寒〜いシカゴを身も心も温めてくれる料理を探して今回取材班イチの食いしん坊コンビである『たまちゃんと先輩』が選んだトピックは『カレー』。実際に取材をしてみると意外と食べた事のないカレーメニューが沢山あるのに驚かされました。みなさんも気に入った一品が見つかったら、是非おためしアレ!
先輩「ぶるぶる。う〜ん、今年は寒くなるのが遅かったけど、やっぱり冬が来たね。」
たま「本当、こういう時はチョッと元気の出るあったかい食べ物を紹介したいですね。でも鍋は前にもやっちゃいましたし〜。」
先輩「じゃあカレーライスなんてどう?スパイス効いたカレーなら元気も出るし、お店によっては家庭の味のところもあるから、心もあったまるかもよ。」
たま「カレーライスですか、それイイかも知れませんね!早速編集長に承認もらってきますよ。」
たま「編集長のOKが無事に取れました!今回も『自分が行けない!』ってブツブツ言ってましたけど(笑)。ではどこから行きましょうか?」
先輩「カレーライスはランチメニューで出しているところが殆どだし、まずは郊外のお店からまわる事にしよう。」
『鳥新』TORISHIN |
847-437-4590 |
WEB |
1584 S. Busse Rd.
Mt. Prospect
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プリプリの大海老がのったエビフライカレー |
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タマネギの甘味が広がるジューシーなミンチカレー |
たま「ここは鳥新ですね。」
先輩「居酒屋のイメージがある鳥新だけど、ランチメニューの美味しさには定評があって、わざわざ遠くから食べに来る熱烈なファンもいるんだよ。ここではカレーライスとカツカレーが定番メニューだけど、リクエストに応じて、ミンチカツやエビフライなど何でものせてくれるんだ。」
たま「確か、オーナーシェフの金子さんは日本の洋食がお得意でしたよね。期待できそう!」
先輩「今回はエビフライをのせたエビフライカレーと、ミンチカツカレーをオーダーしておいたよ。あ、もう来たみたい。」
たま「いっただきま〜す!う〜ん、口当たりがとってもなめらか!コクのあるトロミ具合を大事に作っているのが良く分かります。」
先輩「なんと贅沢にもリブアイのお肉も入っているんだって。だからお肉のうまみも出ていて味に深みがあるよね。」
たま「揚げたてのエビフライも大きいし、身がプリプリして美味しい!この豪華さは幸せですね。」
先輩「こっちのミンチカツも玉ねぎの甘味とお肉のうまみがぎっしり詰まっているから、これだけでもご飯がすすむなあ。」
たま「こんなに大きなサラダも付いてくるんだ。生姜の爽やかな香りが良いすり玉ねぎのドレッシングがかかっていて、食欲がガンガン出ます。」
先輩「夏の間は、夏野菜をさっと炒めてのせた夏野菜カレーもやっててね。それに、カレーうどん&鳥新丼(照り焼き丼)や、蕎麦&カツカレーのセットも好評なんだって。」
先輩「今回は、紹介するレストランが多いからサクサク行くぞ〜。さて、次は改装してお店が広くなった三九に行ってみよう。」
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ハラペーニョの辛さがくせになるカレーうどん。ごはんもついてくるのはダブルでうれしい! |
先輩「三九ではカレーはレギュラーメニューではないんだけど、平日の日替わりランチスペシャルの中に、色んなカレーメニューが取り入れられているんだ。」
たま「私もここのカレーメニュー大好きです。オーナーシェフの吉田さんがいつもユニークなものを出してくれるので飽きさせないんですよ。確かナスの天ぷらを添えたナス&ひき肉のカレーとか、オムライスカレー、カレー南蛮なんかもありましたよ。」
先輩「へ〜たまちゃんも詳しいねぇ。で、今日のメニューはカレーうどん。三九のカレーは、キリッとした辛味を出すためにハラペーニョを使ってるんだけど、使用したハラペーニョの辛味によって、カレーの辛さ具合が変わるので、そのバランスを調整するのが腕の見せ所なんだって。あ、出てきたね。」
たま「うわ〜、美味しそ〜!大きめに切った豚肉がたっぷり入ってますよ。カレーうどんのスープは優しい和風だしが効いていて、コシのあるうどんにもしっかり絡んでます。」
先輩「時にはチキンが入っていたりして、入っている具もその時々によって様々なんだけど、ラッキーな時は鴨肉が入っていることもあるんだって。」
たま「上にのった香ばしく焼き付けたネギも独特のまろやかな甘味があって、それに緑の色合いがいいアクセントですね。」
先輩「このカレーうどんにはミニサラダが付いて来るんだけど、白ご飯がちゃんと付いて来るのもポイントなんだ。うどんを食べ終わったあとに、うまみの出たカレーソースをご飯にかけて食べれるからね。」
たま「ホント、これは最高!『美味しい』が二度楽しめてとっても幸せです!」
『車屋』KURUMAYA |
847-437-2222 |
WEB |
1201 E. Higgins Rd.
Elk Grove Village |
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ユニークなコンビが美味しいチャーハンのオムカレー |
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ランチには突き出しまでついてきてオトク! |
先輩「お次はあまりにもメニューが多すぎて、あえてカレーをメニューには載せていないという車屋。でもカレーライス、カツカレー、カレーうどんは、在庫さえあればランチ、ディナーに関わらず作ってくれるよ。」
たま「あ、出てきましたね。お、これはオムカレーですか?車屋さんのが美味しいって聞いてたんだけど食べるのは初めてです。」
先輩「そう。これは女将さんのおすすめで、金曜日のランチのみ食べられるオムカレー。薄味のチャーハンを卵でふんわりとくるんだものに、上からカレーをかけてあるんだ。以前はカレーをかけた状態でお客さんに出していたそうなんだけど、ケチャップをつけて食べたい人もいるから、今はカレーを別皿に入れてサーブしてるんだって。」
たま「チャーハンはほんのり塩味で、ジューシーなチャーシューも入っているし、そのままでも充分美味しいですね。カレーはジャガイモや、にんじんの入った、ちょっと甘めの家庭的な味です。」
先輩「カレー&チャーハン・オムライスというユニークな組み合わせなんだけど、これがクセになるんだよ。」
たま「それぞれの味が主張しすぎてないから、味の相性がいいのがポイントですね。それに、サイドについてくる、フワっとした千切りキャベツも、かつおダシのきいたドレッシングがおいしくって、こちらもお箸がとまりません。」
先輩「車屋のカレーメニューには、お味噌汁と日替わりの副菜がついてくるんだけど、この副菜もいつも一手間かかってるよね。」
たま「今日のはつめた〜い冷奴の上に薄味のおだしと一緒に、ゆでた山菜がたっぷりとのった山菜とうふですね。それにしてもオムカレーだけでもものすごいボリュームなのに、車屋さんのランチでは突き出しに小さな巻物とミニサラダもついてくるので、本当にお腹が一杯になります。お値段も良心的だし私は大大大満足です。」
先輩「そうだね。これだけガッツリ食べると午後からしっかり仕事が出来るってもんだ。オムカレーは、一日限定20個のみだそうなのでご希望の方はお早めに。
『桜(マウントプロスペクト店)』
SAKURA RESTAURANT
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847-577-0444
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WEB |
105 S. Main St. Mt.
Prospect
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スッキリとコクのある辛さがきいたルーと贅沢な厚切りカツのカツカレー |
先輩「さて、次は桜マウントプロスペクト店。ここのカツカレーはオーナーシェフの大槻さんが見習いの小僧として日本の料理店で修行していた頃の思い出の味なんだって。当時、毎日のように通っていた築地に、ベロが熱くなるようなカレーの専門店があって、その味をヒントにしているそうだよ。」
たま「あ、出てきましたね。材料は全てしっかりと煮込んでしまっているから全部溶け込んでしまっていますね。それでは一口。あ〜、スッキリとして、コクのあるカレーです。あ、後から辛さがビンビンきます!」
先輩「そうなんだ。不思議と舌の上はそれほどしびれないんだけど、喉の奥がしびれるよな。汗もドンドン出てくるし。」
たま「一見シンプルなんですけど、これはかなり手がこんでますよ。ターメリックの芳香が食欲をそそります。それにしても、このお店のカツは厚切りですね〜。ジューシーでとっても美味しいカツがゴロリと入っています。」
先輩「カツはエビフライにする事もできるんだって。このスープカレーには、醤油をはじめとした隠し味が色々入ってるんだ。確かにこの味は身体の奥から元気が沸いて来るようだね。」
たま「サイドには味噌汁とサラダがついてきます。この福神漬けも美味しいですね。」
先輩「夏の間は、桜でも夏野菜を使った夏野菜カレーを期間限定で行っているんだそうだよ。」
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ヒレカツののったさっぱりした大人味のカツカレー |
たま「次のNOBUのカレーについては私に紹介させてください。ここのさっぱりとした大人味のカツカレーは私の大好物の一つなんですよ。」
先輩「そりゃあ良かった。僕はNOBUでは鴨鍋などの鍋物や幕の内弁当を食べる事はあっても不覚にもカツカレーは初めてなんだよ。評判は聞いてたけど。」
たま「このお店のカツカレーはピリリとしたスパイスのきいた辛口なんですが、2〜3日しっかりと煮込まれているので、具材に味がしっかり染みているだけでなく、野菜のあまみがちゃんと味わえるのがポイントです。あ、出てきましたよ。」
先輩「なるほど、確かに具のエキスがたっぷり入っているのにスープ自体は実にさらりとしたタイプで美味しいね。ゴロッと大きめに切ったニンジンやお芋、それにお肉もしっかり入ってるから満足感もあるな。」
たま「上にのってるカツの衣がカリッとしてるでしょ?これ、とっても柔らかいひれ肉を使っているのでとってもテンダーで。。。」
先輩「うんうん、テンダー&ジューシーだね、これはカツカレーにうるさい人にも薦められる味だわ。」
たま「カツカレーは平日のランチのみなんですけど、お持ち帰りもできるので、家に持って帰って夜に食べる独身族もいるんですって。」
先輩「なんか分かるような気がするよ。寒い冬に家に帰ってこんなカレーが食べれたら嬉しいよね。冷たくなったカツは電子レンジじゃなくって油をしかないフライパンを使って弱火で熱してやるとカリカリになるしね。」
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やわらかカツがのった羽川プロの絶賛のカツカレー |
先輩「次に紹介する日本館のカツカレーは、なんとプロゴルファーの青木功さんと羽川豊さんも食べた事があるカツカレーなんだ。でね、日本に帰った羽川プロが、日本館のカツカレーがおいしかったとコメントしたので、その後、日本テレビのスタッフが大勢で食べにきたそうだよ。」
たま「へ〜。それは興味深々ですね。日本館というとなんとなく日本酒に良く合う通好みの一品料理っていうイメージがありますが、カレーも美味しいんですね。あ、来た来た!」
先輩「とにかく野菜をたっぷり煮こんでから、しっかりとブレンダーでなめらかにしてから作っているのでソースのような独特のトロミ感があるのが特徴なんだって。」
たま「分かります。お野菜の甘み、それにコクのあるスパイスの味がしっかり凝縮されていて、とっても味わいが濃厚です。」
先輩「お、さすがはたまちゃん。このピリリとした辛さのおかげで食べていると体もポカポカしてくるよね。カツはヒレ肉を使っているというわけではないそうなんだけど驚くほど柔らかだし、味もしっかりついてるよね。この辺がシェフの腕の見せ所ってとこかな。」
たま「お店の人の話では、金曜日の日替わりランチスペシャルではヒレカツを使ったカツカレーもやっているそうですよ。あと、カツカレーには、おだしのきいたお味噌汁(またはお吸い物)とミニサラダ、それから二種類のお漬物と小さな小鉢もついてきます。こちらも大満足ですよね。」
先輩「うん。で、このカツカレーは平日のみの特別メニューってのを言い忘れたね。」
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アメリカ人もびっくり!完成度の高いカツカレー |
たま「レイクフォレストにあるSushi
Kushi Toyoのカツカレーは、隔週で木曜日のランチのみというちょっとしたレアメニューなんですが、これが日本人だけじゃなくってアメリカ人のお客さんにも大人気のメニューなんですよ。」
先輩「僕も聞いた事はあったけど食べるのは今回が初めてだよ。確か元フレンチレストランに勤めていた日本人のシェフの方がつくってるんじゃなかったけ?」
たま「そうなんです、よくご存知ですね。そろそろ出てきますから、まずは食べてみてください。」
先輩「お、出てきたね。それではいただきます。ほ〜っ、これは喉越しがいいサラリとしたタイプだね。スパイスのコクがしっかりあるのに、全体的にはまろやか。なるほど、これならいくら食べても飽きが来ない。」
たま「とにかく、じっくりと玉ねぎを炒めるところにこだわりがあるんだそうです。」
先輩「いや確かに食べてみるととっても丁寧に作られているのがわかる上品な味わいだよ。それにこのサクッと揚がったカツもいけるなあ〜。」
たま「ですよね。あとちょっと盲点なんですけど、ここのカレーはライスの部分も際立って美味しいんです。みずみずしくてもっちりとしたご飯はこのカレーにはピッタリじゃないですか?」
先輩「いやあ、完成度高いわ。これを食べたアメリカ人はビックリするだろうね。でも日本のカレーの美味しさを知ってもらうのにはうってつけかも。」
たま「最初はお寿司目当てに来たお客さんでも、こういう料理を食べて、どんどん他の日本料理のファンになってくれると嬉しいですね。」
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野菜がたくさんはいってとってもきれいな野菜カレー |
たま「Forest
Hiroっていうと焼肉と鉄板焼きが有名ですが、実はカレーライスがこのお店の隠れた看板メニューなんです。ヘッドシェフのヒロさんのお母さん直伝のレシピなんですが、これがまた美味しいんですよ。」
先輩「へ〜、さっきお店の人に聞いたけど、他のカレーのメニューも豊富なんだってね。」
たま「そうなんです。ハウスカレー、チキンカレー、ビーフカレー、エビカレー、野菜カレー、チキンカツカレーの6種もあるんですが、今回はトンカツではなくチキンカツをのせたチキンカツカレーと彩りのきれいな野菜カレーをオーダーしてみました。」
先輩「お、出てきた、出てきた。へ〜!これは確かに家庭的な優しい味だけど、後からスパイスの辛味がじわっと伝わってくるね。なるほど、ちょっと食べた事の無い美味しさがあるよ。」
たま「数々のスパイスを独自にブレンドして、3日間かけてじっくり煮込んでルーをつくっているそうです。上にのっている揚げたてのチキンカツも、しっかり塩味がついていて、ムネ肉なのにとってもジューシーですよね。」
先輩「うん。余分な衣がついてないので脂っこさが無いのも気に入ったよ。この方がカレーとの相性が絶対いいよね。それから、こっちの野菜カレーは見た目が本当に綺麗。色とりどりの野菜がゴロゴロ入っていて体にも良さそうだね。」
たま「さっと火を通した野菜がたっぷり入っていますね。えっと、ブロッコリーでしょ、玉ねぎ、にんじん、それからこれはパプリカ、マッシュルーム、それにズッキーニも入ってますよ。」
先輩「いやあ、Forest
Hiroにこんなカレーライスがあったとはねえ。いやあ脱帽!」
たま「カレーライスは基本的には平日のランチのみのメニューなんですが、頼めばディナーでも出してくれるそうです。おまけに毎週水曜日のランチでは、全てのカレーライスメニューが半額になるそうなのでそちらもお得です!」
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上質なお肉のとんかつに感動のカツカレー |
先輩「Lake
ForestにあるSushi Kushi Toyoの本店はたまちゃんにお任せしたけど、こちらの2号店については僕が紹介するね。二号店のカツカレーは平日のランチでのみ食べる事ができるんだけど、自家製の鶏ガラベース・スープと、同じ量の玉ねぎを煮込んでルーをつくっていて、そのおかげで鶏ガラのうまみと玉ねぎの優しい味を味わう事が出来るんだ。」
たま「では早速頂きます。お、なるほど、確かにマイルドでとっても優しい味わいです。」
先輩「シェフの方の話だと、ルースパイスを加える前に玉ねぎをブレンダーで攪拌しているんだって。それがこのサラッとしていて軽い口当たりの秘密なんだね。おかげで食べやすいし、何より上にのってるカツの食感も最大限に楽しめると思わない?」
たま「分かります!私もこのカツのおいしさには感激しました。衣もサックサクで、あまりのおいしさに、正直トンカツだけをメインに食べにきたいと思ったほどですよ。」
先輩「トンカツのお肉には麦類ベースのヘルシーな飼料のみで育てられた和州の麦豚を使っててね、このお肉はキメが本当に細かくって柔らかいのが特徴なんだそうだ。」
たま「豚肉独特の匂いやクセが全くなくって、とてもあっさりしています。」
先輩「カレーについて、もう少し補足しておくと、ニンニク、バター、そして砂糖や唐辛子などが隠し味に使われていそうなんだけど、それが優しい味わいの中にも辛味と甘味の両方がある秘訣だね。」
たま「なんとも微妙なコクが感じられる深みのある味だと思います。」
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ジューシーな竜田揚げがのった竜田チキンカレー |
先輩「ここまでは、郊外のお店ばかりを紹介してきたので、ここからはシティー(シカゴ市)のお店を2件紹介しよう。まずは懐かしい家庭的な味を大切にしているCOCORO。ここのカレーライスは、簡単に言うと『昭和の味』ってところかな。おばあちゃんが作ってくれたような、優しくってまろやかな味わいが特徴なんだ。」
たま「なるほど、このカレーはスパイス控えめの甘口なので子供も大好きな味ですね。子供の頃に母に作ってもらったカレーを思い出し、なんだかとっても懐かしい気分になりました。」
先輩「うん。基本は鶏ガラと野菜のうまみをブレンドしてあるんだけど、あと、ジャガイモがたっぷり入っているのもポイントだな。どこを食べてもじゃが芋がゴロゴロ出てくるはずだよ。」
たま「確かにお芋がた〜っぷり入っています。じっくりと煮込まれているので、とにかく味がしっかり染みていて、口の中でホロッととけていきます。」
先輩「COCOROの定番メニューには、カレーライスとカツカレーの他にも竜田チキンカレーってのがあってね、そちらもお願いしておいたからそろそろ出てくるはずだよ。あ、来た」
たま「へ〜。この鶏モモ肉を使った竜田チキンはジューシーでとっても柔らかです。」
先輩「これも美味しいよね。この他にもトンカツやエビフライをのせてほしというリクエストがあれば、いつでもカレーライスにのせてくれるんだけど、もう一つ面白いメニューに『コロッケカレー』というのがあるんだ。ホックホクのお芋とたっぷりの牛肉の入った手作りコロッケは、それだけでもおいしいんだけど、カレーにのせると、さらにボリューム満点。食べ盛りの男性を中心に常連さんの間で人気がある隠れメニューなんだって。ただし、コロッケはいつもあるわけではないので、興味のある人は前もってお店に問い合わせた方が良さそうだね。」
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裏メニューで店員さんにも人気の家庭料理的なカレー |
先輩「そしてお次はシカゴで一番歴史にある日本食レストラン一統寿司のカツカレー。ここのカレーは従業員さんの為の賄い料理だったので、まだメニューには載ってないんだけどお願いすると出してくれるんだ。」
たま「へ〜、じゃあ裏メニューってことですね。楽しみです。」
先輩「カツカレーと普通のカレーがあるんだけど、どちらも中辛の家庭の味なんだって。」
たま「あ、ほんとだ、じっくり煮込んであるので殆どの具はトロトロになっていますね。これならCOCORO同様、子供さんでも食べられます。」
先輩「このカレーのテイストはオーナーシェフの懐かしの家庭料理がベースになっているそうで、従業員の皆さんの間でも人気の料理なんだって。今日のはじっくり煮込んだチキンカレーだけど、お肉の種類は日によって変わるので、ビーフカレーの時もあるそうだよ。」
たま「あと、カツの部分もポークの代わりにチキンにするのも受け付けてくれるそうですよ。」
先輩「このサイドについているお漬物なんだけど、一統寿司ではらっきょうの他にシバ漬けやきゅうりの漬物もついてくるんだよ。」
たま「そうですね。それにしても一統寿司というと冬はおでんをやってる事で有名ですけど、カレーがあるというのは知りませんでした。」
先輩「そうなんだ。それになんと言っても夜中の12時まで開いているってのもポイントだよね。どこかで一杯飲んだあとでも夜食を食べれるってのは嬉しい限りだよね。」
いかがでしたか?こうして食べ比べてみると色んなお店の思い入れがあるカレーが沢山あることが分かりました。寒い冬が始まりましたが、是非スパイスの効いたカレーで元気を出して乗り越えてください。
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