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仕事柄たくさんの種類のシャンプーを試してみてきた経験から、販売系列別で、使ってみたものの中からあえて順位をつけさせていただくとしたら、良かった順に、
1. |
日本の美容室専売品、ミルボン、ルベルetc(KERASTASEフランス製、WELLAドイツ製も含む) |
2. |
日本のちょっと高めの市販品,アメリカの美容室専売品の一部 |
3. |
日本の安めの市販品 |
4. |
アメリカの安い市販品です。(あくまでも、髪質の違いや、好みの違いで選択の基準は変わってきます。) |
1.から説明させていただくと、今の髪質に合わせて、○○用という、成分のこだわりが使っているうちに結果として分かります。多少お値段が高いのも、その違いを知っている方にとっては、他に変えがたいものがあると思います。
2.の日本の最近の市販品の中には、自然なツヤにこだわった天然成分配合の物や、肌にやさしいアミノ酸系の物があり品質が良くなっていると思います。(TSUBAKI,アジエンスなど)、それと同じくらいいい印象だったのが、アメリカのサロン用の物の一部で、最近ではULTAやドラッグストアにも流出?して売られています。(REDKEN,MATRIXのBIOLAGE,WELLAのBIOTOUCHなど)
3.に関しては、お値段もお手頃で、一度使った時の香りや手触りも良いのですが、長く使っていると髪がバサバサになってきてしまってまとまりが悪くなってきてしまいます。(このクラスの香りは合成香料という添加物ということをお忘れなく)
4.はもう論外で、「なぜ、この大きなボトルなのに$2〜4で買えるのか?」と考えると、かなり粗悪な成分が入っていて、人体への悪影響のある添加物が多く入っていると思って下さい。
シャンプーにはこの販売系列の他に原材料によって、A石けん系、B高級アルコール系、Cアミノ酸系、D石油系に別れます。BとCは、それぞれ、天然成分と合成成分に別れていて、1.や2.の一部は天然成分、3.は合成成分、4.は石油系の物が多いです。
Aの石けん系は、洗浄力が強めで、洗い上がりも堅い感触で、脂性の方向きで、刺激も高めなので、肌の弱い方、ヘアカラーをされている方、ダメージヘアの方には不向きです。Bの高級アルコール系は、天然の物も合成の物も、普通?脂性向きですが、カラーヘア用、ダメージヘア用とかに作られた物もこの中に含まれる物が多いので、その目的で選ばれるといいと思います。Cのアミノ酸系は、肌にやさしい弱酸性なので、普通?乾燥肌向きで、特に天然アミノ酸を使っている物は、アレルギー体質の方や頭皮にトラブルのある方におすすめです。日本ではこだわりの商品として、無添加の物もありますが、こちらでは手に入りにくく、NORDSTROM
などで販売している「Kiehl’s」という化粧品メーカーの、「Amino
acid Shampoo」は、アミノ酸系で、添加物を最小限にしている物です。頭皮にトラブルのある方には、「KERASTASE」の「Specifique」シリーズがおすすめです。
頭のかゆみやフケがストレスの原因だと思っていませんか?以外に合わないシャンプーのせいということがありますから、これが参考になりましたら、変えてみてはいかがでしょうか。一言にシャンプーといってもたくさんお種類があります、髪質と頭皮のことを考えて、どういう髪になりたいかで選ぶと、自分にあったシャンプーに出会えると思います。
毎日の基本のヘアケアですからぜひ「私の髪にはこれが一番!」というのを見つけて下さい。ヘアスタイルも気分もきっと良くなると思います。
<Uni-hair>
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