインは1912年創業時代からそんなにかわっていないというのもユニークですね。
ちまたは12月のクリスマスシーズン。そういえば、昔子供の頃に楽しみにしていたのがこの時期特有のブーツ。お菓子がたっぷりとつまった、サンタさんの顔がついてたりする、アレです。中にはスナック菓子からキャンディからマシュマロなどなど子供達がワクワクするのは請け合い。クリスマスの朝に、暖炉の上に飾ってある靴下からプレゼントを探すのもこちら西洋のクリスマス独特の伝統です。
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