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シカゴのエンターテイメント雑誌としてお馴染みのぷれ〜り〜誌を発行しいるMGAのご好意で住むトコ.COMにぷれ〜り〜誌のバックナンバーを掲載させて頂いております。
2012年8月
中西部最大のリゾート地を遊び倒せ!!
ウィスコンシンデルズ特集
 

シカゴからだと3時間半程のドライブで行ける中西部最大のリゾート地ウイスコンシンデルズ。読者の方の中にはもう既に何度か行かれている方もおられると思いますが、今回は、まだ一度も行ったことの無い方は勿論、リピーターの方にも耳よりなお得情報を先輩とタマちゃんがお届けします。

ウイスコンシンデルズとは
シカゴから車で約3時間半ほど北上したところにある街。昔から中西部の人たちのリゾート地として知られる。近郊のウイスコンシン川は、美しい地層に彩られた神秘的とも言える岩々が多く、その壮大な自然を堪能できるボートツアーなどが盛ん。また、キャッチフレーズである『世界最大のウォーターパーク・リゾート』が示すとおり、街中にウォーターパークがたくさんあり、最近ではスリル感満点のスリルライド系のインドア版が増えていて冬の間も楽しめる。その他にもゴーカートやミニゴルフなど、特に家族向けのアトラクションが多く、近くにカジノがある事からも『子供も行けるラスベガス』と呼ばれることも。しかし、近郊にはワイナリーやゴルフ場の数も多く、最近は大人用のリゾートとしても見直されている。『ファミリーで楽しめるリゾート地』の全米ランキングでは常に上位に入る。

(注意)今回の記事は秋から冬にかけてのウイスコンシンデルズの楽しみ方についても紹介していますが、デルズはやはり夏が繁忙期ですので、アトラクションの中には、レイバー・デイ後に終了してしまう事があります。必ず事前にスケジュールの確認をお願いします。


リゾートホテルに泊まるべきか?

デルズマイスター『先輩』がお届けする、家族構成別おすすめプラン
アトラクションについて
お食事はどこで?
デルズからのお土産って何がいいですか?
デルズリスト

たまちゃん(以下たま):先ぱ〜い、今回は編集長がウイスコンシンデルズ(以下デルズ)の事を紹介しろって言ってますよ。
先輩:ほ〜、デルズか〜。.04年に一度記事にしたけど、確かにあれから随分様変わりしてるからな〜。実は、ここのところ毎年行ってるんで色々情報はあるんだよね。
たま:そうらしいですね。色んな人にバケーション・プランをアドバイスしているとか。編集長もそれに期待してるみたいでしたよ。私も一度行ったことがあるんですが、デルズって思ったより広くて、アトラクションも色々あるから、どこから攻めるか迷っちゃうんですよね。おまけに、それぞれのアトラクションもそれなりのお値段がするし、失敗すると怖いからトライできてない所が結構あります。
先輩:OK!じゃあ、今回は初めての人にも、リピーターの人にも耳寄りな情報を一挙公開することにしよう。

リゾートホテルに泊まるべきか?

たま:デルズに行くのに一番迷うのがリゾートホテルに泊まるかどうかですよね。リゾートホテルの良さは分かるんですが、やっぱりシーズン中は高い!
先輩:たまちゃんは最初行った時はどうしたの?
たま:私は一緒に行った友人の勧めでWilderness(デルズ最大のリゾートホテル)に泊まりました。とにかく巨大なウォーターパークが室内と屋外に4つづつもあって、もうとんでもない広さでした。全部遊びきるのは2〜3日では無理って感じでしたね。
先輩:でも、せっかく遠くまで来たんだから他のアトラクションもやらなきゃ損だと思って、ボートツアーに行ったり、ショー観たりしなかった?
たま:そうなんですよ。で、意外とリゾートホテル自体ではそれほど時間を過ごせなくって。気が付いたらなんだかんだどお金がかかってるんですよね。
先輩:分かる、分かる。では、デルズの極意その1。

初心者はやっぱりリゾートホテル!まずはリゾートホテルを遊び倒せ!

先輩:勿論、お金に困ってない人はどんな遊び方をしてもいいんだけどね(笑)。初心者の場合、せっかくバケーションで来てるんだから、やっぱりリゾートホテルのリッチでゆったりした雰囲気を堪能することから入った方がいいと思うんだ。リゾートホテルには、とても一回のトリップじゃ遊びきれないような大規模なウォーターパークがある上に、魅力的なアトラクションが色々あって、それらの多くがホテル代に含まれているか、宿泊客には特別価格で提供されてる。つまり一度到着さえすれば移動をする必要がないというのが一番のうりなんだ。お父さんだって、3時間半も運転してきてるんだから、ビール片手にプールサイドでリラックスしたいよね? 殆どの部屋がスイートなので家族での一体感も味わえるし、部屋も色々と工夫がされてて楽しい。例えば、アフリカ風になっているKalahariや、子供達が楽しめるようなロッジ風の二階建てベッドがあるGreat Wolfみたいにね。宿泊客用にゴルフ場が併設されているホテルもあるし、お母さんの為にはスパやショップもある。そういう意味でも初めてデルズを訪れる時はやっぱりリゾートホテルを満喫するのがいいと思うんだよね。
たま:でも、夏場のリゾートホテルはやっぱり高いですよ。一泊200ドル以上とかするし、週末だと最低二泊って所もザラですしね。
先輩:そう!そこで極意その2。

安く上げるなら夏場は避けろ!もしくは室内プール券を購入せよ!

先輩:まあ、繁忙期をずらすっていうのは行楽地では基本中の基本だけど、特に『水』のイメージの高いデルズはレイバーデイを過ぎると客足がガックリ落ちる。おかげで、秋から冬にかけてはどこのリゾートホテルも大幅に部屋代が安くなるんだ。しかも、お客が少ないので、人気のスリルライドも待ち時間が殆どないからガンガン楽しめる。勿論、全体的な観光客数が減るので、街自体でみるとレイバーデイ以降は閉めてしまうサービスやお店も多いけど、最初からリゾートでずっと過ごすつもりなら全然関係ないよね。
たま:なるほど。もう最初から割り切っちゃうわけですね。確か、あの辺はスキー場もあるから、冬はスキーを滑ってからホテルに帰ってきてウォーターパークっていう遊び方も出来ますね。
先輩:ははは。確かに毎年冬にそのコースをやってる人が何人もいるよ。リゾートホテルの中にはキッチンの付いてるロッジタイプもあるし、そこで鍋やったりするのも楽しいよ!どこのリゾートホテルでも冬はそれなりに安くなるんだけど、中でも特に安くなるのがChula Vista。あそこのウォーターパークは前出の三つのようなスペシャル感は少ないけど、もともとからして絶叫系のスリルライドに乗る事の出来ないような小さめのお子さんがいる家庭にとっては、あそこのちょっとのんびりしたウォーターパークの方が安心して楽しめるはず。
たま:確かに私のお友達がWildernessに5歳の子供と一緒に行ったんですが、走り回ってる大きな子達も多いし、深いプールが多いので危ないから子供用のプールだけで2日間遊んでたってボヤいてました。それじゃあその次の『もしくは室内プール券を購入せよ!』っていうのはどういう意味ですか?
先輩:これは、どうしても夏場にデルズに行きたい人や、リピーターの人への裏技。デルズにはリゾートホテル以外にもDays InnHoliday Innといった比較的安価なモーテルがあるので、そこに泊まりながらKalahariや、Mt. Olympusなどのウォーターパーク使用券を購入するわけ。リゾートホテルに泊まるとウォーターパークのお値段が含まれているから安くあがると思いがちなんだけど、後述のCulver'sカードのような裏技を使えば大人一枚で11歳以下の子供一人が無料になる。それをうまく使えばウォーターパーク代はそこまでしないんだ。二泊する時なんかは、ウォーターパークで遊ぶ日と、ボートツアーなどで遊ぶ日を分けておけば無駄がないよね。
たま:そうそう、確かにウォーターパーク代が含まれているのでお買い得のような気はするんですが、その分、他のアトラクションで一日使っちゃうと無駄をした気になるんですよね。
先輩:だよね。あと、デルズにはNoah's Arkっていう全米ナンバー1の屋外ウォーターパークがあるんだけど、リゾートホテルに泊まってる人はわざわざ料金払ってまで行かないよね。でもウォーターパークに特化しているだけあってNoah's Arkは全米でも最新の絶叫ライドを毎年増設してるんだ。最近だと4人が超高速で競争しながら滑り降りるQuadzillaなど、ここでしか体験できないようなワクワクする楽しいライドがいっぱいあるのに、そういうのを試せないってのも残念だろ?ちなみに、リゾートの中には宿泊客以外にはウォーターパークを開放していないところもあるので、宿泊しなくてもパスを購入できるリゾートホテルを三つ紹介しておくね。

1. Kalahari Resort Waterparks
2. Lost Rios Waterparks at Chula Vista Resort
3. Mt. Olympus Water & Theme Parks

たま:でも逆に言うと冬の間は安いディールを見つけて、リゾートホテルに泊まった方が良さそうですね。
先輩:そうだね。リゾートから一歩もでないぐらいの気持ちでね(笑)。
たま:ところで、さっきCulver'sカードって仰ってましたけど、何ですかそれ?
先輩:デルズでは色んなクーポン券が出てるんだけど、Culver'sカードってのもその一つ。こういう裏技がデルズではバカにできないんだ。では極意その3

安くあげたいなら、クーポンや、割引サービスを利用せよ!

とにかく、デルズへの旅行を決めたら、まずは観光振興会のホームページ(www.wisdells.com/)からVacation Planning Kitを取り寄せよう。旅慣れた人の中には「そんなの、州境のレストエリアでピックすればいいじゃん!」という人もいるけど、実はこのキットに同封されてくるCulver'sカードが凄いんだ。春先にデルズ周辺のCulver'sでも出回り始めるんだけど、あまりの人気に直ぐ無くなってしまうお店が続出するほど。でも、このキットには、期間中なら必ずCulver'sカードが同封されて送られて来るようになってる。では、その他にも色んな割引サービスがあるので詳しく紹介しておくね。

Culver's Deals in the Dellsカード
ホテルやキャンプ場の割引もあるが、何よりもポイントが高いのは大人のチケット一枚につき11歳以下の子供が一人分無料になること(4名まで使用可)。アトラクションだけでなく、KalahariやChula Vistaといったリゾートホテルの室内プールも対象になっているのが嬉しい!(ただし季節限定、通常は4月末から9月初頭まで)
     
Splash PassとWisconsin Dells Coupon Book
この二つは、どちらもお金を払って購入するもので、ネット(dells.com)で購入すると一週間ほどで送られてくる。Coupon Bookの方は毎年シーズンが始まった頃には早々に売り切れるほどリピーターの間では定番アイテム。カードの方はCulver'sカードに似ていて、殆どがBuy one Get one Freeのオファー。ただし、年齢制限がないので、11歳以上のお子さんがいる場合はこちらがお勧めかも。
     
Passport
色んな場所にある三角のとがったチケットブースで購入可能なスペシャル割引。一度に複数のアトラクションのチケットをまとめて購入すると最大35%オフが得られる。詳細はホームページ(www.passporttosavings.com)でも確認可。現地調達してもいいし、事前にネットで購入しておくこともできる。(その場合はブースでピックアップ)
     
Summer Savings
デルズの観光振興会が夏場のみ出しているクーポンブック。観光振興会のオフィスでのみ入手可。なぜかキットには同封されない。特にレストランやショップでのクーポン券が多いのがポイント。


たま:なるほど、つまり、利用するアトラクションによって色んな割引方法があるってことなんですね。
先輩:そのとおり。家族構成によってもそれぞれニーズが違うからね。それではここからは僕が今までにしたアドバイス・プランを紹介しよう。

デルズマイスター『先輩』がお届けする、家族構成別おすすめプラン

鈴木さん一家の場合:お父さん、お母さんと6歳の娘さんと4歳の息子さん
先輩:今回デルズが二回目だという鈴木さん一家の場合、既に定番の水陸両用ボートで遊覧するDuck Tourや、ウォータースキーのショー、Tommy Bartlett Showなどは体験済み。色々と話を聞くと上のお姉ちゃんがとっても動物が好きだということなので、年齢も考慮してDeer Parkをお勧め。ここは、世界中の色んな種類の鹿が放し飼いになっていてそれぞれに餌をあげることができる場所。可愛い赤ちゃんのバンビがいることも多いので、動物好きの子供さんならきっとハマるはずだと思ったら大当たりだったみたい。施設自体はかなり広いので、意外とあっという間に時間が経つはず。ただし、大人にはちょっと物足りないかも知れないのでお子さんがどんなタイプなのかの見極めが肝心かな。そして、少しクルマでドライブしなくてはいけないけど、サーカスを毎日やっているCircus Worldも勧めました。サーカス(約一時間)は毎日午前と午後に2回のショーをやっていて、特に事前に予約を入れる必要はない。サーカス以外にもイリュージョンショーや、本物の象やポニーに乗れるアニマルライドなんかもあって、特にサーカスが初体験のお子さんには気に入ってもらえるはず。実は、僕も初めて取材に行った時は観光地にありがちな『子供だまし』的なものを想像していたんだけど、そのクオリティーの高さには驚かされたね。大道芸人達のパフォーマンスなんかも息を飲むようだったよ。何より観客と演者の距離がとても近いので臨場感があるのがいい。ちなみに、後日お母さんからお電話を頂いたんだけど、娘さんは、帰宅時にデルズで何が一番楽しかったかと聞いたらサーカスの軽業師の超絶パフォーマンスをあげてたそうだよ。ここは、一度行ってしまえば何かと半日くらい遊べるので、コストパフォーマンスが良いのもいいよね。どちらも初めてデルズに行く人よりはリピーターにお勧めしたいアトラクションかな。

田中さん一家の場合:大人4名と子供3人(14歳の姪っ子さん、13歳の娘さんと12歳の息子さん)
先輩:今回初めてデルズに行くという田中さん一家は、二泊三日の旅行を希望。日本から中学生の姪っ子さんを連れて奥さんの妹夫婦が遊びに来るということだったので、Kalahariリゾートをお勧め。中学生なら、ある程度は子供達だけで色々と動き回りたいはずかなと判断したんだ。リゾートホテルなら時間を決めて自由行動ができるし、特にKalahariのウォーターパークはサーフィンを楽しめたり、スクリーミング・ハイエナという60フィートからほぼフリーフォールで落ちてくる絶叫モノのスリルライドなども多くて、中学生のお子さんにもピッタリ。おまけに、大きな観覧車までがある大規模なインドア・エンターテイメントセンター(別料金)もあるので、プールに飽きたらそちらでもゲームやゴーカートが楽しめる。あと、今回は大人が4名というのもKalahariをお勧めした理由。インドアエンターテイメントセンターの二階には、大人用のバーエリアがあって、そこではゴルフのシュミレーターや、バスケットボールゲームにボーリング場など、大人用の対戦ゲームが色々設置されてるんだ。ここでお父さんと義理の弟さんに仲良くなってもらおうというのが狙い。というのも、奥さんから姉妹で是非スパを堪能したいとこっそり言われてたんだ(笑)。Kalahariのスパはアフリカをテーマにしていてとってもエレガントなので気に入ってもらえたみたい。帰ってきてから連絡をもらった時には、奥さん達はリゾートホテル内のいたるところに展示されているアフリカンアートの美しさに感激したと言ってたね。

吉田さん一家の場合:お父さん、お母さん、8歳の娘さんと6歳の息子さん
先輩:吉田さんも今回二度目のデルズ。一回目はWildernessに泊まったそうで、二回目はどこか別のリゾートホテルに泊まりたいというリクエスト。そこで、小さなお子さん向けのアクティビティーや、アトラクションが沢山あるGreat Wolfをお勧め。実はお子さんが二人とも大のゲーム好きで、いつもDSで遊んでばかりいるとお母さんがこぼしていたのも考慮したんだ。Great Wolfには、MagiQuestというファンタジー系のゲームアトラクションがあって、そこで同じ年くらいの子達と一緒になって妖精を助けたり、ドラゴンを仲間に入れたりしながら、魔導師や悪い魔法使いを退治したりというゲームが楽しめる。それにアーケードゲームのゲームセンターが充実してるのもポイント。Wildernessは、子供達がもう少し大きくなったら勝手に楽しめるアトラクションが多いんだけど、この位の年だとずっと見張っているのには施設が大きすぎたのかもしれないね。その点、Great Wolfのウォーターパークは広々としている上に宿泊客以外は入れないし、小さな子供を監視するのはとても楽。Great Wolfの全ての部屋はスイートルームで、中にはキッドキャビンという子供用のログハウスみたいになったベッドルームもあるから、子供達は大喜びだったって奥さんからお礼のお電話をもらったよ。あと、実はGreat Wolfのすぐ隣はTangerというアウトレットモールなので、奥様方にはそれも大切なポイントだよね。あ、そうそう、Great WolfにはScoopsという女の子用のKids Spaがあって。ここではネイルサロンや、フットスパなど、お嬢さんがティアラを付けてお姫様のようなサービスを受けることができるんだ。でも、これにはお父さんから「娘が帰ってきてからもネイルをするようになった」ってクレイムが入ったけどね(笑)。でも、もしも吉田さんのお子さんがもう少し小さくて、上のお子さんが6歳未満だったら、また違ったプランを勧めていたかな。Great Wolfは確かに子供さんには喜んでもらえる施設が多いので、子供達の思い出づくりにと選ばれる方も多いんだけど、さすがに6歳以下のお子さんが遊べるエリアは、随分限られてしまう。そんな場合、前出のように宿泊自体はHoliday Innなどで出来るだけ安めに抑えて、その分を小さな子供さんでも楽しめるDuckや、Deer Parkなどのアトラクションにふりわけた方が実は色んな記念撮影の機会が増えるという利点があるんだ。それにHoliday Innにも小さなお子さんにはちょうど良い小型のウォーターパークがあってね。大規模なウォータースライドはないけど、その分、安心して子供達を遊ばせることができるんだ。

アトラクションについて

たま:では、リゾートホテル外でのアトラクションではどこがお勧めですか?
先輩:やっぱりWisconsin Ducksについては、絶対一度は乗るべきだと思うよ。水陸両用のボートでウイスコンシンリバーとその周辺の雄大な自然を遊覧できるし、陸から水にザッパ〜ンと入るところなんかは子供じゃなくても興奮するしね。あと、運転手さんをやっているアルバイト学生さん達がツアー中ずっと軽妙なギャグで笑わせてくれるのも楽しいので、時間があっという間に過ぎちゃうはず。あ、そうそう。良く似たサービスでArmy Ducksってのがあって、そちらの方が佇まいが派手でそそられるんだけど、僕のお勧めはオリジナルのダック。ツアーするエリアがそれぞれ会社によって決まってるんだけど、全体的に景色が良くて、より水上のルートが多いのはオリジナルの方。Army Ducksは公道を走っている時間が長いように思うんだよね。
たま:なるほど。ではその他には?
先輩:実は僕の一番のお勧めはRick Wilcoxのマジックショー。実際デルズの色んなレビューでもよくナンバー1になってるみたい。仕掛けも大掛かりなものが多いし、コメディーあり、感動ありの90分は息もつかせぬ本格イリュージョンの連続。少なくとも僕の周りではみんな満足したという人ばかりだよ。もちろん、ラスベガスのイリュージョンショーと比べるのは酷ってものだけど、何よりマジシャンが目の前でパフォーマンスしてくれるという近さが最高。ただ、レイバーデイ以降は土曜日だけのショーが10月まで続いて、その後はスペシャルのみでのショーになるから、ウェブサイトなどでチェックが必要だね。
たま:ではもっと穴場っぽいお勧めのアトラクションは?
先輩:穴場といえばやっぱりLost Canyonかな〜。馬車に乗って息をのむような美しい渓谷の中をゆっくりと進んでいくツアーなんだけど、実際、日本人でこのツアーに参加したっていう人はあまり聞かない。でも、参加した人たちの間では人に教えたいツアーの一つとして人気があるんだって。確かに自然との一体感があって、独特の魅力があるんだ。特に夏の間は猛暑の日でも渓谷の中はひんやりしていて涼しいので、まるで別世界に来たみたいにリフレッシュできる。馬車をひいてくれる馬はしっかりと調教されていて、出発前やツアーの終わりには一緒に遊ぶこともできるし、動物好きの子供達にも人気があるね。
たま:他にはありますか?
Tortmmy Balettショーっていう水上スキー・ショーがあるよね。デルズ内でも色んなところで広告を見かけると思うんだけど。でも『水上スキー・ショー』って言われても面白いのか分からないってことない?
たま:そうなんですよ。アクロバティックな写真とかを良く観るので凄いんだろうな〜とは思うんですが、実際それにお金を払ってまでとなると躊躇しちゃうんですよね。
先輩:だよね。でもね、確かに水上スキーショー自体もカッコいいし、見応えはあるんだけど、実は本当に面白いのは、水上スキーショーが終わってからの第二部!もうこれが抱腹絶倒の大笑いの連続なんだ。
たま:え?第二部なんてあるんですか?
先輩:うん、第二部ではジャグラーや大道芸人によるコメディーやパフォーマンスなんかがあるんだけど、これがどれも超が付くほど面白い。中にはちょっと英語力が必要な笑いもあるんだけど、殆どは体を使った芸が多いので英語が苦手な人でも大丈夫。行ったことのある人に『デルズで一番笑ったのは?』と聞けばみんなこのショーをあげると思うよ。毎日4時半と8時半の二回行われるんだけど、できればライトアップが美しい8時半のショーがおすすめだね。
たま:へ〜、そうやって考えるとなんかお得な気がしますね。逆にやめておいた方が良いというアトラクションはありますか?
先輩:う〜ん、勿論どこもそれなりの楽しさがあるので、人それぞれ好き嫌いはあると思うけど、同じTommy Bartlettでも、横に併設されているExploratoryは、科学的なおもちゃやトリック、だまし絵などが用意されているアトラクションなんだけど、そういうのが好きな子供なら半日でも過ごせちゃうくらい所狭しと色んなしかけが展示されてるんだけど、全体的には設備がちょっと古くなってしまっていて、一緒にいる大人としては、「そろそろ行こうか?」ってなっちゃうかもね。あと、見世物小屋的なもの、例えばTop Secretとか、Ripley's Believe it or notなんかは、よっぽどそういうのが好きじゃないと「金返せ!」って叫びたくなるかも知れないよ。
たま:最近はデルズも大人のリゾートとして見直されているそうですが、大人のカップルにお勧めはありますか?
先輩:あ、それは間違いなくSundra Inn and Spa。あそこはもう別世界だね。ホテルの部屋のかたちから、窓の大きさ、廊下の通路のカーブ、食事、サービスの全てにいたるまで完全に癒しを計算して設計されていて、屋外に用意されている温水プールはパノラマのように広がる自然を満喫しながら楽しめるようになってるんだ、冬は雪景色を眺めながらプールに入ることが出来るので有名だよ。大人だけのホテルなので、子供は一人もいなくてとっても静か。取材した時には、いつかああいうホテルに泊まってみたいな、と思ったよ。アトラクションでいえばSunset Dinner Cruiseも素敵だったかな。

お食事はどこで?

たま:ではお食事についてなんですけど、デルズってファミリー系のお店が多いので、アメリカンなファミレスやピザ屋は溢れてるんですけど、どこかいいところはありますか?
先輩 :確かにそんなに沢山あるわけじゃないんだけど、僕のお勧めはハイウェイ12沿いにあるThe Cheese Factory Restaurant。お店の前にスタッフが丹精こめて育てている美しいガーデンが広がっているのが目印。メニューは基本ベジタリアンで、ホームメイドのチーズケーキといったデザートに定評があるんだ。おまけに、テレビの有名シェフ、レイチェル・レイがこのお店のグリルドチーズ・サンドイッチを全米トップ5に選んでるんだよね。僕も食べたけど確かに濃厚で美味しかったよ!もう一軒のお勧めはダウンタウンにあHigh Rock Cafe。色んなレビューサイトでデルズのナンバー1レストランに選ばれたというのも納得のアメリカン・キュイジーヌのお店なんだ。窓の多い二階から見下ろすダウンタウンの眺めも素敵でいいんだな〜。お勧めはSKYNYRDっていうラップ。シャキッとしたロメインレタスとローストチキンがパルメザンチーズと一緒に巻かれてるんだけど、味付けが絶妙で美味しい。このお店は、スタッフの応対がとっても良いのもお勧めポイントかな。食べ物には糸目はつけないというリッチな貴方にはChula VistaにあるKaminski Bros.かWildernessにあるField'sがお勧め。両方ともステーキ専門店なんだけど、サービスといい、お肉の質といい、とってもゴージャス。特にKaminski Bros.ではドライエイジのお肉も扱っているので、お肉好きには溜飲ものです。ちなみに、家族の場合Paul Bunyan'sを勧められることもあると思うんだけど、確かに木こり的な雰囲気は面白いし、家族で談笑しながら食べるのは楽しいんだけど、食べ物の味自体は普通のバフェ程度なので、味を期待しないで行くならいいかも。ただし、ここのドーナツだけはマストアイテムです。

デルズからのお土産って何がいいですか?

先輩 :実はこれがデルズで一番困る質問かも。アメリカ人はご当地Tシャツをお土産にするのが定番みたいだけど、日本人にとってのお土産ってやっぱり食べ物じゃない?そういう意味だと『ファッジ』と呼ばれるチョコレート系のソフトキャンディーがデルズでは有名で、中でもダウンタウンにあるSwiss Maid Fudge Inc.(swissmaidfudge.com)は50年の歴史を持つ老舗として知られている。ただ、この『ファッジ』ってのが猛烈に甘すぎ(編集部の超個人的な意見です)なんだよね!店頭で試食してみて、『う〜ん、これは・・・』と思ってしまった人にお勧めなのが、Cranberry Connections(cranberryconnections.com)というお店のクランベリーグッズ。実はウイスコンシンは全米トップのクランベリーの産地で、デルズの近郊にクランベリー農園を持つオーナーが世界中のクランベリーアイテムやグッズを集めたのがこのお店。中でもチョコレートコーティングされたクランベリーやジャムの美味しさは最高!その他にもローションやバスソープなんかもあって、日本へのお土産にもピッタリかも。お願いすれば、無料でギフトラッピングもしてくれるよ。あ、あとウイスコンシンだけに、チーズの専門店も色々見かけるけど、こちらも自分に買ってくのならいいけど、お土産って感じじゃないかもね。
たま:わ〜、先輩と話してるだけで今すぐにでもデルズに行きたくなってきました!先輩、今週末みんなも誘って行きましょうよ〜!
先輩 :…・・・。


HOTELS
Wilderness Waterpark Resort 511 East Adams Street Wisconsin Dells, WI 53965 (608) 253-9729
Greatwolf Lodge 1400 Great Wolf Drive, Wisconsin Dells, WI 53965 (608) 253-2222
Kalahari Resorts 1305 Kalahari Drive Wisconsin Dells, WI 53965 (608) 254-5466
Chula Vista Resort and Waterpark 4031 River Road Wisconsin Dells, WI 53965 (608) 254-8366
FUN PLACES
Deer Park 583 Wisconsin Dells Parkway, Wisconsin Dells, WI 53965 (608) 253-2041
Circus World Museum 550 Water Street Baraboo, WI 53913 (608) 356-8341
Rick Wilcox Magic Theater 1670 Wisconsin Dells Parkway Wisconsin Dells, WI 53965 (608) 254-5511
Lost Canyon 720 Canyon Road Wisconsin Dells, WI 53965 (608) 254-8757
Wisconsin Ducks 1890 Wisconsin Dells Parkway Wisconsin Dells, WI 53965 (608) 254-8751
Tommy Bartlett 560 Wisconsin Dells Pkwy Wisconsin Dells, WI 53965 (608) 254-2525
RESTAURANTS
The Cheese Factory Restaurant 521 Wisconsin Dells Parkway S , Wisconsin Dells, WI 53965 (608) 253-6065
Paul Bunyan's 411 Wisconsin 13, Wisconsin Dells, WI 53965 (608) 254-8717
High Rock Cafe 232 Broadway, Wisconsin Dells, WI 53965 (608) 254-5677
Kaminski Brothers Chop House 2501 River Rd. Highway 13 North, Wisconsin Dells, WI 53965 (608) 254-2001

 

 

 
     
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