●シカゴの観光・旅行

シカゴ美術館は年間に約１７０万人もの訪問者が訪れる世界的に有名な美術館の一つです。収蔵品の水準の高さと、広い収集分野のコレクションは素晴らしく、版画や素描、写真、建築、テキスタイルなどのカテゴリごとに年間約２０以上のエクスビションを行っています。同美術館には日本語で書かれた「ポケットガイド」というのが用意されており、インフォメーションで受け取る事ができます。（このポケットガイドはノリコ・ホリエさんという方が翻訳されていますが、素晴らしい出来です。）

地下にはカフェや会員ラウンジ、写真やミニチュアドールハウスなどのセクションもあります。中でもミニチュアドールハウスは見逃せません。このセクションには等身大の部屋をそのまま小さくしたアンティークの部屋を窓越しに閲覧できます。主にヨーロッパ調の部屋が多く、窓越しに覗く事の出来る部屋の細かいディテールの素晴らしさは感嘆もので、夢のような世界を想像させてくれます。

１階にはアフリカンアートや、アジアンアートなどの装飾美術品、武器、家具などが置かれており、現代芸術作品には見ることのできないような精巧さに感動する事ができます。また日本の浮世絵の所蔵には定評があり、日本国外では世界最高のコレクションなのだそうです。

２階には多くの人々に親しまれてきた有名な巨匠画家の作品や宗教画達が展示されています。スーラのグランド・ジャット島の日曜日や、カイユボットのパリ・雨の日、ゴッホの自画像などの他にもセザンヌやルノワールのお馴染みの絵画がさりげなく飾られています。また、現代美術セクションも充実しており、こちらでは各部屋別に、構図、題材、描写、色の使い方、そして時代背景などを考えながら見学すると楽しさが増すでしょう。

3階にはモダンアートの展示と、ゆっくり過ごせるダイニングがあります。

美術や歴史の教科書に出てきたような有名な作品が次から次へと出てきます。シカゴ美術館はとにかくとっても広いので、じっくりと美術館を見物したいのなら１日は丸々費やす覚悟で訪れましょう。是非運動靴でじっくりと楽しんでください。

美術館に入って直ぐ右側には大きなギフトコーナーがあります。お土産を探すのに困るシカゴですが、ここでは結構色んな面白いものが見つかりますよ。また、美術館の前に立っている二頭のライオンはシカゴでも有数のランドマークとなっています。

●チケットの購入方法

▼通常の購入方法
入り口のカウンターでいつでも買えますが、シカゴ美術館のホームページでも購入可能です。

●シカゴ美術館についての追記