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今まで“いい”と思って続けてたのに…とか、髪に悪そうだからやってなかった…など、普段の習慣で続けていたことが果たして良いのか悪いのか?
1.シャンプーの回数… |
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毎日シャンプーするのが当たり前になっている現在、「洗いすぎですか?」と聞かれる方がいらっしゃると思うと、年配の方からは「3〜4日に一度でも、髪が抜けて心配です。」という風に、年代差、個人差があります。しかし、毎日汗もかくし、皮脂も出るし、ホコリもつくので、髪は誰でも汚れますから、毎日洗うのが基本です。特に子供さんや、10代の新陳代謝の活発な時期は毎日きちんと汚れを落とした方がいいでしょう。
年齢を重ねると、皮脂の分泌量が減って、代謝も衰えますが、抜け毛が気になるからといって、シャンプーの回数を減らすのは逆効果です。生えてくる髪のために頭皮を清潔に保つことが大切です。シャンプーしながら頭皮をマッサージしてあげると血行が良くなりますから髪の成長に効果があります。しかし、ここ中西部の冬は乾燥がひどくなるので、代謝の減る冬は、元々乾燥肌の方や、年配の方は調子を見ながら2日に1回でもいいと思います。 |
2.シャンプーの種類… |
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基本的にシャンプーは髪と頭皮の汚れを荒い落とすもの、シャワーでよく洗い流すだけでも、髪の汚れの約7割は落ちるといわれています。その残りの、整髪料や皮脂をしっかり落とすためのシャンプーです。よく、リンスの入ったシャンプーとか、髪の生えるシャンプーや、色のつくシャンプーとかありますが、今発売されているシャンプーで、髪の生えるシャンプーはありませんし、色がつくものはシャンプー剤に「何かが入っている」ということで、リンスのいらないとかいうタイプは、洗い上がりの「手触りをよくするもの」が入っているだけで、リンスが入っている訳ではありません。ちなみにちょっと前まで、日本の製品で「リンス」と名前のついていたものが、最近では、「コンディショナー」と名前が変わってきていますが、同じ効果だと思ってください。
最近話題の「オーガニックシャンプー」は、オーガニックの定義が不明という点と、現代人のヘアカラーやパーマをしている髪にはちょっと力不足のように思えます。
通常のシャンプーの髪質に合ったものがよいのではないかと思います。 |
3.髪にいい食事は?… |
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昔からよく「海藻類が髪にいい」といわれてきましたが、最近の研究では、髪の成分はタンパク質ケラチンで、出来ているので海藻類のミネラルは直接関係ないということになっています。では、何がよいかというと、タンパク質ケラチンのもとは、アミノ酸なので、健康維持と同じで良質なタンパク質、大豆製品や魚を、積極的にとって、ビタミンやミネラルの豊富な海藻類もバランスよく摂るといいと思います。 |
次回は、ドライヤーは髪をいためるのか?白髪は抜くと増えるのか?などです。
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