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読者投稿(事故編)

ケース1−スクールバスに当てられた

雨で視界の悪くなっていた11月のある日、私のクルマが交差点に近づいた時に大きく軋んだ音がして前の車2台のテールランプが赤く灯りました。どうやら3台ほど前の車が急ブレーキを踏んだようでした。私も必死にブレーキを踏みましたが、やはり路面が濡れていたからでしょうか、タイヤが滑ってしまいました。でも、車間距離を充分に取っておいたのが幸いしたらしく、前のクルマにぶつける事なく止まる事が出来ました。ホッとして溜息をついたのも束の間、今度は後ろから『ドン!』という音と共に大きな衝撃を感じました。

「あ、やられた」

と思った私はパニックしそうな気持ちを抑え、バックミラーを覗き込んでビックリしました。そこには大きな黄色いバスの姿があったのです。小さめの方でしたが、スクールバスにぶつけられたのでした。子供の事がまず気になった私は助手席にあった携帯を掴んで急いでクルマから出ました。私に非は無いとはいえ、子供達に何かがあったらと思うと、じっとしてはいられませんでした。するとスクールバスの方からも運転手が降りて来るのが分かりました。オジサンは申し訳なさそうな顔でしきりに「Are you alright?(大丈夫か?)」を連発していましたが、決して「Sorry.」とは言いませんでした。とにかく子供達の事が心配だった私がスクールバスを覗き込んでいると、運転手は「乗っていたのは僕だけだよ」と言いました。その言葉にほっと胸を撫で下ろした私は、今度は自分のクルマのダメージの状況をチェックする事にしました。スクールバスの方は殆ど無傷だったのに比べて、私のクルマはかなりへこんでいました。まだ英語に自信の無かった私はとりあえず家族に連絡し、状況を説明しました。そうこうしているうちに警察が到着しました。どうやら周りの人が呼んでくれたようでした。事情聴取を終えた警察官は直ぐに相手のドライバーにチケットを切り、ポリス・レポートを私にも渡してくれました。レポートの裏に事故の状況を詳しく記入して期日中に所定の住所に送るように言われました。ダメージはあったものの、クルマは運転が可能だったので、その日はそのまま帰宅しました。

次の日、衝撃の際にあった痛みは無くなっていましたが、念のためにお医者さんに診てもらう事にしました。やはり大した事はありませんでしたが、ちょっと鞭打ちっぽくなっているようでした。が、運転手のオジサンが可哀想だったので、訴えるのは止めました。

状況からも私に非が無かったのは明白だったのか、保険についても非常にスムースに進みました。そのうち裁判所から相手の運転手についての裁判があるので出頭せよという手紙が届きましたが、裁判所に問い合わせたところ、出頭しなければ運転手のおじさんは「DISMISS(却下)」になるという事でしたので、出頭しませんでした。その後DEDUCTIBLEを支払い、直ぐにクルマを修理しました。無事DEDUCTIBLEは戻ってきたのですが
結局事故発生からは半年ぐらい経ってからでした。

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