※以下の情報は2017年10月月現在のものです。情報は常に更新されますので、最新の情報については最寄りの警察署または運転免許試験場までお問い合わせください。
ジュネーブ国際加盟国であるアメリカでは、条約に基づき短期旅行者等に対して国外運転免許証を取得して運転することが認められています。日本の運転免許証を保持し(免停処分や停止中の方を除く)、海外渡航期間が免許証の有効期間中であれば取得できます。短期滞在者や渡米後すぐに運転する必要がある方は、この国外免許証で運転可能となりますので渡米前にとっておくことをお勧めします。
■国際免許証の申請場所
国際免許証が申請できる試験場や警察署は限られています。警察庁および、各都道府県の警察署や運転免許試験場署のホームページにてご確認ください。
▼警察庁-東京都に住所がある方の場合
■国際免許証取得に必要な書類
▼ 国際免許証交付申請書(お近くの試験場や警察署の窓口で入手可能)
▼パスポート等の外国に渡航することを証明する書類
▼日本の運転免許証
▼免許証用の写真一枚(6ヶ月以内に撮影された無背景、無帽の顔写真 サイズは5cm×4cm)
※アメリカ滞在中にどうしても日本での国際免許証を取得したい場合、日本にお住まいの代理人による申請が可能になっています。その場合は代理人が上記の必要書類に加え、申請者が親族等に宛てた依頼状等委任状を提出する必要があります。(国際免許証の取得を希望する本人の日本の運転免許証を代理人がもっていることが条件です。)詳しくは警察庁のホームページにてご確認ください。
■国際免許証で運転が可能な車の種類
大型免許、中型免許、普通免許、大型二輪免許、普通二輪免許または牽引免許
■国際免許証の有効期間
発行後1年間。(ただし日本の免許証が失効または取消された場合は効力を失う。)
■申請手数料
2,700円(申請場所によって多少差があります。)
■国外運転免許証の注意点
○国外での運転は認められても事故が起こった場合に保険がきかないこともあるので、あらかじめ保険会社に確認しておきましょう。
○国際免許証は日本の免許証を翻訳したものにすぎず、IDチェックの厳しいアメリカでは身分証明証として認められません。
○新たに申請しなおす時は、以前に申請した国外免許証が返納されないと交付されない場合があるので、再申請の際まで保管しておいてください。
以上の注意点を踏まえた上で国外免許証をアメリカで運転する際に所持てしていれば、シカゴに着いてすぐに運転ができるので便利です。
IDや保険の問題を考慮すると、アメリカの免許証を少しでも早く取得したほうがよさそうなので、アメリカでの生活や運転にも慣れてきたら、アメリカの運転免許証の取得にチャレンジしましょう!