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我が家には9月生まれが二人。一人は大人(旦那です)なので特に毎年恒例パーティーはしませんが、去年40歳の大台に乗ったお祝いに『Not-So-Surprise-Party』を開催。というのも本人が「サプライズパーティーはいらないよ」と言うので、ちゃーんと話を聞く良き妻ホクは「じゃぁ、そんなにサプライズじゃないものを」企画。仕事から戻って来た彼、いつものように家でくつろいでいると、なぜか当たり前のようにどんどん友達がやってきて「よぉ!一緒に食べようかぁ」と持ち寄りパーティーに突入、という訳。あやや、あややと言う間に集まった20名ほどのパーティー、みんなでわんさか楽しみました。ケーキの上には「XL」、いえいえ、洋服のサイズではありません、ローマ数字で40なのです。旦那さんかなりびっくり、というかあっけにとられたお誕生日になりました。
もう一人のバースデーボーイは我が息子。今年は10歳という二桁になっちゃうんです、、、感無量。そして彼の誕生日の願いは「Wii
Party!」なのだそう。つまり、ニンテンドーのウィーを買ってもらって、それを使って遊ぶスリープオーバー。「ケーキや食べ物は?」「誰を呼ぶの?」「テーマは何?ポケモン?」と聞けば「そんなのはなんでもいい、スナックがあればいいよ。とにかく遊びたいから」なんだそう。ふーん、簡単でいいけど、なーんかつまらないなぁ。その昔は、毎年お誕生日近くになると「今年はどこで、どんなテーマでパーティーをしようか?友達は何人呼ぼうか?」なんて考えたものです。忍者テーマも、遊戯王テーマもあったっけ、、、みんなでチェスの駒になるってのもあったなぁ。懐かしい。
こちらでは子供の誕生日も多種多様。自宅でケーキとアイスクリームで簡単に、というご家庭もあれば、数々のレンタル施設を使って派手に行う人もいます。ちなみにアメリカでは「16歳の誕生日」は特別らしく、すんごーい大掛かりなパーティーを開催するご家族(リッチな方々は特に)も多いそう。ホテルのボールルームを貸し切ったり、きらびやかなドレスを調達したり、、、女の子ならまさに「夢にみたプリンセス」気分なのです。そして16歳へのプレゼント、最高峰と言えば「車」。免許を取れる歳ですからね、新車をもらえたらもう「マミー,ダディー!I
love you!」状態で息もできないくらい。こんなケオティック・バースデーを覗いてみたいあなた、MTVチャンネルで放映中の「My
Super Sweet Sixteen」という番組をご覧ください。お金の使い道について考えさせられます。
ここまで派手にやらなくても、もっと質素でかつ楽しめるバースデーパーティーアイデアはたっくさんあります。子供の成長を喜ぶ気持ちは誰でも同じ、バースデーボーイ&ガール達の笑顔を見れればいいのです。ホクが実際体験したいくつかのバースデー企画をリストアップしてみましょう。詳しくはそれぞれのウェブサイトなどをご覧くださいね。
●Color
Me Mine
クラフティなお子様向け、お皿やマグカップのデザインをしながら、ぺちゃくちゃおしゃべり。出来上がりを想像しながら、ケーキを食べておめでとう!こちらのパーティーパッケージの売り物は、参加者みんなが陶器にペイントデザインできる事。。必要な道具は全てお店で揃えておいてくれ、担当の優しいお兄さん&お姉さん達が丁寧に色の付け方を教えてくれるし(後片付けもしてくれるし!)親としてはかなりラクちんです。クラフトをする事自体がエンターテイメントになり、また焼き上がったものは数日で「パーティーフェーバー」として御持ち帰り可能、です。ArtとFunが一緒になって、なかなか良い思い出になりますよ。
http://www.colormemine.com/
●Children’s
Museum
もう少しEducationalなイベント希望なら、チルドレンミュージアムなどはグッドチョイス。通常バースデーパッケージには博物館の入場券もついていますので、パーティーで集まる以外にもゆっくりと時間を過ごせるようスケジュールしたいもの。ミュージアム内にある小部屋をかりてケーキを食べたりゲームをしたり。アラカルトでフェイスペインティングやオリジナルグッディバッグを頼む事もできるようです。子供の目線でたっぷりと楽しめるように予定をたてられるのが嬉しい場所。
http://www.chicagochildrensmuseum.org/index.html
●Magicians
家庭を解放してのパーティー、エンターテイメントを考えるのも一苦労。そんな時に電話一本「マジシャンさーん、来てくださーい」で、マギー司郎到着!ではありませんが、プロとして、またアマチュアでも趣味としてやっている人達に自宅に来てもらい、子供達相手に手品や風船人形など、たっぷりと楽しませてもらいましょう。御安くはありませんが、子供達の(そして親達も)「わー!すごい!」と目をまんまるにした様子が見れるのはプライスレスですね。ちなみに大人用のバースデーパーティーやバッチェラーパーティー用に、アダルトなパフォーマーを呼ぶ方もいるようですが、、、ローカルのイエローページには情報満載です。間違ってもPG13なパフォーマーをお子様パーティーに呼ばないように。パーティーの趣向に沿うエンターテイメントをお選びください。
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