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何年も前から一度は行きたかったべガスに、とうとう足を運んできました!「不夜城」「Sin
City」なんてニックネームがあるくらいですからね、すごく興味津々「私の中にひそんでいる”罪”な心があるかしら?」なーんて思いをめぐらしながら飛行機に乗ったホクです。今回のホクホクでは、そんな罪深い(?)私のラスベガス旅行記をお伝えします。
べガス国際空港に到着すると、、、スロットマシーンがあるではないですか!飛行場ですよ、ここは。そして朝っぱらから(到着したのは朝8時)みなさんやってるやってる、ギャンブルです。確かに、飛行機の出発時間を待つ方法としてはなかなか良いかもしれませんが、ホクは朝8時からスロットという世界に一瞬びびりました。しか〜し、この一瞬はすぐに消えて行くのです、、、。
空港の中では、ストリップ(といっても、裸のおねーさん達のエンターテイメントではありませんよ、繁華街の道をそう呼びます)で行われているショーやイベントの情報が電光掲示板にキラキラと表示され、荷物を待つ間も苦になりません。そういえばエアポートで働いている人達もなんとなーく目線ギラギラ、お美しい方が多いような、、、気のせいかしら?さてさて大変だったのがホテルまでのタクシー乗り場。まず「暑い!」のです。40度は軽くこえていたような。そして「列が長い!」のです。まるでお盆休み中のディズニーランド、スペースマウンテンにでもならんでいるかのような気分。でも”夢と魔法の王国”ディズニーと違う所は、子供が少ない。「あー、べガスは大人のディズニーランドなのかなぁ」なんて思いましたね。
さーて、寡黙な運転手さんのタクシーに乗り、本日の宿泊先は’あの’「Bellagio」でございます。なぜ’あの’なのかと言いますと、数あるべガスのホテルの中でもそのお金の掛け方やゴージャスな雰囲気が半端じゃない!というホテルなのでした。2000億円以上かけた施設はイタリアの風景、ベルマンやドアマンがとにかく多い!そしてこの暑さの中ちゃーんとタキシード着てるわ、黒塗りのリムジンが行き来するわ、大変厳かな雰囲気でした。目の前の大きな池では噴水ショーが行われるので、人だかりの山、山、山。。。うーん、やっぱり「大人のディズニーランド」だ、と再認識。さてさて、チェックインをすませてお部屋に入るまでに、必ず通るのが「カジノ場」。ピカピカ、ティンティン、ガラガラ、といろんな音の出る機械が並び、ディーラーさんのいる所でポーカーやブラックジャックをする人達がいかにもベ・ガ・ス。「す、すごい、やっぱりこれだわ!Sin
Cityなのよ!」という訳で妙に興奮。たばこも吸って良いらしく、またお酒のボトルなどを持って歩き回っている人も多く、日頃の「健康的」なアメリカ生活とはちょっと違った雰囲気に戸惑う、、、というよりも、新鮮みを感じてしまいました。
とにかく外は暑すぎる、という事でホテルの中でのーんびりする事に。プールもあるし、お店もあるし、レストランも選びたい放題です。ただ、お店の数々はなんとも「高級店」が多くて手も足も出ないお値段の品々が並んでおりましたが「あ〜そうか、ひと山あててそのお金でイブ・サン・ローラン?」という事で、さぁ、始めましたよ、ギャンブリング!スロットマシーンにルーレット、ブラックジャック、ポーカーなどをしてみましたが、、、全くだめでした、はい。お金なくなるのが早すぎて、後悔する間もないくらいです。それに、健全なホクはあまりにもルールを知らないため、まるでディーラーが先生で私が生徒のような状態でギャンブルが進むわけでして。これじゃぁ、勝ち負けというよりも、講習会、でした。でも良い勉強になりましたので、オッケーです。
今回の旅行で楽しみにしていた事の1つが「ブッフェ」。ラスベガスの大きなホテルには必ずと言っていいほど大掛かりなブッフェ形式のレストランが朝から晩までやっている、ときいていたので、ぜひぜひ、胸を弾ませていたのでした。そしてその中でもベラージオのブッフェはとにかくその量と質で最高!という友人の言葉を信じきっていたホクは、真っ先にここに向かいました。そして、こちらもやはりならぶ、ならぶ、、、45分は軽くならびましたね、はい。でもそのかいありました!ディナーではお寿司や蟹もならび、プライムリブやらシーフード料理も豊富、それに加えてデザートの各種のすばらしさと言ったらもう、、、口では表せないので、とにかく食べてました。はい。ブッフェに行く時は、ウェストの緩い服を着ていくといいなぁ、と実感。
ブッフェ以外にもおいしいものはたくさん。小粋なイタリアンにステーキ屋さん、そうそう、ナイトライフには「ハワイ・トロピック・ゾーン」という場所に足を運びました。オネーサン達がビキニでサービス、そしてゴーゴーダンサーのような人達が踊ってまして、それを見物(見せ物です:触ってはいけません)しながらマイタイやビールを飲んでいると「あれ?ここはハワイ?」という気分。夜な夜なホテルに戻ってくると、昼間にもまして人の増えているカジノ場!大盛り上がりのカジノではみなさんチップの山を抱えながら楽しそうにギャンブル中。夜中2時、3時、ぜーんぜん眠りにつく気配もなく、、、さすが「不夜城」です。夜中だし室内なのでサングラスなどいらないはずなのに、しっかりとかけている人達ーポーカーフェイスを保つギャンブラーさんなんですね。
べガスに行ったら絶対観よう!と思っていたショー、「O」は、完売の日もあるくらい人気、あらかじめ予約しておいてよかったと一安心。こちらもベラージイオのホテルで開催されているのでとてもアクセスが良く、タクシーなどに乗る必要もなかったのでラッキーでした(タクシー乗り場でまたならぶので、ディズニーランド状態になります)。こちらのショーはシルク・ド・ソレイユがやっている物の1つ、おもしろいのは舞台に大きなプールが用意されていて、ダンサー達は踊りや曲芸以外にも、シンクロナイズド・スイミングもやってのけるのです。ストーリーは英語がわからなくても理解できるし、とにかくそのレベルの高いエンターテイメントにあごがはずれそうになりました!ちなみに「O」とはフランス語の「eau
(水の意味)」から。独創的な世界に吸い込まれつつ、そうそう、座席の場所次第では少々濡れますので、そんな臨場感もお楽しみに。
というわけで、ホクのラスベガス体験はあくまで健全に、かつゴージャスに終了。シーザーズパレスでクレオパトラと写真も撮れたし、たくさんの美容整形美人(そして美男)たちも見れたし、満足満足。ジャックポットは当たりませんでしたが、自家用ジェット機をお持ちの紳士から名刺をいただけましたので(ドイツから休暇で来ていたようです)そういう意味ではジャックポットだったかな。What
happens in Vegas, stays in Vegas、まさに不夜城からのホクホクレポートでした。
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