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サンフランシスコ
カリフォルニアの一般的なイメージと言えば『サンサンと照る太陽』ですが、同じカリフォルニアでも北に位置するサンフランシスコは全くの例外と言えるでしょう。今回は『夏は涼しく、冬は暖かい』サンフランシスコに焦点を当ててみましょう。
サンフランシスコは坂の多い町並みがとっても印象的。この町並みを楽しむにはやはりケーブルカーを利用するのが一番です。レンタカーは? という質問も稀に頂きますが、一方通行の多さと駐車場の確保の難しさから、せっかくの旅行が町並みを楽しむどころではなくなってしまいます。このケーブルカー、やはりステップ乗車(バーにつかまり身を乗り出して乗車する)にトライしてみて下さい。坂を一気に下るスピード感と眼下に広がるサンフランシスコ湾は正に感動もの。
ただし、出発地点のユニオン・スクエアやフィッシャーマンズ・ワーフは待ち時間だけでも1時間は下りません。そこでオススメが途中乗車。これでしたら列を待たずして楽しめます。ケーブルカーは現在3路線あり、主な観光地としてはフィッシャーマンズ・ワーフ、チャイナタウン、ユニオン・スクエアなどをつなぎます。バスと合わせればほとんどの観光地をカバーできる観光客の強〜い味方。便利なPASSを日程に合わせて購入するのが賢いでしょう。
昔、刑務所のあったアルカトラズ島は大人気の観光スポットですので、チケットは旅行前に手配しておく必要があり、当日の空席はあまり望めません。そこで、もう一つの島TIBURONがオススメです。お洒落なレストラン、ブティックが立ち並び、さらにツアーがMUIR
WOODSと呼ばれる森林地帯まで出ており、日帰りの森林浴兼ハイキングも楽しめます。知る人ぞ知るスポットと言った感じです。
2〜3日あればサンフランシスコ市内は網羅できますが、時間が許せば一日だけレンタカーを借りてゴールデンゲート・ブリッジを通過し、ヨセミテやナパ・バレーまで足を延ばすのも良いでしょう。ヨセミテにはホテル通が一度は泊まってみたいというホテル『アワニー・ホテル』がありますし、ナパにはお洒落なカリフォルニアン・クイジーンを堪能できるレストランが沢山あります。広いカリフォルニアといえども独特の雰囲気を放つサンフランシスコ。皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか。
得々情報:通年が観光シーズンのサンフランシスコ。嬉しい事に航空券の料金は比較的一年を通して安定しています。例えばシカゴ発で250ドルを切れば買いと言えるでしょう。ホテルはモーテルから高級ホテルまで沢山あり、悩む所ですが、サンフランシスコ特有の奇抜なデザインが目を引くブティック・ホテルも数多くあります。旅をさらに思い出深いものにする為にリムジンで郊外のワイナリーに行くツアーや気球に乗るツアーなどもあり、アレンジ次第で様々な体験ができるのもサンフランシスコの魅力です。コンベンションなどが開催されるとホテルやレンタカーの予約が難しくなりますので、詳しくは信頼できる旅行会社に早めにプランの相談をされる事をオススメします。
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