レストランの中央にバーエリアがあり、その周りを囲むようにダイニングエリアがあるJ Alexander’s
Restaurantはお洒落な雰囲気のレストランで、メニューの種類はそれほど多くないが、雰囲気のわりにはファミリーでも楽しめるレストランだ。
アペタイザーにはお店の人にすすめられたカラマリ、それからPico De Gallo(ホームメード・サルサとチップス)、そしてSpinach
Con Queso(ほうれん草のディップ)をオーダー。カラマリは軽い衣がカラリと揚げてあり、口に入れるとフワっとしているのが印象的。日本で食べるイカのから揚げみたいでイケルという声が取材班の中からもあった。Pico
De Galloはチップスのサクサク感がいい。サルサは口に入れると甘みが口の中に広がり、その後でトマトとキュウリの新鮮な風味や酸味が広がる。くせになりそうな美味しさだ。Spinach
Con Queso はコクのあるチーズとほうれん草のディップで、ガーリックがきいていてチップスと良く合う。
スープは毎日あるChicken Pastaの他には日替わりスープが一種類。取材班が訪れた土曜日のスープはRed
River Chiliというテキサススタイルのチリスープ。スープの上にはチェダーチーズとオニオンのみじん切り、そしてハラペーニョペッパーが添えられていた。熱々のスープはスパイシーすぎず、また上にのっているオニオンのいやみがない、と評価は悪くなかった。
メインのステーキやシーフードには全てAlex’s Salad(ベーコン、チーズ、トマト、きゅうり、そしてクルトンがのっているサラダ)がついてくるが、このボリュームが凄い。焼きたてのクロワッサンがついてくるのだが、蜂蜜入りクリームがのっていてちょっと甘めだが、なかなか美味しい。
さて、肝心なメインだが、今回試したディッシュは6種類。全体的にどれも量が多く、油っこいものが多いという印象。その中で美味しいと思ったのは味噌グレーズと中がレアになっているAhi
Tunaのフィレ。アヒツナの味わいが他のディッシュに比べてあっさりしていて日本人にも親しみやすい味わい。一緒についてきたアジアンコールスローとオロゾパスタ&ワイルドライスのサラダもさっぱりしていてなかなかだった。Steak
Maui は編集部内でも意見が分かれた一品。照り焼きソースにマリネしてからグリルで焼いたステーキは、柔らかく、味もしっかりしたちょっと風変わりな一品。そしてこのお店のシグネチャーという柔らかいPrime
Ribもホースラディッシュソースとの相性が良くそれなりに美味しかった。それ以外の3品は特筆に価するものでは無かった。
メニューにのっているデザートは3つほど。どれも大きく甘い。温かいキャロットケーキは上にのっているアイシングが甘すぎで×。Very
Best Chocolate Cakeはハーゲンダッズのバニラアイスクリームとチョコレートのファッジがかかっている。よほどの甘いもの好きでないと食べられない。キャラメルのような味がユニークなチョコレートケーキも甘め。そしてWhite
Chocolate Cheesecakeはホワイトチョコレートの味がはっきりとわかるコクのあるチーズケーキで、ラズベリーソースの酸味で甘みが多少抑えられてはいたが、それでも甘く感じる。デザートははっきり言ってパスしても良いだろう。
総評するとアペタイザーの出来とインテリアの雰囲気の良さが際立って印象に残った。そういう意味では金曜日などに気の知れた仲間と美味しいアペタイザをツマミにドリンクを楽しみたいという向きにはオススメできるだろう。
HOUR: |
日−木: |
11:00am-9:00pm |
金&土: |
11:00am-10:00pm |
|
お勧めのシチュエーション: |
ファミリー、軽いデート、合コン |
服装: |
カジュアル、セミカジュアル |
お値段: |
$$$$ |
(¢=$10以下、$=$10~$20、$$=$20〜$30、$$$=$30〜45、$$$$=$45+(ドリンク含まず)) |