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子供が夏休みに入る頃になると思い出す「読書感想文」。学年によって違う課題本を読んで感想文を提出する、アレです。あんまりおもしろい内容の課題本ってなかったような・・・。ところで、英語は喋れても英語で書かれた本を読むのはちょっと難かしくって嫌だわん、という方も多いはず。今回のホクホクではおもしろくてスラスラと読めてしまう英語読み物をいくつか紹介しましょう。
ホクのイチオシは、コレ「Dave Barry」のシリーズです。どれもこれもコメディです。かなり笑えます。コラムニスト界でのアカデミー賞とも言えるピュリッツァー賞を受賞したバリー氏の作品は、どれも肩に力をいれずに読めるユーモアが満載。シリーズの中でも特にお勧めは「Dave
Barry Does Japan」。怪しい着物とかつらを付けたバリー氏の表紙、内容はというと、ティーンエイジャーの息子と共に日本滞在をした時の記録がおもしろおかしく書いてあります。
『カブキを1時間見るというのは、他のもっと楽しめるアクティビティ(例えば目の手術など)を17時間行うのと同じである』
『ガイジンとは、外国からの訪問者を意味する。日本の子供達にとって、ガイジンはクロコダイルよりも恐い存在である』
本当だか嘘だかは別として、とにかく笑える「日米文化比較本」です。
他にも
「Dave Barry In Cyber Space」
「Dave Barry Is Not Making This Up」
「Dave Barry Is From Mars and Venus」
「Dave Barry's Babied And Other Hazards Of Sex」
「Dave Barry's Only Travel Guide You'll Ever
Need」
などなど。
もうちょっと真面目なのを読みたいな、という方へのお勧めはリーダーズ・ダイジェスト(Reader's
Digest) 。アメリカで発行されている月刊誌の中でも老舗中の老舗。内容の深さ、読みやすさと共に、持ち歩きやすいサイズなどもグッドだし、どのお店でも売っているし値段も安い、という手軽さが人気の秘密かも。
時事問題から、ジョークページ、インタビューページ、お料理のレシピに人生相談など幅広い内容。ほとんどの項目が短めに、簡潔におさめてあり、時間のある時に、好きな部分だけ読んでいける、非常にフレキシブルな編集状態。夏の日差しの中、アイスティーでも作ってバルコニーでのんびり読書、には持ってこいの雑誌です。他にもホクが気にいっている本といえば、
「Like Water For Chocolate」メキシコでベストセラーになった小説。たっぷりと描写された料理の数々と愛情の数々が、とろけるチョコレートのようです。
「Da Vinci Code」歴史やアートが好きな方にはたまらない内容。殺人ミステリーだけではない、奥の深い内容で飽きる事なくスラスラと読めてしまいます
「Max Danger - The Adventures of an Expat
In Tokyo」アメリカ人から見た不思議な国ニッポンの描写がおもしろい。ビジネスなどで日本に行く機会のあるアメリカ人にプレゼントしてもいいかな。
「The Te of Piglet」プーさんに登場するピグレットと、中国の道教が不思議にマッチしています。読んだ後、心が優しくなれる作品
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