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シカゴのエンターテイメント雑誌としてお馴染みのぷれ〜り〜誌を発行しいるMGAのご好意で住むトコ.COMにぷれ〜り〜誌のバックナンバーを掲載させて頂く事になりました。
2016年11月 一生に一度は行ってみたい国!?
インド・ ハイデラバード特集

一生に一度は行ってみたい!とおっしゃる方も多いインド。でも実際は「お腹壊すんでしょう?危ないんでしょう?マハラジャとかまだいるのぉ?英語は通じるのぉ?ガンジス川の水って汚いんでしょう?」と、不思議がいっぱい、疑問がいっぱい、なお国の一つかもしれません。一度行ってみて「うん!面白かった、また来たい!」と思う人と、「いやぁ、もういいや。。。」と思う人と、大きく別れるとも言われていますが、筆者はダンゼン「何度でも行きたい」な人。今回は、ハイデラバード出身の友人の結婚式に参加しつつ、インド屈指のハイテクシティでもあり、また、南部のホスピタリティーをひしひしと感じるこ都市を、くまなく旅してきた筆者の旅行記となります。ハイデラバードに限らず、これからインドに旅行してみよう!という方々に必読の内容も。インドに興味のある方も、そうでない方も、「未知の土地への海外旅行図鑑」を読むような気持ちで、ご愛読くださいね。

ではでは、まずはハイデラバードの 基本情報から。インドのテランガーナ州の最大都市であり、州都でもある、人口約600万人の都市。公用語として、テルグ語が多く使われていますが、この表記が丸々&クルクルしているので、街の看板などから得る雰囲気はとってもなごやかな感じ(しかーし、それを読もうとすると指南の技です。テルグ語に関してはまた後ほどお話ししますね。)がするのが不思議。実際は、ヒンディー語や英語もよく使われていますので、ご安心を。
近年はITビジネス系の会社がハイデラバードを本拠地とするようになり、それによる経済効果も著しいようです。High Tech City と呼ばれるエリアもあり、そちらで見かけるインド人は、アメリカでみかけるIT系のインドの方達のような装い&雰囲気です。仕事で海外に出る方も多いからか、街には西洋フードのチェーン店が並び、なかなかの人気でした。KFC、マクドナルド、ドミノピザ、、、ここはアメリカ?と思うようなフードコートもありました。

歴史的に申しますと、ハイデラバードは実はまだまだ”若い”都市なのだそうで、、、と言っても500年ほどなので、まぁ、米国よりはお兄さん(お姉さん?)ですね。ハイデラバードの歴史/宗教を語る上でまず名前があがるのがゴールコンダ王朝。1518年から150年以上にいかけてこの地域を統治していたイスラム教を支持するゴールコンダ王国は、1589年になると、肥沃な土地が広がるハイデラバードに王都を定めたんですね。ここは、現在でもハイデラバードの観光地として大人気の厳かな塔、チャール・ミナールのあるあたりです。『ハイデラバード』という土地名もこの時の王、ムハンマド・クリー・クトゥブ・シャー王によって決められたということです(写真)。写真のお顔に似合わず(?)平和を愛し、国民からの多大なる信頼を得た偉大な王様だったということですが、彼が心から溺愛した踊り子さん、ハイダルさんの名前をとって「ハイダルの町=ハイデラバード」と名付け、また、この踊り子さんの方も、王様からの愛情に感動し自らムスリム教徒に改宗したという、あらぁ、ロマンティックな由来のある町なのですねぇ。

ゴールコンダ王朝が滅んだ後にはムガール帝国そしてニザーム王国の支配が入ります(1687年-1948年)。ニザーム王朝統治の200年ほどで、ハイデラバードは文化都市として、そして経済都市として大きく発展していたっと言えるようです。電力や鉄道、航空路も通り、また有名大学やその他高等教育機関、裁判所や議事堂、その他様々なインフラが整えられて行きました。そして、インド全体が大きく変動する1947年の「印パ分離独立」の際には、ムスリム派であるニザーム家はヒンドゥー教支持のインド国に属するのを最後まで拒否していましたが、結局は強制的に併合され、インドの一部となりました。というわけで、ハイデラバードは昔からの「王朝の州都である」という誇りとイスラム教からの強い影響を受けている都、それでいて、IT産業や近代文化、リベラルな教育が融合する、興味深い地域のひとつと言えるでしょう。

<持って行くと便利なもの>

インドへの旅、は、「ちょっとハワイに行ってくるねぇ」「パリはいつものホテルだから、いつものあのお店でいるものを買えばいいな」というわけにはいかない、のが事実。食べ物の事、衛生面の事、安全の事、、、いろいろと”お国が違うと文化が違う”のは当たり前なのですが、それ以上にインドは「ハードルが高い」かもしれません。かといって、怖がる必要は無用!それどころか、そんな「ハードル」を無理に飛び跳ねるのではなく、のんびりと構えて、地元の人たちのような寛容な心で乗り越えればいいのです!と、かなり比喩的に表現しちゃいましたが、ようは、出発前にきちんと準備をして、賢いトラベラーになろう!という事。というわけで、以下、筆者が何度かインドを旅した際に学んだ、<これを持って行くと便利です!>グッズを紹介しちゃいましょう。

●『ビーサン』:おトイレとお風呂場が一緒になっている場合が多いインドのホテル(超高級ホテルは西洋のものと同じですが、、、ね)。そして、なんせ「バケツ」で水/お湯をためて体を洗ったり、または、トイレの後もホースで洗ったり。というわけで、だいたいトイレ/お風呂場は「水浸し」なんです。裸足でオッケー!な方は別ですが、なんとなーく気持ち悪い。というわけで、ビーサンを持参して、水周りでいつも履けるようにしておけばバッチリ。ホテルのお部屋ないでもいつもビーサンなのは楽ですし、そうそう、日本と同様、靴を履いたり脱いだりするのが多いのがインドですので、ビーサンなら簡単です。

●『トイレットペーパー』:はい、これはもうインド旅行には必需品。ホテルなどではトイレットペーパーを置いていてくれますが、公共トイレや鉄道での移動などがある方、はい、ぜひともたっぷりお持ちください。キャンプ用品店で、携帯用&長持ちする用、など、いいものが購入できますよ。

●『トイレそのあとに』:最近アメリカでも売るようになりましたね、”One Drop Deodorizer”なんてネーミングで。いえいえ、けして、読者の方のソレが臭う、とは指摘しておりません。なぜかというと、 下水処理がまだまだ。。。なところも多いインドですので、どうも、トイレの水そのものが臭うんです。そして、さらにモスノーのような、昔懐かしい芳香剤をバンバン使っている場所も多々。これがホテルのお部屋に充満しているのが気になる方、ぜひこのような最先端(!)な芳香剤をお持ちになるといいですよ。

●『目薬』
:埃がすごい。。。とにかくすごいんです。なので、お目目の対策に、ぜひどうぞ。

●『マスク』:こちらも埃対策です。エアコンをガンガン使って、窓を閉めた専用車でゴージャスに移動するセレブな方は必要ないかもしれませんが、タクシーでもリキシャーでも、はたまたオートバイなどで移動がある方、は必須です。専用車で移動中でも、窓をあけて写真を撮りたくなったりしますよねぇ。その一瞬のためにも!

●『ファブリーズ』:旅行中に洗濯のために時間が取られるのはちょっともったいない、なので、ファブリーズを使っちゃいましょう!という、レイジーな筆者の必需品。
『1ドル札』:インドの方、アメリカの1ドル札が大好きなようで、、、チップとして渡すときなどに、ルピーのお札でもいいのですが、ドル札をあげると、とても喜んでくれました。お財布に入れておくといいかな。

●『蚊取り線香/虫除け対策』:インドの蚊はなかなか手ごわい。想像してみてください、町の道路に牛さんがたむろっていて、そこに牛さんの糞などもあり、屋台の食事処も並び、はい、蚊だけでなく、いろいろな虫がブンブンと飛び回っております。彼らがいない場所を選んで行動するか(高級ホテル内)、虫除け対策をして、地元の雰囲気を楽しみにいくか、、、ですね。出かけ中は、虫除けスプレーや軟膏、あるいは、虫除けのブレイスレットがいいですが、ホテルの部屋などでしたら、昔ながらの蚊取り線香、これがなかなかよかったです。もちろん、ファイヤーコードもありますので、使っていいかどうかを、まずはホテルの方に要相談。

『ウォーターボトル』:命の水、ですが、インドでは水道の水は飲まない方がいいのはご存知の通り。でも、ペットボトルに入った水をいつも片手にもって観光していると、写真を撮ったりお買い物中に不便です。というわけで、私は自分の使いやすい、腰やバックにつけられるような、さらに、利用後は小さくたためるようなウォーターボトルを持参。お出かけ前にお水を入れて、ときにはAirborneのようなビタミン剤も入れて、サァ元気に出発!

『免疫の薬&下痢の薬』:Airborneなどのビタミン剤は、筆者にとって旅の必需品。飛行機に乗るときだけでなく、旅行中は極力ビタミンを取るようにしています。そして、インド旅行でかならず!と言っていいほどトピックになる下痢の話。うーん、これは起きてしまったら起きてしまった、と納得するしかなく、その場合は、水分をとって、下痢の薬も飲んで、時がさるのを待ちましょう。。。とりあえず、1)水はペットボトルから、そして、口がきちんと閉まっている新品を飲む、2)人があまり入っていない(人気のない)屋台などでは食事を取らない、3)食べる前に、サニタイザーで手を消毒、4)睡眠をしっかりとる、5)地元の人が進める美味しいものを食べる、などの心得を忘れずに。

●『ウェットティッシュ』:インドに限らず、旅行中はとっても役立つウェットティッシュ。お友達の分も、たくさんお持ちになってください。インドでは、普通の3倍くらいお持ちになってください。

●『生理用品』:女性の方、インドの生理用品はあまり質が良くなく、また若干高価な製品の一つです。もしよかったら、多めに持っていって、余ったら、ホテルのメイドさんなどに差し上げるのもいいかもしれません。また、公共のトイレなどでトイレットペーパーがない場合でも、代用できるのも事実です。頭を柔らかく使い、普通の生活では考えられない事でも、臨機応変に対応するのも大切。

●『会話本』:外国人旅行者、ですから、すらすらと現地の言葉が話せないのは当たり前。まして、インドは22の公用語、プラス、方言などを含めるとなんとその数2000前後になるとか。 だからと言って、いつも英語のみではちょーっと上から目線的に感じられますよね。ですので、「ありがとう」「お願いします」「こんにちは」くらいは言語で言えるようにしておく、のはいかがでしょうか?また、ホテルやレストランなどで仲良くなった現地のお友達に、「会話本」を見せてあげると非常に喜ばれます。筆者の一押しのヒンディー語、タミール語の会話本はこちらの『旅の指先会話帳』シリーズです。挿絵も豊富だし、見ているだけで楽しいですよ。今回は、ハイドロバード特集ですので、後ほど「知って得するテルグー語会話集」をお届けします。

<美味しいものがいっぱい!>

ハイドロバードは歴史的にヒンズー教徒のみならず、イスラム教徒や外国からの商人&政治や軍事関係に携わる人たちのが集まっており、よって食べ物のバラエティーも豊富。また、現在はインド屈指のIT産業中心地、海外出張の多い方や、あるいは、インド国籍でも海外に住んでいる方達(NRI:Non Resident Indiansと呼ばれます)もたくさん。というわけで、西洋化/アメリカナイズしたレストランチェーンも数々見かけられます。KFC, マクドナルドはもちろん、ピザハットにChili's もありましたね。しかーし、ハイドロバードの味!といえばやはり「ビリヤニ」なのです。はい、インド版炊き込みご飯、お肉なし/あり、通はライタというヨーグルトソースをたっぷりかけて、、、うーん、よだれが出ちゃう。

そんなビリヤニ屋の中でも、ハイドロバード!といえばここ、Paradise Biryani。1953年創業のホテル/レストラン、こちらのビリヤニ(特に、ゴート・ビリヤニがオススメ!)は絶妙なスパイスとたっぷりのお肉&ご飯で、数々の賞に選ばれた絶品。お野菜のスライスと一緒に、バランスよく召し上がってみてください。他にも、パラダイス名物といえばFaloodaという一風変わった飲み物。ローズシロップ、タピオカ、ココナッツミルクそしてオオバコが入った冷たく甘い喉越しは、辛い食べ物の多い南インドでは最高の相性。さらに、ラマダン(イスラム教徒の習わしで、ある一定の期間、日の出から日の入りまでの食事を摂らない)の時期には、レンズ豆や小麦、お肉を入れた「ハリーム」も作られます。このハリームも、ハイドロバード名物の一つで、そのシチューのような濃厚かつ穏やかな味わいが、ラマダン中の体を癒すと同時に、次の日の断食に向かって栄養が取れるんだそう。ハイドロバードの他のレストランでは、ラマダン時期以外にもこのハリームを出しているところも多々。ぜひお試しください。

他にも地元の味といえば、泣く子も黙るGokul Chat。チャートとは、インドで言う”スナック”的な軽食の意味。屋台ではないけれど、その庶民的な雰囲気と、お店の汚さ(ごめんなさい)は、思いっきり「ローカルな味」。大きな大きなお鍋でできているスープをかけた、ちょっぴりスパイシーな味は病みつきになること請け合い。サモサ・チャート、ダイ・カチョリ、ベル・プリ、パブ・バジ、、、種類は豊富で、しかもお値段ももちろん庶民価格!椅子はないですよぉ、立ち食いテーブル汚いですよぉ、オーダーするのに一苦労ですよぉ、、、でも、食べる価値は高!そして、辛いスナックの後にはぜひトライしてもらいたい、Kulfiというアイスクリームもお忘れなく。昔懐かしい、駄菓子屋さんのアイスクリームな味がします。

甘い物続きで、おすすめなのが、Sree Sai Satyanarayana Mithaiというお店。60年以上も、ハイデラバード市民に美味しいお菓子(Mithaiとは、甘い物の意味)を提供しているこのお店は、ハイデラバード一番の大きさを誇る卸売り通り、Begum Bazaarの一角に存在します。インドでは、お祝いごとや、お客様の訪問の際、またご贈答品として甘い物を用意する習慣があり、よってミターイ屋さんもその用途によって選べるお菓子をたっぷりと用意されているのです。ヒンズー教の神様、象のお顔をもったガネーシャ神。彼が左手にもっている丸い物、これも実はミターイの一つ、ラドゥーなんですよね。スリー・サイのお店では、他にも銀箔の乗ったパルフィ、甘そうなスージハルワに、まるでパイのように見えるクジヤ、ドーナッツホールをシロップに漬けたような(カロリーを考えたくない)グラム・ジャムン、さらには鮮明なオレンジ色のにょろにょろとしたジャレービ。全て量り売りですので、好きな分を好きなだけどうぞ!

ちょっとオシャレに、でもインド色バリバリでお夕食を、という時にはOhri's 70MMなどいかがでしょう?ハイドロバードに20以上のチェーン店を持つ有名店なのですが、その中でも、ボリウッド・テーマを持つ異色(?)なバイキングスタイルは、食べやすく&面白い体験ができるはず。インドの映画を一度でもみたことがある方はご存知のように、ボリウッド系の俳優/女優さんは、演技だけでなく、踊り出すわ、歌い出すわ(口パクですが)、もう大変。そして、映画という産業は、ハリウッドよりも繁栄しちゃってるのがインド。このレストランの壁には、ところ狭しと有名スターの写真やサイン、ポスターが並べられ、テーブルにもボリウッドスターの絵が飾られ。。。お料理は、インド料理もあれば、ピザや中華風焼き飯などもあり、非常にミックスされた感じで、お得感あり!でした。
http://www.ohris.com/70mm.php

<ハイデラバードの見どころ>

ハイデラバードは、インドに住んでいるインド人にとっても観光地。近代文化、古代文化、美味しい味、 ショッピング、全てにおいて楽しめる場所です。ドライバーを1日ハイヤーしてもそんなに高額にはなりませんので(筆者は1日30ドルくらいでオッケーでした)、ぜひぜひ自由気ままに動ける日程&方法で、ハイドロバードを満喫してください。テルグー語あるいはヒンディー語がお得意でない方は、「English Speaking Driver」とリクエストすることをお忘れなく。

以下、ぜひ訪れていただきたい場所をリストアップしてみました。ご参考になれば幸いです。

★ 『Char Minar チャールミナール』
ここに足を運ばなければハイデラバード観光は成り立たない!というくらいの一番押し観光地。チャール(4つ)のミナール(塔)という名の伝統的なイスラム的建築物、こちらは旧市街の中心となっていて、周りはいまでも商店&屋台が並び、食料品から服飾品、ツーリスト相手のお土産品、なんでも揃う場所です。特に、インド女性のおしゃれにはかかせない「バングル(ブレスレット))や「真珠」が有名なのだそうで、かなりアグレッシブな呼び込み兄ちゃんによる「ほら、この真珠は本物!ライターで炙っても溶けないヨォ!」というパフォーマンスを何度となく見かけることでしょう。そのほか、観光客を狙った物乞い達もうろうろ、と、、、お気をつけくださいね。16世紀に流行った風土病を克服させたことに感謝の意味をこめて、アラーの神にささげたこの美しい塔、もちろん上階へ登ることもできますが、ぜひぜひ歩きやすい靴で!階段は非常に急でして、しかも狭く暗い。しかしながら、上階から360度ながめる旧市街の様子は、いかにも「ザ!インド!」、がんばって登る甲斐があるってもんです(降りる甲斐もあります)。この中にはハイデラバードで一番古いと言われるモスクも存在していて、イスラム教徒の方達には神聖な場所でもあることをお忘れなく。

★『Salar Jung Muserum 』
インドには、国立の美術館が3つあるそうですが、その一つがここ。骨董収集家として有名だった藩王、サラール・ジャング氏が世界中から集めてきた美術品がところ狭しと展示されています。インド各地からの骨董品が多い中、日本や中国、ヨーロッパからのアンティークも数々と並んでおり、非常にインターナショナルな雰囲気があります。カメラの持ち込みも可能(別額を払います)ですので、興味のある展示物はしっかり撮影可能。インド人の人たちは、私たち外国人とのセルフィーを主流に楽しんでおりましたが、、、。9万点以上もあると言われる展示物の中でも 一番有名なのが、ニザーム王朝時代のからくり時計。どうってことない(ごめんなさい)からくりなのですが、もう大変な人気でして、たくさんの人が’まだか?まだか?’と首を長くしておりました。大きくはないですが、カフェテリアも完備、トイレもなかなか綺麗。セキュリティーもしっかりしているので、安心して楽しめる観光地です。

『ゴールコンダ砦Golkonda Fort 』
16世紀から17世紀にかけて栄えたゴールコンダ王朝時の要塞が残されています。王族の住居でしたので、当時の生活様式を想像しながら、砦の一番上まで登っていくことができます。これがなかなかのエクササイズ。ボトルのお水などを持参することをおすすめするとともに、砦のあたりで待っているガイドさんを雇うのもいいアイデア。というのも、砦の上り下りにはいくつかのトレイルがありまして、ガイドさんたちはその中でも「一番簡単な道」を知っているのです。しかも、いろいろな歴史上&建築学上のお話もしてくれる、と、いいことづくめではありますが、是非とも”値段交渉”はしっかり&きっかりと行いましょう。ある意味とっても「砂色」な世界ですが、ロマンな雰囲気が残る場所の一つではあります。ゲート入り口で手を叩くと、お城の一番上の方まで聞こえてくる不思議なサウンドシステムがあったり、納涼のための家の作りを教えてもらったり、、、なかなか興味深いゴールコンダ砦です。

★『ビルラー・マンディール寺院 Birla Mandir 』
”ビルラー財団”建設した数々の寺院の中でも、非常に美しく威厳のある建築で有名なヒンズー教のお寺。大理石がたっぷりと使われていて、その真っ白な雰囲気はタージマハルのようだと、とも言われています。靴をぬぎ、また携帯電話なども持参不可な状態で美しい寺院を回っていきますが、高台にそびえ立つ寺院ですので、そこから見下ろすフセイン湖(Hussain Sagar)の眺めがとっても美しい。この人工湖、真ん中あたりには18メートルの高さを誇る仏様が立っております、ぜひお見逃しなく。シバ神、ガーネーシャ、サイババ、、、など、ヒンズー教信者にとって大切な神々がそれぞれの「部屋」で祀られております。時には、祈祷中の僧侶にも出会い、とっても神聖な雰囲気。夜のビルラー・マンディールは、素敵にライトアップされ、その白く清い色を一層美しくかもし出します。お寺訪問を楽しんだあとは、駐車場近くにあるギフトショップを覗いてみるのもいいでしょう。ラドゥー(Ladoo)と呼ばれる、ひよこ豆を使った丸いお饅頭 、こちらは「神様御用達」の縁起の良いミターイ(ヒンディー語で菓子)で、お茶(チャーイ)との相性も抜群。ぜひぜひお試しださいね。

★『ラモジ・フィルムシティ Ramoji Film City』
こちらは、まさにインドの「映画村」、ボリウッドはもちろん、コリウッド(カルカッタ地方を中心とした映画業界)の撮影などで使われている大きなセットやステージなどがある敷地内に、観光客も足を運ぶことができます。フィルム・シティの中には、数々の映画で実際に使われた(現在も使われている)、ムンバイ空港や、タージマハルのレプリカ、イスラム教のお城にヒンドゥー寺院、南インドの街並みの雰囲気を作り出した一角、インド映画ではかかせない、鉄道の駅(ああ、、恋する人よ、行かないデェ???的なシーンがよく出てきます)、などが点在し、パーク内回るバスのガイドさんによって、たくさんの「舞台裏」をみることができ、実際に使われた映画のタイトルや演じた俳優さんの名前が発表されるたびに、車内は「ウォーー!」と歓声が、そしてパシャパシャと写真を撮る音。。。インド人にとって、映画は老若男女、どんな宗教であっても、そしてどんなカーストであっても(カースト制は公式には否定されています)楽しめる娯楽なようで、皆さま本当に心から「映画の里」を満喫されておりました。ボリウッドを知らない外国人でも十分楽しめるのが、ボリウッド流のスタントショー(なぜかカウボーイ風)、宝塚も真っ青のゴージャスな歌と踊りのレビュー、映画の特殊効果を学べるクラス、”え?ディズニーランドのアトラクション?”的な怪しい乗り物の各種、などでしょうか。VIPツアーにお申込みの方は、インド俳優さんたちの写真や似顔絵満載のレストランで、豪華なブッフェもお楽しみいただけます。インド人たちの映画への情熱を感じる1日となることでしょう。

★『シルパラマム公園 Shilparamam Park 』
もうひとつテーマパーク系で楽しいのが、ハイデラバードの旧市街から1時間ほどのハイテックシティにあるシルパラマム公園。こちらは、昔からの伝統工芸や文化を大切に保存していこう、という団体によって1992年にオープン、公園の中は、タイムトリップした「古き良きインドの村」がテーマになっており、工芸品を作るアーティストさんがいたり、昔の日本にもあったような操り人形の素朴なショーを楽しめたり、当時の生活を表現した家や人々のレプリカ&人形があったり。お散歩コースとしても最高で、湖や滝があり、孔雀などの鳥たちが歩き回り、そして牛車が行ったり来たり、、、のどかなひと時を楽しむことができます。こちらでのおすすめ品はやはり伝統工芸品、実際に制作しているアーティストさんとおしゃべりしながら、お気に入りの一点を探してみてくださいね。この公園のあるエリアは、ハイテク・シティーと呼ばれ、IT産業の中心地。きれいなオフィスと、きれいな(?)人々が行き交い、また街の様子や建物もまるで「え?名古屋?(東京でないところがミソ)」という感じな場所。近くには、ハイデラバードで一番おしゃれで大きなモール、Inorbit Mall があり、ここに来ると自分がインドにいることを忘れてしまいそう。まるで日本のイオンモールのような雰囲気で、小綺麗なリテイルやフードコートが並んでいます。エアコンもガンガンですし、なんだか非常にセレブな雰囲気。しかーし、公共トイレに行かれてみると、「あ、やっぱりインドだね」と思わせてくれるのが、なかなかいい感じです。

<知って得するテルグ語>


テルグ語をちょこっと使うだけで、地元の方達は大喜び!してくれるんです。これは学んで置いて損はなし。ホテルやハイセンスなレストランでは英語が通じますが、”やはり公用語のテルグのいくつかは知っておきたい、その方が、ローカルさんたちと交流ができるから”そんな一歩入り込んだ旅を楽しみたいあなたへ、いくつか「知って得するテルグ語会話集」です。

■おはよう/こんにちは/こんばんは:ナマスカーラム
■元気?:ミール・イエラ・ウナール?
■はい、元気です:アウヌ、バーグンナーヌ
■最高!:バーグンディ!
■ありがとう:ダンヤバアダムル
■あなたの名前は?:メー・ペーラ・マンディ?
■私はホクです:ナー・ペール・ホク
■いくらですか?:エンタ・カーチュ?
■トイレはどこですか?:バスルーム・エッカダ・ウンディ?




 
     
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