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メキシコのリゾート地として真っ先に思いつくのは、ユカタン半島のカンクーン。豪華なホテルが海沿いに建ち、食事からアルコールまで含まれているホテルも多いですね。海の透明度も高く、世界遺産・チェチェンイツァ遺跡、いるかと泳ぐツアーなど見所が満載の観光地です。ところがメキシコのリゾートはカンクーンだけではありません。今回は太平洋側のメキシコの魅力をご紹介します!
メキシコ太平洋側の湾岸に広がり、アメリカとメキシコの国境から約100キロ南の港町・エンセナダから、メキシコで古くから人気のあるアカプルコまで、約20都市は俗にメキシカンリビエラと呼ばれ、美しいビーチとスペイン植民地時代からの名残が残るような町並みなど魅力で一杯です。年間を通して温暖な気候、陽気でフレンドリーな人々が多く、何度でも足を運びたくなるような魅力的な町が多いのが特徴。そのメキシカンリビエラで人気の都市をご紹介します。
まずは、年間約300万人が訪れるプエルトバヤルタ。理由はニックネームにあるとおり、“La
Ciudad Mas Amigable en el mundo” (世界で一番フレンドリーな町)。メキシコ国内でも常に人気のリゾート地です。リピーター率が高く、一度訪れたら、なんどでもいきたくなる魅力的な街です。私もすでに3回訪れています。グアダルーペ教会を中心とした旧市街地は、スペイン統治時代の面影を残し、海沿いのボードウォークにはたくさんのレストランやお店が並びます。自然が残り、ジャングルに出来た自然のプール、ボートでしかアクセスできないCALETAS島、いるかと泳ぐ、フィッシング、ゴルフも楽しめます。
次は、カルフォルニア半島南端のリゾート、カボサンルーカス。ハリウッドセレブはプライベートジェットで訪れ海沿いの豪邸に滞在します。シカゴから直行便もあるので便利ですね。“世界で一番海洋生物が生息しやすい”と呼ばれているカルフォルニア湾は、世界遺産に登録されています。うみがめの産卵、マンタの生息地としても有名。スポーツフィッシングとしても人気でカツオ、ツナが釣れます。リゾートホテルも多く、のんびり休暇を過ごすには最適。
リゾートも楽しみたいけど、メキシコらしい雰囲気を楽しみたい人は、IXTPA/ZIHUATANEJOへ。読み方はイスタパ・シワタネホです。シワタネホは古きよきメキシコが残る漁町。名画・“ショーシャンクの空に”のラストに2人が再会する場所です。2つの都市は10キロほど離れており、イスタパは華やかなリゾート地。ゴルフカートで回ることができます。
カリブ海側や内陸のメキシコとはまた違った魅力のあるメキシカンリビエラ。せっかくメキシコまで向かうなら、リゾートと首都・メキシコシティーを組み合わせてメキシコの世界遺産を巡る旅もいいですね。どこに行ったら良いかわからない方は、是非クルーズで。2010年はロイヤルカリビアン、カーニバル社が年間を通して運航しています。共に毎週日曜日発、プエルトバヤルタ、ロスカボス、マザトランを寄港します。ロサンゼルス発着なので、家族を呼び寄せて皆で訪れるもの良いですね。なんと来年からは、ロサンゼルス発着でディズニークルーズも運航します。夏休みは混雑が予想されますのでお早めにご予約を!
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