●ブルース・ブラザーズ
シカゴを舞台にした映画の中で最も有名なものといえばなんと言ってもブルース・ブラザーズでしょう。
映画の中にはシカゴ中のランドマークが散りばめられています。例えば冒頭でジョン・ベルーシー扮するジェイクが収監されていたのはジョリエット刑務所(2848
W. McDonough)[E1]で、エルウッド(ダン・アクロイド)の運転するブルースモービルが開きかけの跳開橋を飛び越えるシーンはカルメット川に掛かるEast
95th Street橋[E2]です。
ジェイクが神の啓示を受けたと思い込む教会(ジェイムズ・ブラウンが牧師を勤めるアレ)は91stとBurleyの角にあるピルグリム・バプティスト教会[E3]。
そして啓示の通りバンドメンバーを求めてクルマを走らせる二人が最初に警察に捕まりそうになるのはパークリッジにあるネルソン葬儀屋(820
N Talcott Rd Park Ridge)の前[E4]でした。
その後、二人が有名なショッピングモールでのパトカーとのカーチェイスを繰り広げたのはHarveyにあるディクシー・スクエア・モール(15301
Dixie Hwy)[E5]でしたが、このモールは撮影直後から廃墟になっており、先日取り壊される事が決定されてしまいました。
運良くポリスから逃げ切った二人が辿りついたエルウッドのアパートは22
W. Van Buren St[E6]です。そして演説をしているナチスの連中を二人が突き落とした橋はマーケット公園[E7]と言って、67thとKEDZIEの角にあります。
中盤、二人がギタリストを求めて訪れたアリーサ・フランクリンのやっているソウルフード・レストラン[E8]はマックスウエル・ストリートに。マックスウエル・ストリート[E9]はシカゴでも有名な泥棒市のあったところですが、今は随分と整理されており、昔の面影を残すのみになってしまいました。
その後彼らが楽器を求めて訪れたレイ・チャールズのRay’s
Music Exchange[E10]は後ろに写っているエルから推測するにシカゴ・サウスの47thから51stの間だと思われます。
そして、ライブの宣伝の為に車にスピーカーを付けて二人が練りまわるビーチ・シーンはWAUCONDA[E11]の街です。
最後に、無事にお金を稼いだジェイクとエルウッドが訪れるのはリチャード・デイリー・センター[E12]でした。
|