Knock
Knock Joke (ノックノックジョーク)をご存知でしょうか?アメリカ在住の子供から大人まで、なぜかこの「ノックノック(ドアを叩く音)!誰ですか?」というお決まり文句から始まるジョークの類いをこよなく愛しているようなんです。これ、よーく聞いてみると、はっきり言って”あんまり面白くない事が多い”んですが、なぜかすごい浸透率でどんなジェネレーションでも、どんなシチュエーションでも、そしてどんなクオリティレベルであっても、とにかく皆に受け入れられている米国文化のようです。そう、まるで”アップルパイ”や”白頭鷲”のごとく、いかにも「アメリカと言えば、コレ!」というカテゴリーにも入ってしまうような、そんな存在感まであるこのノックノック・ジョーク。
お子様をお持ちの方、学校から戻って来てから「おかあさん!おとうさん!聞いて聞いて!」と、お友達から習って来た新しいノックノックジョークを無理矢理的に聞かされたりしませんか?そして、子供の成長を讃える親としては「Who's
there…?」とかけ声をかけなければ行けないこの辛さ。これが面白いジョークならいいんですが、、、ま、子供への愛情があるからできる技です。あるいは、会社主宰のカンパニーパーティーの類いで、ちょっと酔っぱらった上司にこの手のジョークをビール片手に言われたりすると、、、笑わないわけにはいけないかな?というのが社会人のサガです。
さて、このノックノック・ジョーク。日本でもよくある駄洒落やなぞなぞ、という感じなんですが、形態が決まっていまして、参加者(犠牲者)は必ず2人。一人が家の外から玄関のドアを”Knock!
Knock!’と叩きまして、家の中にいる方が”Whose There?"と答えます。それでは、訪問者のAさんとご在宅のBさんでやっていただきまししょう;
Aさん : "Knock! Knock!"
Bさん : "Who's there?"
Aさん : "Barbie."
Bさん : "Barbie, who?"
Aさん : "Bar-B-Q (Barbecue)!"
Aさん&Bさんは、「バービー&フー」が「バーベキュー」と聞こえる(らしい)という事でおもしろおかしく、大笑い。
いかがです?これって、なかなか忍耐力のいるジョークなんです。しかしながら、根強い人気のこの駄洒落、アメリカ社会がいかに「ユーモア」という文化を大切にしているか、そして子供の頃からこのような駄洒落やなぞかけをしながら、このユーモアセンスを育んでいっている、という証でもありますね。決して面白いだけではなく、この’言葉遊び’的な部分から子供達が言語スキルを学んでいる、いつどんな場合でも、とんちを聞かせて柔軟な脳みそ改革ができるようにしている、という意味も見えてきます。という訳で、今回のヨンダではいくつか「老舗的な」ノックノックジョークをご紹介。日本語での注釈は極力少なめにしてみますので、みなさまのユーモアのセンスと英語力をふんだんに使って理解してみてくださいね。あなたの「ノックノック・ジョーク」に対する免疫力を高めておけば、どんなレベルの駄洒落にも耐えていけますので。
Knock
Knock
Who's there?
Abe!
Abe who?
Abe C D E F G H...!
*Abe = A, B, … |
Knock
Knock
Who's there?
Ada!
Ada who?
Ada burger for lunch!
* Ada (エダと発音) = ate… |
Knock
Knock
Who's there?
Agatha!
Agatha who?
Agatha headache. Do you have an aspirin?
* Agatha = "I got a" と聞こえる、、、? |
Knock
Knock
Who's there?
Alaska!
Alaska who?
Alaska my friend the question then!
* Alaska = "I'll ask" と聞こえるらしい。 |
Knock
Knock!
Who's there?
Cash!
Cash who?
No thanks, but I'd like some peanuts!
* Cash who = Cashew (カシューナッツ)とかけている。 |
Knock
Knock
Who's there?
Annie!
Annie who?
Annie one you like!
* Annie = "any" と聞こえるらしい。 |
|