今回私が紹介するのはアメリカでも有数のリゾート地、フロリダ。今回の旅行の拠点はマイアミ。冬にもビーチに入れるという温暖な気候は多くの人々を魅了し、アメリカ国内のみならず、世界中の国々の人々を呼び寄せています。

旅行の目玉はなんといっても半島の南に広がる諸島、フロリダキーズ。フロリダ半島から南西に、南端に位置するキーウエスト島にむかう国道US−１号線、島と島とを結ぶオーバーシーズハイウェイを突き進みます。その途中に現れる、７マイルブリッジ。エメラルドグリーンに輝く海の上を横切るこの橋は、訪れる人全てを魅了すること間違いありません。是非お勧めしたいのが、7マイルブリッジスタート地点でいったん車を止め、横を走る旧道へ降り立つことです。真横を走る旧道へわたり、海の上をまっすぐと永遠に続く橋眺めてみると、車内からとはまた一味違う景色が広がります。大西洋とメキシコ湾の間をすり抜けるこのUS-1号線、見渡す限りの美しい海は穏やかで、忙しい日常を忘れさせてくれます。輝く太陽の下、ジョギングしたり、地元民と混ざりのんびりと釣りをしたりと、ゆっくりとした時間が流れています。

US-1号線が導く先はアメリカ最南端、キーウエスト。キーウエストでの過ごし方は人様々です。昼間はのんびりと1日中南国のビーチを眺めながらお酒を楽しむもよし、ジェットスキーにまたがり水上を駆け巡るもよし。夜は夜で、深夜すぎまで賑うダウンタウンで騒ぐもよし。みながみな、南国の楽園で休日を存分に過ごします。

趣向は変わりますが、もう1つの目玉エバーグレース国立公園。世界遺産、危機遺産にもリスト入りしているこの公園は、多くの野生動物の住処となっており、数多くの珍しい動植物が生存しています。とりわけ、永遠に続く湿地帯は多くの野鳥の格好の住処であり、途中設けられている数々のトレイルからは公園内を奥へと進め、すぐ近くで野生動物、一風変わった植物を観察できます。ただ、蚊の大群には対策が必須です。

マイアミを訪れて忘れていけないのが、サウスビーチ。多くの人があつまり、昼間は勿論のこと、深夜すぎまで人々で賑わっています。通りには若者から家族連れまで、老若男女かかわらず、人が溢れかえり町全体を活気のあるものにしています。

今回紹介しましたマイアミは特に夏の時期、ハリケーンの影響を直接受けます。そのため、比較的天気のよい冬の時期に、忙しい毎日を忘れ、のんびりとした休日を過ごすために、マイアミまで足を運んでみてはいかがでしょうか。