シカゴに住んでいるとついつい忘れてしまいがちですが、中西部の他州の方にとって同じ街に二軒も日本食料品店がある環境なんて羨望の的なんだそうです。そんなミツワやテンスケですが、お値段にも気をつけないといけないので、一度気に入ったアイテムを見つけてしまうと、なかなか他の似た商品に手を出したり、冒険したりすることが出来ないという人も多いはず。そこで、今回は編集部の取材員がミツワで売られているいろんなアイテムを右から左に『棚買いして食べ比べ』てみました。そう、それこそが略して『棚食い』です。あなたの知らない美味しぃ〜ものが見つかるかも?!ですよ。
たま:先輩、聞きましたか?今回の企画はミツワさんの色んな商品をごっそり買ってきて片っ端から食べ比べるらしいですよ。
先輩:うん、さっき編集長から僕も指示を受けてきたよ。今回は他の編集部員にも手伝ってもらって5人で試食しろってさ。編集長、今週末に健康診断を控えてなかったら自分自身でやるつもりで企画してたみたいだね。試すアイテムも既に編集長が自分の好みで選んでたみたい。ほら、リスト見てご覧。
たま:あ、ホントだ、編集長の好きそうなものばっかりじゃないですか(笑)。
<納豆編>
先輩:さーて、まずは編集長の大好物の納豆からだね。オッ、随分買い込んできたねえ。
たま:ミツワっていつの間にか納豆の種類が増えてたんですね。私はいつも特売品ばかりまとめ買いしてたので、こんなに色んなのがあるとは知りませんでした。豆腐なんかを売っている冷蔵コーナーだけじゃなくて、冷凍食品のコーナーにもありましたよ。実際全部買ってたら今回納豆だけの特集になってしまいそうだったので、いつもは食べないようなお高めのプレミアム納豆ばかり集めてきました。
先輩:ホントだ、僕も食べたことのないものばかりだよ。で、編集長からの指示書によると、まずはタレを入れずに100回混ぜろって。で、タレを入れる前に大豆の味を一度味わい、最後にタレを入れてから改めて試食しろだって。100回も混ぜるのか〜、なかなか大変だな。
1)雪誉(ゆきほまれ)
遺伝子組み換えをしていない北海道産の国産大豆、ユキホマレを100%使用したカラシ付きタイプ。もちもちとした食感と大粒感が新鮮!豆の味はタレなしだと、ほのかな苦みがあり、豆の美味しさがよくわかる。100回混ぜる事でかなり粘りがでるが、食感は空気を多く含むからか、ふんわりとしていて粘りの切れが良くなる。甘すぎず、しょっぱすぎないタレがこの納豆にはよく合っており、全体的にとても上品な納豆という印象。あまりに美味しいので、あらためて調べたところ、なんと第二十回、全国納豆鑑評会の大粒・中粒部門で優秀賞を受賞していた。
2)旨味 ひきわり納豆 (おかめ納豆)
遺伝子組み換えしていないアメリカ・カナダ産の大豆を使用したカラシ付きタイプ。昆布の効いたダシがまろやかで美味しいが、混ぜたてをタレなしで食べてもあまり豆のおいしさが分からなかった。それが昆布の効いたダシを入れた途端に味わいアップ!ダシの力の凄さを再確認!ひきわりで細かい粒なので、子供や手巻きには良さそう。
3)とろっ豆 (ミツカン)
大豆の原産地や遺伝子組み換えか否かについてはパッケージに見つけることが出来なかった。カラシ付きタイプ。糸引きは控えめだが、混ぜるとかなり粘り、タレなしを食すとクリーミーな甘さがある。その名の通り、かなりとろとろと豆が柔らかいのが特徴。ご飯と一緒にとツルツル食べるのが好きな人には良さそうだが、歯ごたえがある方が好みの人には物足りなく感じるかも。昆布とカツオのダシの美味しさは秀逸で、とろとろ食感の納豆にとても良くあっている印象。
4)小粒納豆 ゆず(納豆屋)
遺伝子組み換えしていない国産小粒大豆を使用。からしは付いて無いタイプ。100回混ぜてタレなしで食べるとかなりビターな苦味があって美味。そこに、ほんのりとゆずの香りのするタレがよく合うのだが、編集部の中には、ゆずと名のっている以上はゆずの香りがもっと強い方が良いのでは?という意見も。かたくもなく、とろとろでもない小粒大豆の食感はちょうど良いという意見が多数。
5)だしつゆ納豆 (豆紀)
遺伝子組み換えしていないアメリカ・カナダ産の大豆を使用したカラシ付きタイプ。タレには寺岡家のだし醤油をたっぷり使用。かき混ぜるとかなり粘る。つゆなしで食べた時の苦みは微かに感じられる程度。寺岡家のだし醤油は甘めでまろやかなので、子供から大人までみんなが好きな味かも。
6)梅風味 黒酢たれ (ミツカン)
大豆の原産地や遺伝子組み換えか否かについてはパッケージに見つけることが出来なかった。カラシ無しタイプ。タレなしで食べた時の苦みはなかなか良い感じ。混ぜた時に豆が光るように見えるほど粘りに光沢がある。そこに梅の香りが豊かなタレを入れると、まろやかな黒酢のおかげもあって、いつもと違った納豆の味わいを楽しめる。ただし、梅の風味が大好きな人には良いかも知れないが、納豆としては変わり種なので、毎日この納豆を食べようとは思わないかも。
7)つゆだく 元気納豆 (マルキン)
遺伝子組み換えしていないアメリカ・カナダ産の大豆を使用したカラシ無しタイプ。ダシなしで食べると粘りの切れがよく、クリーミーでほんのりと苦みがある。商品名にもある通り、タレの量が通常の2.5倍とたっぷり入っているのが特徴。あご(トビウオ)の他に昆布、ホタテ、カツオ、シイタケも入った上質なコクのあるうどんつゆのようなダシをかけて、ご飯にのせてさらさらとかきこみたい。つゆだくなので、ネギやもずくなどお好みのトッピングを楽しめそう。
8)ひるぜん納豆 小粒
遺伝子組み換えしていないアメリカ・カナダ産の大豆を使用。タレを入れずに食べるとかなりの粘りがあり、美味しい苦みもある。納豆独特の香りは混ぜた後にさらにひき立つのがわかる。ダシの効いたタレが甘すぎないところも良い。
9)しそのりたれ付 国産納豆 (マメキ)
遺伝子組み換えしていない国産中粒大豆使用。タレを入れずに食べるとまろやかな中にほろ苦さが。後味にくる大豆の本来の味もとても良い。このしそのりタレは一押し!とても美味しいので、子供から大人まで大好評の味。
10)鶴の子納豆 黒豆 減塩たれ付 (高橋食品)
今回試した中では唯一遺伝子組み換えしていない黒豆が使用されている。他の納豆に比べると粘りが少ない印象だが、中粒の黒豆は歯ごたえがしっかりと残り、大豆の納豆よりもかための食感で、そのまま食べても黒豆の香りと味が美味しい。減塩ダレだから、豆のおいしさがそのままわかり、上品な味わい。調べてみると、この黒豆納豆ではないが、鶴の子納豆は他部門で数々の賞を受賞しているらしい。
納豆勝手にランキング!
1位:雪誉
2位:しそのりタレ付き 国産納豆
3位:鶴の子納豆 黒豆(高橋食品)/ つゆだく 元気納豆 (マルキン) |
<カップ焼きそば編>
たま:さすが編集長、やっぱり出ましたね、カップ焼きそば。こないだ聞いたら、災害時用の避難バッグに懐中電灯とカップ焼きそばのどっちを入れるか真剣に迷ったって言ってましたよ。
先輩:うちの編集長、好きだもんね、カップ焼きそば。まあ確かに夜まで仕事が長引いた時でもなんとなく汁の入ってるカップラーメンより罪悪感薄いからつい食べちゃうよね。
1)麺楽 (軍配!)
長野県の味噌蔵Hikari Misoさんのカップ焼きそば。マヨネーズやカラシ、ふりかけも付いておらず、今どき珍しいシンプルにソースだけのオーソドックスタイプ。量も全体的に少なめで、トッピングのキャベツの量も少ないけど、麺のかたさといい、カツオだしの入ったまろやかなソースといい、コンビネーションも良く美味しい。
2)Shirakiku ブランドの極旨
麺は細くてやわらかめ、ソースの味は薄め。からしマヨネーズの酸味が良いアクセントになっていて、チョイ足しで胡椒を入れると美味しい。ただし、トッピングのキャベツの歯ごたえがあまりよくない。
3)マルちゃん ごつ盛り ソース焼きそば
その名の通り量が多く、麺の歯ごたえもちょうどいい。ソースはあっさり甘めで、キューピーマヨネーズがついてくる。ただし、編集部員の中にはしょっぱいという意見も。トッピングのキャベツの美味しさはポイント高し。
4)一平ちゃん 夜店の焼きそば
一平ちゃんを一躍有名にしたからしマヨネーズ付き。 トッピングのキャベツの量も多く、細くて固めの歯ごたえのある麺が美味しい。ソースの酸味も良く、スパイスが味の幅を広げている。少し麺が粉っぽく感じるという意見も出たが、そこが一平ちゃんの味!と熱く語るファンも。焼きそばの量もちょうど良いが、やっぱり美味しいからもう少し食べたくなる?!
5)一平ちゃん 塩だれ味
ソース焼きそば版と同じようにキャベツの量が多く、シャキシャキしていて美味しい。ソース焼きそばとは違った麺で、こちらは細くやわらかめ。一平ちゃんの塩だれ味といえば、絶妙な味わいのスパイスが人気の秘密。あっさり軽い味わいなので、あっという間に完食必至。
今回の取材班の意見を総合して
第一位! ひかり味噌 麺楽
第二位! 一平ちゃん 夜店の焼きそば
第三位! マルちゃん、 ごっつ盛り |
<バウムクーヘン編>
たま:これこれ!豆腐セクションを曲がったコーナーにあるあのお饅頭やらお団子やらがある「危険ゾーン」、あそこで美味しそ〜に鎮座しているのがこのバウムクーヘン達とその上に並ぶカステラですよね。
先輩:ハハハ、確かにあそこは美味しそうなものが並んでるよね。
たま:でもお値段もそれなりだし、なかなか手が出せないでいたんですよね。なので、今回の「全食べ」は天国状態です。えっと、編集長の指示書によると、お一人様用の小さいタイプと家族でも食べれるファミリータイプに部門を分けるように、だそうですよ。
<小さいお一人様部門>
1)バウムクーヘン European
Home Made (アトム製菓)
良質な卵がたっぷり入っているのがわかるバウムクーヘン。口に入れた時は若干パサついているような感じもあるが、くちどけは悪くない。フワフワというよりは、ギュッと詰まっているのに甘ったるくないデンシーなタイプ。牛乳に合いそう。
2)Milk Baum (牧原製菓)
高級小麦を卵たっぷりで練り上げた生地をフワフワに焼き上げたバウムクーヘン。くちどけもなかなかで、さっぱりした甘さ。フワフワしているのにしっとり感があるのがポイント。こちらも牛乳に合う。
3)Milk Baumkuchen (アトム製菓)
ミルクを生地に練りこんであるからか、しっとりした食感が特徴。甘さも控えめなのは良いのだが、食後感に若干ぱさぱさ感が残るのが気になる。
4)Chocolate Baumkuchen (アトム製菓)
しっとりとソフトに仕上がっている。ショコラの味が甘さを抑えてくれていて、さっぱりした甘さ。口溶けもまあまあで、悪くはないが。。。という感じ。
5)Matcha Baum (牧原製菓)
かなりほのかな抹茶の味と香り。ふんわりしていて甘さはひかえめ。しっとり感もくちどけ感も悪くないが抹茶バウムを名乗るにはちょっと抹茶の風味が物足りないのでは?という意見も。
6)Strawberry Baumkuchen (アトム製菓)
小さい子供が好きそうな安いイチゴのアーティフィシャルな香りに取材班一同かなり残念!とのコメント。
小さいバウムクーヘンのランキング
一位: Milk Baum (牧原製菓)
二位: バウムクーヘン European Home Made (アトム製菓)
三位: Milk Baumhuchen (アトム製菓) |
<大きいファミリーサイズ部門>
1)塩バウムクーヘン (丸井スズキ)
まろやかな味のシママース(沖縄の塩)を使用しているが塩味はそれほど強くない。品の良い味わいで、ふんわりというよりはしっとり生地がギュとしている。でも決して重くはない上質なバウムクーヘン。このタイプに多いパサパサ感はなく、くちどけも良い。バターの香りもたっぷりで、アールグレイなどの紅茶によく合いそう。
2)ウッフバウム ホイップクリーム仕立て バウムクーヘン (太陽食品)
「ホイップクリームをたて、生地に空気をだかせることで、口溶け・やわらかなバウムクーヘンに仕上がりました。」とパッケージに書いてあるが、しっとり感もくちどけ感もかなり普通。ホイップクリームのミルキーな味が後味に残るので、牛乳に合いそうなバウムクーヘン。
3)プレミアムバウムクーヘン キャラメル風味 (清水製菓)
きめ細かいしっとりくちどけの良いバウムクーヘンで、キャラメルの味と香りが思ったよりも強めで、それはそれで良い。キャラメル風味なので甘いのは甘いが、嫌な甘さではなく、元気が出そうな甘さといった感じ。生地がギュっとしているけれど重たいわけではない。後味にキャラメルの味がかなり残るので、プレーンを食べ飽きている人や、キャラメルが大好きな人には良いかも。濃いめのコーヒーと食べるのをおすすめ。
4)ミルクバウムクーヘン ミルクの味わい ( 丸井スズキ)
適度にしっとりで、ふわふわのバウムクーヘンは練乳が練りこまれているからなのか、甘さは強めに感じる。くちどけ感も良い。バウムクーヘンというよりはカステラに近いような気がするという編集部員の意見には同意する者も。アッサムティーなどに合いそう。
5)プレミアムバウムクーヘン しっとりやわらか仕上げ (清水製菓)
食感と素材を大切にきめ細かく焼き上げられたバウムクーヘンはふんわり仕上げ。しっとり感もくちどけ感もよく、軽い甘さは美味。ただし、取材員の中には砂糖のしゃりしゃりした感触が残って甘すぎるという意見も。アールグレイなどの紅茶とマッチさせたい。
6)キャラメルコーヒーの味わい バウムクーヘン (丸井スズキ)
適度にしっとりふんわりとしたバウムクーヘンは後味にコーヒーの香りが残るキャラメルコーヒー味。
コーヒーを加えることによって、キャラメルの甘さが抑えられていて甘ったるくないところが◎。ミルクやコーヒーに合いそう。
7)ミルクフリー バウムクーヘン(清水製菓)
ミルク(乳製品)が使われていないので、アレルギーの人でも安心して食べられる。乾燥を防ぐケーキドームが使われているので、きめ細やかでふんわりとエアリーなバウムクーヘンを楽しめる。このしっとり感は他に類をみない。口に入れた瞬間は緑茶にも合いそうなくらい甘さが控えめだけれど、後からしっかり甘味を感じる。何よりもパッケージに工夫がされているところがベリーグッド!
取材班の総評は、バームクーヘンの王道はミルクバウムクーヘン ミルクの味わい (
丸井スズキ)とプレミアムバウムクーヘン しっとりやわらか仕上げ (清水製菓)だが、お茶菓子として持っていきたいのはパッケージの妙もあってミルクフリー バウムクーヘン(清水製菓)。
自宅で食べるのなら。。。
一位: 塩バウムクーヘン
二位: プレミアム バウムクーヘン しっとりやわらか仕上げ
三位: キャラメルコーヒー |
<生麺タイプの塩ラーメン編>
たま:待ってました!生麺が使われている塩ラーメン編ですね。最近、アメリカ人たちも買っているのを良く見かけますよね。
先輩:確かに、長らく続いているラーメンブームは、お店で食べるものから自分でもつくるものになり始めているみたいだよね。それに伴ってミツワの生ラーメンセクションもかなり充実して来ているし、以前は無かったようなこだわった麺の販売なんかもし始めたよね。
たま:焼きそば同様、人それぞれ茹で時間などにも好みがありますが、今回はスープの量なども表示されている通りに忠実に作ってみろと指示書に書いてあります。まずはスープだけ飲んでみての感想。そして麺と一緒に食べた時の感想をお願いしますね。
1)Yamachan Ramen Mild 塩
スープの香りはあまり良くない。麺自体はコシもあるし決して悪くないのだが、卵のような香りがかなり強めな印象。スープだけの時よりは、麺と一緒になった時のほうが香りが良くなる。
2)明星 旨塩ラーメン 極旨スープ
液体スープのみが付いている。パイタンスープのような白いスープで鶏ガラ入り。このスープに細い麺が良く絡まっている。ただし、コクのあるスープは後味に少し粉っぽさを感じるかも。
3)明星 中華三昧
ホタテと鶏ガラスープのコクとうまみが美味しい。粉と液体スープの素を使っているが、うま味があるのにあっさりしているスープが太めのちぢれ麺に良く絡まっていて飽きずに食べられる。さすがは中華三昧。
4)Sun
Noodle Brand 塩味
野菜ベースの塩味スープで、すごくさっぱりあっさりしているが、塩分は意外と高い。細麺だけれどコシがあってスルスルっと食べられるのは高ポイント。ただし、後味に科学調味料の味が残るような気がしてしまう。ネギだけ入れても十分に美味しい。
勝手に塩ラーメンランキング
一位:明星 中華三昧
二位:明星 旨塩ラーメン
三位:Sun Noodle Brand 塩味タイプ |
< 冷凍シュウマイ編>
先輩:冷凍シュウマイ?これも編集長の指示?なんからしくないチョイスの気がするけど。
たま:これは編集長の奥さんの提案らしいですよ。なんでもお子さんのお弁当に入れたり、学校から帰ってきた時のおやつにするんですって。
先輩:最近の冷凍ものはレベル上がってるっていうからなあ。美味しいのが見つかったら酒のツマミにしたいかも。
たま:冷凍シュウマイは蒸し器を使ってスチーム料理する方が美味しいと言われていますが、今回は手っ取り早く電子レンジを使った味で比較してみます。
(海老シュウマイ対決)
1)AJINOMOTO Shrimp Shumai Dumplings
皮の部分がもっちりしていて、甘味もある優しい味。しかも冷凍のわりには意外と塩分が控えめなので、お子さんや塩分が気になる人にはピッタリ。ただし、エビ自体の量は多くないのか思ったほど香りはしない。ほんのり程度。低塩のせいか薄味なので醤油は必要か。
2)JFC Shrimp Shumai
塩味がしっかりしていて味は悪くないが、エビの香りはAJINOMOTOよりも更に「ホノカ」かも。皮はほんの少し厚めなもっちりタイプ。全体的に味が引き締まっているのは入っているコショウの味のおかげか?
3)NISSUI
えびプリプリシューマイ(軍配!)
ネギもしっかり入っている上に、エビのプリッも感じさせる。甘さ、香り、塩気、もちもち感など、エビシュウマイの中では一番バランスが良い。とろとろとした厚みのある皮タイプで、袋ごとそのまま電子レンジで温められるように工夫されているのもポイント。中のトレイが割れるようになっていて、お弁当などで必要な分だけ温めることが出来るというのも主婦の味方か。
(カニシュウマイ対決)
4)AJINOMOTO CRAB Shumai Dumplings
うすめの皮であっさりしたおいしさ。ただし、中身は練り物?っていう感じがするカニシューマイ。あまりカニらしさがなく、エビシュウマイとの違いは塩分の違いくらい?
5)JFC CRAB Shumai
見た目にも鮮やかな色が特徴のカニ肉がのっているタイプのカニシューマイ。皮がもっちりしていて歯ごたえあり。カニの香りもするし、塩味もしっかりしている。
6)NISSUI
紅ズワイガニのかにシューマイ(軍配!)
歯ごたえのある皮で味付けもしっかりめ。ただし、ずわいガニの食感と香りは少しだけ。それでも味がしっかりしているのでビールのおつまみには一番良さそう。お弁当にも◎。
(その他のシュウマイ対決)
7)JFC Beef Shumai
ジューシーな肉汁がふんだんにでてくるビーフシューマイはネギと牛肉のシンプルなものだが悪くない。皮がつるっとしていて良い。お肉の香りも食欲をそそる。
8)AJINOMOTO
PORK Shrimp Added(軍配!)
これは美味しい!皮は柔らかめで、肉汁がじゅわっと広がるタイプ。味付けもしっかりしているので、そのままでも十分美味しい。豚肉の他にシイタケやネギ、エビも入っていて、素材の一体感もとても良い。
9)JFC Pork Shumai
ポークのほかに玉ねぎやウォーターチェスナッツなどが入っていて、シャキシャキの食感が面白い。
塩味もしっかりしていて悪くないが、取材班の中には独特の香りが気になってあまり好みではないという意見もあった。
10)NISSUI
えだ豆のシューマイ
口に入れると枝豆の香りがかなりして、味もしっかりしている。所々に枝豆がごろっと入っているのもわかる。ヘルシーな印象もあるので、お子さんのお弁当にはピッタリかも。
ちなみに、今回の食べ比べでは「シュウマイは何で食べるのか?」論争が勃発。辛子醤油が定番であることは皆が認めつつも、「和辛子だけ」、「酢醤油」などに混じって「ケチャップ」、「お好みソース」、「マヨネーズ」などの邪道発言も。しかし実際に食べてみると意外とアリだった。そちらの方もお試しあれ。
<ポッキー編>
先輩:で、最後のこのポッキーの山は何?まさかこれは??
たま:はい!これは今回お使い役をさせられた私による独断持ち込み企画「たまちゃんがポッキー全部食べてみた」です。
先輩:そのままのネーミングだね(笑)。でもまあ確かにミツワでもポッキーのセレクション増えてるよね。最近は抹茶ポッキーがアメリカ人にも大流行なんだって。
たま:そうなんですよ。そんな抹茶タイプも2種類あるし、いちごタイプは3種類、チョコポッキーにいたっては4種類ありますからね。いつも食べてみたいなって思ってたんですが、なかなか手が出せなくて。。。
先輩:で、バスケットに放り込んできたってわけね。
たま:はい、棚にあった種類全部買ってきました!
<イチゴポッキー編>
1)
贅沢ショコラティエ ごろっと果肉のベリーショコラ(軍配!)
イチゴらしさ ◎ 甘さも控えめ。さくさくした焦がしバターのプレッツェルとチューイーなイチゴとクランベリーの果肉入りチョコレートが良くブレンドされるので、まるでデザートの様な仕上がり。ほんのり酸味もあるので甘すぎず美味しい。パッケージにも高級感あり。
2) イチゴポッキー
イチゴらしさ △ アーティフィシャルな安そうなイチゴの香り。プレッツェルの部分のバターの味も結構感じる。甘さは意外とひかえめで、サクサクシンプルなポッキー。パッケージも普通。昔はこの味にあんなに虜になったのに。。。
3) ダブルストロベリー
禁断の二度がけチョコイチゴらしさ 〇 イチゴの香りよりもミルクの香りが残る。パッケージはとってもおしゃれ。ココア味のプレッツェルがイチゴの味を邪魔しないように控えめな存在になっている。ただし、全体的なバランスとしては二度がけしたチョコの味がかなり甘いのでチョコ好きな人におすすめ
<フレーバーポッキー編>
1)抹茶ポッキー
スタンダードな抹茶ポッキーだけれど、香りも苦みもちゃんとしていて本格的。甘さも控えめでシンプルに美味しい
2)濃い深み抹茶ポッキー(軍配!)
季節限定の本格抹茶ポッキー。スタンダートタイプの抹茶ポッキーよりも苦みが増している。宇治抹茶が使われているので香りも深い。おまけにプレッツェルにまで抹茶を練りこむ徹底ぶり。二つの抹茶の融合を楽しむ大人の為のお菓子。
3)バナナポッキー
子供が好きそうなアーティフィシャルな香りたっぷりの、どこか懐かしい味のするバナナ味のポッキー。
チョコレートビスケットで出来たプレッツェルとバナナチョコの相性は良い。
4)クッキー&クリームポッキー
クリーミーな感じで甘さが口いっぱいに広がるポッキー。ちょっと疲れている時には元気が出そうな味。チョコレートビスケットでできたプレッツェルは見ためより甘さを抑えてはいるがそれでも甘い。
<チョコポッキー編>
1)ブロンドショコラ
フランス産のロレーヌ岩塩とキャラメル風味のブロンドショコラがバニラビーンズの粒入りのプレッツェルに絡まり、上質なスイーツのような味わいに仕上がっている。高級感もある。牛乳や深めのローストコーヒーにぴったり。
2)アーモンドクラッシュポッキー
香ばしい粒々のアーモンドがふんだんに使われたポッキーは文句なしのおいしさ。ミクルチョコレートがマイルドなおいしさに仕上げている。こちらも牛乳やコーヒーとの相性がよさそう。
3)ポッキー < THE MILK >
チョコレートが絡まりやすいようにウェービーな形に工夫されたクリスピーなプレッツェルが、かりかりさくさくでとってもおいしい。ミルクがたっぷり入ったチョコレートが上品で深い味わいになっていました。
4)いつものチョコポッキー(軍配!)
ダークチョコレートが使用されているオーソドックスなチョコレートポッキーはチョコレートの苦みがちょうどよく、甘すぎず、やっぱり手が止まらなくなるおいしさ!やっぱりコレコレ!
如何でしたでしょうか?長くシカゴにお住まいの方でも食べたことのなかった商品もあったのでは?今回は健康診断があったので参加出来なかった編集長が冷凍牛丼や、ロールケーキ、まんじゅうなどの棚食いでリベンジする日が近いかも知れません。みなさんもレッツ棚食い!
|