■結論:
かなり期待度大で臨んだのですが、殆どのものは今ひとつ。決して美味しくないわけではないのですが、どれも及第点程度で、初めてあの三立製菓の『抹茶クッキー』を食べた時のような『うお〜』っという感動を与えてくれるようなお菓子には出会えませんでした。結局、「やっぱりお菓子は日本が一番なんだね」と落ち着いてしまいそうになった時に、一番最後まで取っておいた白黒のちょっと奇妙なパッケージに入った『美
in BLACK(Crown社:$3.99)』に編集部は見事にハマってしまいました。大きな箱に入っている小粒なパフ系のお菓子はあの『ポポロン』を彷彿させるのですが、外側のサクッとしたシューの部分はほろ苦いチョコレート味で、中には甘くないバニラクリームが入っています。このバランスがなんとも『お見事!』。とっても軽やかで、甘くないので午後ティーでもしながら一緒に楽しむのにバッチリの大人用のお菓子です。
この他で特筆すべきなのは、実は5位に入ったティラミス味のスポンジケーキ。お菓子の味としては2位に入った3つのどれよりも美味しかったのですが、『ティラミス風味』となっているにも関わらずティラミスの味が全くしなかった事が大きな減点対象になってしまいました。でもスポンジ部分のしっとり具合も抜群で、コーヒーや紅茶と一緒に食べるにはとっても良いお菓子です。それに比べると2位に入ったHAITAI社のモカ味スポンジケーキは、ちゃんとモカの風味がしっかりしていて今回の参加者の間でも評価の高いエントリーでしたが、ちょっと甘めなところが減点対象になったようです。
今回の試してみようを通して気付いたのですが、どうやら韓国系のお菓子は日本のものに比べて甘めのものが多いようです。勿論アメリカ製のそれに比べると甘さは控えめなので、日本のお菓子よりも甘いお菓子がお好きな方には良いかも知れませんね。ところで、どうやら一位に輝いた『美
in BLACK』というのはCROWN社の新しいシリーズ名のようで、今回試したパフの他にもクッキーやキャンディーなどの種類があるようです。折を見て他の商品も試してみたいと思います
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