● アメリカの免許証を取ろう
●車に貼るシティー・ステッカーをゲットしよう
●クルマを買いたい
●クルマを売りたい
●車両保険について
●警察に捕まった時
●事故に巻き込まれてしまった時
●DUI(飲酒運転)で捕まった時
●アメリカの免許証を取ろう
<最新情報>2002年12月
保険事務所LEADWAYS の亀田氏から寄せられた情報!これで奥様もやっと運転免許証が取得可能!
駐在員の奥様は免許証が取れないなんて本当に不便ですよね。でもやっと方法が見つかったようです。手順は次の通りです。
1) まずこの方法は日系企業にお勤めの方でLがEビザをお持ちの方の配偶者に限ります。
2) 配偶者の方は2002年から導入された就労が可能になるPERMITを申請します。申請の方法等は弁護士に相談するか亀田さん(630-582-1648)にご連絡ください。このPERMITが取得出来るのに現在は2ヶ月ほど掛かるそうです。
3)この就労PERMITが取得出来ればそれをもってソーシャル・セキュリティーオフィスに出向き、SS番号が申請できるそうです。
亀田さん、情報をありがとうございました。
<以下、ソーシャルセキュリティー番号を取得出来る就労ビザ保持者を対象にした情報>
最初は日本から持ってきた国際免許証でも大丈夫。でもバーに行くたびにパスポートを持っていくのも不便だし、国際免許証にも有効期限があります。早めにイリノイの免許証を取得した方が良いでしょう。免許証を取る為に必要なものはソーシャル・セキュリティー番号、住所の証明、3種類の身分証明書です。ソーシャルセキュリティー番号の取得方法は ここに詳しく説明 してありますので参考にしてください。日本で免許証を持っている人にとって実地試験はそれほど難しくないと思いますが、ペーパーテストに関してはドライバーズ・ライセンス・センターに置いてあるガイドを使って勉強する必要があります。アングラでテストの回答が出回ったりしていますが、実際に事故に遭った時や、交通違反で捕まった時の処理の方法を知る上でも勉強をする事はドライバーの義務です。こればっかりは裏技なしです!
●クルマを買いたい
日本語の通用するディーラー
<新車を買いたい場合>
Chicago Auto Show
まだ欲しい車が決まっていない場合や、色んなメーカーのクルマを一度に比べたい、そして今すぐじゃなくて、近い将来新車の購入を考えている場合などは年に一度シカゴのMcCormick
Placeで行われるオートショーに行かれるのをお勧めします。2001年に100周年を迎えた「 Chicago Auto Show 」は毎年2月の上旬に行われます。近年はフロアスペースが縮小してしまいましたが、それでも世界中のオート・メーカーが集まるというだけあり、はるばるセントルイスや、メンフィスなどの遠方からもファンが集まる程の大規模なものです。週末は非常に混みますので、真剣に購入を考えている人は平日に行く人もいるようです。チケットは有料。当日に現地ブースでも、オンラインでも購入できます。
●インターネットを使ってディーラーとネゴ
既に欲しい車が決まっているのだが、カーディーラーとのネゴが面倒!という人にお勧めなのがメールを使った交渉です。新車の購入時には基本的にはどこのディーラーで購入しても中身は同じ。それなら一番安くしてくれた所で買いたいものです。そんな時はご希望のオートメーカー・ディーラーのセールスマンのメールアドレスを調べて、メールで交渉しましょう。相手の顔が見えないので、相手の『押し』にひるむ事なく、こちらの要望をきっちり伝え、その内容に沿ったクルマのベスト・オファーをしてもらえます。この時、何件かから見積もりをもらうのですが、最終的に比べる前に全てのオファーが同条件である事を確認しましょう。特にオーディオなどのオプションは要チェックです。幾つかのオファーが揃ったら、一番自分の家に近いディーラーに「どこそこのディーラーは幾らにしてくれると言ってる。貴方の所の方が近いので幾らにしてくれるのなら、貴方の所で購入したい。」と言って最終ネゴをしましょう。この辺は正直に行った方がスムースに事は進むと思います。ディーラーを決める時にはカウンティーによって税率が違うので気を付けましょう。同じ金額なら、COOK
COUNTYで購入するよりもLAKE COUNTYの方が税率は安いですよ。
■ディーラーのメールアドレスを調べる方法
ディーラーに直接電話を掛けてセールスマンの人のメールアドレスを聞くのが一番簡単でしょう。また、大手のディーラーは必ずホームページを持っていますので、そこに記載されたいるメールアドレスを使うのも良いでしょう。シカゴのオート・ディーラーのリストはメジャー新聞の「AUTO」セクションなどに必ず載っています。
■ ディーラーに送るメールの雛型
<中古車を買いたい場合>
現在その他の情報を整理中です。
●クルマを売りたい
現在情報を整理中です。
住むトコ.COMのフリーマーケットを是非ご利用ください。
● 車両保険について
イリノイ州ではクルマを運転するにおいて最低でも「LIABILITY
INSURANCE」を掛ける必要があります。簡単に言うとLIABILITY
INSURANCEは貴方が事故を起こした場合、相手のクルマと相手クルマに同乗していた人達の怪我はカバーしてくれますが、貴方自身の怪我とクルマの破損についてはカバーしてくれません。DEDUCTIBLEというのが設定してある場合が殆どで、DEDUCTIBLEが500ドルなら、最初の500ドルまでは貴方の責任となります。また、多くのLIABILITY
INSURANCEは貴方が被害者となった場合に、相手が保険を持っていない場合(不法運転)は貴方の怪我とクルマの破損をカバーしてくれます。スピード違反など警察に止められた時などは必ずと言って良いほどこの保険の提示を求められますので、保険の書類は車内に入れておく必要があります。保険証不所持の罰金は結構高額ですが、実際は持っているのに、たまたまその場に持ち合わせていなかった場合などは後日警察署へ出頭する事で許される場合が殆どです。
LIABILITY INSURANCEにプラスして、自分のクルマや、怪我もカバーしてくれるのが、FULL COVERAGEと呼ばれる保険です。こちらにもDEDUCTIBLEがあり、LIABILITY
INSURANCE同様、特定金額までは貴方の責任となります。
日本でも同じですが、乗っているクルマの車種、貴方の性別、年齢、運転記録などによって保険金額が変わってきます。購入の際には数社から見積もりを取り、何がカバーされているのか確かめてから購入しましょう。また、FULL
COVERAGEの場合は値段だけに引かれて聞いた事の無い保険会社と契約すると、酷い目にあう事もありますので注意が必要です。(例えば修理の際にトンでもない中古パーツを無理やり使ったりする。)
クルマの保険は「RENTER'S
INSURANCE(賃貸者保険)」や、「HOME
OWNER'S INSURANCE(持ち家保険)」などと同じ会社を使うとディスカウントしてくれる所が多いです。
■ 保険についてはこちらに特集を組みましたのでご参照ください。
保険業務に経験の長いエージェントの方々のアドバイスを一同に集めてあります。
●警察に捕まった時
自分の車の後ろでパトカーのライトが点滅したら速やかに安全な場所に車を停止させましょう。迅速に行わないと警察官の心証を悪くする事があります。停車したら出来るだけジッとしていましょう。不用意にグラブ・コンパートメントから保険証を取ったりすると武器を出していると思われる事もあります。警察官は車の横に立つと免許証と保険証の提示を求めますので、その段階でそれらを提示します。警察官に対しては『OFFICER』と呼び、真摯な態度を取る事をお薦めします。大した違反では無い場合はWarning(警告)のみでリリースしてくれる事もありますし、後に裁判所に出廷する事になった時も違反者の態度で罪状に変化が現れる事もあります。
残念ながら警察官にチケットを切られた場合は自分のオプションを警察官に確認しましょう。交通違反には大きく分けて次の2種類があります。
1
You must
mail or no court appearance is required
罰金を支払う事(チェックの郵送可)で裁判所出廷が不必要な場合
2
You must
appear or court appearance is required
裁判所出廷が必要な場合
1)の場合は次の3オプションがあります。
A
plead
guilty, pay the fine and receive a
conviction
罪状を認め、提示された罰金額を支払う(記録が残る)
B
plead
guilty, pay the fine, attend Traffic
Safety School and avoid receiving a
conviction
罪状を認め、提示された罰金額プラスDriver's
School料を支払い、Driver's Schoolに行く(記録が抹消される)
C
plead not
guilty and request a court date
罪状を認めず、裁判所で争う(後日出廷日が連絡される)
Aを選んだ場合は保険の金額が上がったりしますので、時間が許す限りBをお薦めします。また、後にもっと大きな違反や事故を起こした時に記録が残っていない方が軽い罪で済む場合があります。Cを選んだ場合は弁護士に相談した方が懸命でしょう。
2)の場合は裁判所に出廷するしかありません。この場合は直ぐに弁護士に相談しましょう。
また、チケットを切られると通常は免許証を没収されてしまいます。これは免許証がBOND(保釈金)の役割をするからですが、出張を控えて、レンタカーなどの使用に際し免許証が必要な場合などは非常に面倒な事になります。その場合は警察官にその事を伝えましょう。市によってはその場でクレジットカードでBONDを支払ったり、翌日に警察署に出頭し、BONDを支払う事で免許証を返却してくれる場合があります。
とにかく、警察官への態度には気を付けましょう。出廷する事になった場合など、弁護士はDA(検察官)と貴方の罪状を軽くしてくれるようにネゴします。その際に必ずと言っていいほど検察官は担当の警察官に当時のドライバーの態度を聞きます。この時の心証が悪いと話がうまく進みません。また、英語が喋れないふりをするのも注意が必要です。確かに軽い違反の時などは効果がある事もあるようですが、警察官の中には『英語も喋れないのに何をやってる!』と逆効果になる事も。あとで実は英語が話せる事がバレたら。。。
イリノイの交通違反チケットに関してのもっと詳しい情報は『 Circuit Court of
Cook County 』のページをご覧下さい。
<特集・シカゴ・交通事故やトラフィック・チケットの対処法>
実際起こった事故を再現し、対処法を紹介しています
●事故に巻き込まれてしまった時
軽い事故の場合でも貴方が被害者の場合は警察を呼び、POLICE
REPORTを作ってもらいましょう。そして、相手とお互いの保険会社の情報を交換しあい、自分の保険会社にまず事故のあった事を報告します。警察の作成したPOLICE
REPORTに納得がいかない事がある時はその場で伝えましょう。保険会社はPOLICE
REPORTの内容を概ね基準にしますので、注意しましょう。ここから先は貴方の入っている保険の種類や、保険会社によって変わってきます。イイカゲンな保険屋さんに入っていると全く手伝ってくれない事もあります。とにかく事故に関しては被疑者でも被害者でも面倒な手続きが多いです。くれぐれも運転には気をつけてください。
<特集・シカゴ・交通事故やトラフィック・チケットの対処法>
実際起こった事故を再現し、対処法を紹介しています
●DUI(飲酒運転)で捕まった時
クルマ社会のアメリカでは運転免許証を取り上げられると死活問題です。一般人にとってその可能性が一番高いのがDUI(飲酒運転)で捕まった時。捕まった時は何をすれば良いのでしょうか?下記の別枠で特集を組んでいますのでご覧下さい。
<特集・シカゴ・交通事故やトラフィック・チケットの対処法>
実際起こった事故を再現し、対処法を紹介しています