夏休みが始まり、毎日子供たちとどうやって時間を過ごそうか悩んでませんか?
サマースクール、プール、お泊り、遊園地と色々アイディアはありますが、子供だけでなく大人も楽しめ、さらに美味しい物が食べられるそんなイベントは如何でしょうか? ここシカゴ周辺では、イチゴ、ブルーベリーー、ラズベリー、ピーチ、リンゴ・・・といろいろなフルーツ・ピッキングが出来ます。今回はストロベリーピッキングを試してみました。
行って来たのは皆さん良くご存知のKENOSHAから近いTHOMPSON
STRAWBERRY FARMです。行き方は簡単。I94をEXIT344で降り75TH
ST.(R50)を西に向かい1分程で見えてくる大きなイチゴの看板が目印です。4代目のSCOTT
THOMPSON氏が運営するこのファームはストロベリーピッキングを始めて50年と言う老舗。入り口からのガタガタ道を誘導されて着いたのは広大な敷地の真ん中にあるイチゴ畑でした。入場は無料で、畑の横にあるトラックで緑色のバスケットを貰いそれに好きなだけイチゴを採り持ち帰る事が出来ます。このバスケット、4QT(約6lbs)分のイチゴが入り、お値段は$6.50。収穫途中で見つけたイチゴは勿論食べ放題!と、なんともお得なこのピッキング。
ストロベリー・ピッキング初体験の我が家、子供達は興奮して大はしゃぎ。朝一番で収穫に来たのならばあちらこちらに真っ赤なイチゴがゴロゴロしているはずなのですが、今回到着したのがお昼近く、既に目立つ所は収穫済み。奥へと進み腰を屈めて葉を分け探してみると、真っ赤に熟れたピカピカのイチゴが有りました!パッと見は熟れていても下の方はまだ白っぽく未熟のものがあるので要注意。採り方は、茎をプチッと簡単に千切る事が出来るので小さなお子さんでも楽しめます。まずはお楽しみの味見をしてみました。凄くジューシーで甘くて美味しい!アメリカのイチゴはどこのスーパーでも大きいけれど中は白く空洞が有り、パサパサして酸味がきついのが普通と思っていたのに、こんなに美味しいとは感動でした。勿論中には酸っぱいの、甘さが足りないのも有りましたがほとんどはしっかりした実で果汁タップリと美味しかったです。その証拠に息子は血が滴った様な口元をし、Tシャツには果汁がボトボト落ち、洗濯で落ちるか心配する程汚れていました。お子さんにはエプロンか、汚れてもいい服装でお出かけ下さいね。イチゴを探すのに暑い中、立ったり座ったりするので立ちくらみ等体調に気を付けて、暑さを凌ぐ為の帽子など装備し、途中水分補給を忘れずにして下さい。トイレは簡易の物がトラック側に設置されていますが、水道が無いのでウエットティッシュや濡らしたタオル等があると便利。最初に幾つかカゴをもらったものの、イチゴで一杯にならなかった場合は、カゴを合わせる事も可能です。余ったカゴは貰った場所に戻して下さい。お支払いは車で出口へ向かい、インスペクション(検閲)があるので、そこで採ったイチゴのバスケットを見せその分のお支払いを済ませます。7月中旬迄営業しているとの事ですがイチゴの収穫状況は事前に電話で確認してからお出かけする様にして下さい。9月からはラズベリーもピッキング予定だそうです。
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これぞ自然の恵み! |
見よ!このおいしそうなイチゴの粒を! |
お持ち帰りバスケットは$6.50とお得 |
7月中旬からは、ブルーベリーのシーズンが始まります。ブルーベリー・ピッキングは
WILMINGTONにあるTAMMEN
TREEBERRY FARMで体験できます。トラクターに揺られて収穫場所迄行き、大きなブリキのバケツ一杯に新鮮で粒の大きく、とっても甘い実を入れて、且つ食べ放題なのにこの値段!?と驚かされます。日本からのお客さんを連れて行ったら、そのおいしさと値段にびっくりするはず!ブルーベリーの木が沢山生い茂る畑では、立ったままで収穫出来ますが、夏真っ只中で、暑さが堪えますので注意。会計を済ませ建物を出ると、ちょっとした遊具とテーブルやベンチがあり、こちらでお弁当を食べたり涼んだりと一休み。採ったブルーベリーはジャムにしたり、冷凍保存したりと活用方法は様々です。
下記表のウェブサイトには、アメリカ各州の様々なピッキング情報が載っているので、目当ての食べ物を見つけて是非行ってみてくださいね。