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この夏一時帰国をして,美容室へ行こうと思っている方へ,日本のパーマの最新事情をアドバイスします。
ここ数年、パーマの革命が起こっているのをご存知でしょうか?雑誌などでご存知の方も多いでしょうが,デジタルパーマ、コテパーマ、コスメパーマなどなど、様々な種類のパーマがでてきています。でもご安心下さい,日本にいる方でも,まだ全部は知らない方も多いはずです。今回は日本に帰って美容室に行った時「なんですかそれ?」とならないように,分類して特徴をまとめてみます。
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ホット系パーマ |
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1.デジタルパーマ |
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2.コテパーマ |
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3.Fパーマ(フィルムパーマ) |
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4. エアウェーブ |
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コールド系パーマ |
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5.コールドパーマ |
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6.コスメパーマ |
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7.水パーマ |
このように大きく分けて2種類そこからまた細分化されます。
- 「デジパー」とかそのメーカーの名前でも呼ばれますが,ホットパーマの代表的なものです、ロングヘアにヘアアイロンで巻いたようなパーマがかけられて再現できるのが特徴です。今までかかりにくいと言われていた髪質の方にも、薬と加温ロッドでかけるのでかかりやすくなっています。
- 「アイロンパーマ」とも呼び,そもそも縮毛矯正の毛先にカールをつけるのに生まれたものです.根元をストレート、毛先をカールといったアレンジもできます。
- 毛先に指でカールを作り、フィルムではさんでアイロンで熱処理をするというもの,ウェーブというより毛先のニュアンス作りにおすすめです。
- ホット系パーマの最新版、「デジパー」の加温ロッドに変わり,ロッドに温風を当てて処理するため,最新の薬剤との相乗効果でダメージは最小限に。
- 「デジパー」が登場するまでは,パーマといえばこれ!といっても別に古いわけではありません、薬剤の種類も性質も年々進化していてダメージもほとんどなく技術の進歩と合わせてスタイルの再現力もあがってきています。
- 普通のパーマ液は「医薬部外品」がほとんどですが,コスメパーマは「化粧品分類」の成分でできているため、当然髪にやさしいのが特徴です。しかし髪質によって持ちが悪かったりすることもあります。
- 「水パーマ」ってなに?と思われる方も多いでしょう,別に水でパーマがかかるわけではありません。パーマの前に,エステなどに使う,ナノサイズの水蒸気を髪に当てて,キューティクルをやさしく開かせて,最小限のパーマ液で,髪の負担を和らげて、カールを作り、しっとりとした質感を感じさせてくれます。
このようにすごい勢いでパーマが進化しています。しかし大切なのは、髪質と髪の状態,希望するヘアスタイルと普段のお手入れに適したパーマ剤とパーマの種類を担当の美容師と相談して選ぶことです。ユニヘアーでは,各種コールド系パーマ(コスメパーマ、水パーマ)も取り入れていますが,残念ながら,日本の「デジパー」はアメリカには入ってきていません、夏に日本に帰るご予定のある方で興味のある方は、担当の美容師と相談の上チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
<Uni-hair>
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