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  巻頭特集
シカゴのエンターテイメント雑誌としてお馴染みのぷれ〜り〜誌を発行しいるMGAのご好意で 住むトコ.COMにぷれ〜り〜誌のバックナンバーを掲載させて頂く事になりました。
2003年 4月号イエローストーン特集 その1
「アメリカの雄大さを知るには、国立公園へ行きなさい!」エルの中で知り合ったおじさん、私が日本から来ていると知ると、急にこんな事をいう。「ん?国立?なんか片ッ苦しいなぁ」と思いつつ、駅をおりると、そこはダウンタウンのスカイスクレイパー。人はみな忙しそうに歩いているし、冷たいビルの色がなんだか悲しい。そして…「自然かぁ。国立公園かぁ。行ってみようか、イエローストーン!」
ページ
ガイザーカントリー
  公園で最もポピュラーなオールドフェイスフルを始め、多くの間欠泉があるエリア。ハイキングコースもサイコー。
マンモスカントリー
  マンモスホットスプリングを中心としたエリア。温泉が作り上げた石灰岩のテラスはとても魅力的。
ルーズベルトカントリー
  オールドウェストを思わせる駅馬車が浅瀬を走る。バッファローの群れも見ることができる。というより、見ないで行くことの方が難しい。
レイクカントリー
  イエローストーン湖を中心としたエリア。運が良(悪)ければ、タカやムースやクマにあえるかも!?

キャニオンカントリー

  谷あり滝ありのダイナミックな景観を楽しめるエリア。

イエローストーンはワイオミング州北西部をメインとして広がる、世界で最初に認められた国立公園。とにかく広い!面積は四国の約半分がすっぽり入ってしまうという大きさ。公園は大きく5つの地域に分けられており、それぞれ、

  • ガイザーカントリー
  • マンモスカントリー
  • ルーズベルトカントリー
  • レイクカントリー
  • キャニオンカントリー

と呼ばれている。公園内は間欠泉に温泉、滝や、川や、湖。それに忘れちゃいけない野生動物!と盛り沢山。夏の間はたくさんのツアーバスが出ているが、私達は子連れ旅、やはりここはレンタカーで気ままにまわることにした。ジャクソン空港に到着すると車を借り、北を目指して出発進行!周りの山並みを眺めているとそこには「Welcome to Yellowstone」の文字。

ガイザーカントリー( Geyser Country)

オールドフェイスフル( Old Faithful ) イエローストーン内でもたぶん一番の観光スポットと言われるこのエリア。何?フェイスフル?「忠実な」とか「正確な」とかいう意味?そう、ここでの有名なガイザー(間欠泉)は、90分毎にたっぷりの熱湯を吹き出すという事で有名。「次回噴出は2時15分」とか立て札も立ってるし、よーし、これはいっちょみてみましょ。というわけで時間5分前をめざして行ってみる事にした。まわりはたくさんの人、人、人。さすが世界遺産にも指定されているだけの事はあり、聞こえてくる言語もかなりインターナショナル。英語はもとより、中国語にヒンズー語、フランス語にロシア語、そして日本語。ヒューマンウォッチングをしつつ辺りをぶらぶらしていたら時間になった!よし、今か、今か、と待っているのにな〜んにもおこらない。2分、3分、時間が過ぎて行き. . . 。んー、やっぱりこの「正確さ」も結局はアメリカンね、アバウトじゃ〜ん。と納得。そんな時!うぉーっ!出た出たっ!すごい量の熱湯!高さは軽くとも30メートルはある!しぶきがかかって気持ち良い。さっきまで違う言語を話していた人達も、今はみんな一緒に「ウォー!」と叫んでる。感動は共通語、「ウォー」も共通語なんですね。ちなみに、ここを写真で撮る場合、少し離れた場所で撮影しましょう。近すぎると、写真はすべてまッ白い湯気の中(はい、失敗したのは私)…。

夜は、オールドフェイスフル・インで宿泊。国立公園内、しかも有名なオールドフェイスフルのすぐとなり、というわけで、宿泊希望者は後をたたず。なので予約はなるべく早くしましょう。築100年の大きなホテル。天井まで届く暖炉と、あたたかみのある松材の丸太が、なんとも言えない雰囲気。時間がゆっくり流れていってるなぁって感じ。ホテル内のレストランも大人気で、予約は必須。近くの川でとれたマス料理、それにバッファローのステーキ。デザートはハックルベリーのアイスクリームにしましょうか。おもしろい事に、このレストランやホテルで働いている従業員にはアメリカ人が少ない。世界各国からやってきている若者達。彼等は夏の間だけこの国立公園に滞在し、仕事をしながら、英語やアメリカ文化を勉強したりしているらしい。みな胸のネームタグに「ルーマニア出身」「アルゼンチン出身」など表記されていて、国名をみるだけでもなんだか興味深い。というわけで、私の英語も彼等の英語も、なんだかたどたどしかったりするけど「同等」って感じで、リラックス。どの国の人もみんなとーっても人なつっこくて親切。そしてこのインターナショナルな雰囲気が、この国立公園の旅を更に感動的なものに。

早起きは3文の得。2日目の朝はとびきり早起きして、朝露の中、ガイザーヒル(Geyser Hill )をハイキング。オールドフェイスフル・インからモーニンググローリー(Morning Glory)までの道程は途中いくつもの間欠泉や温泉プールが並び、最高のハイキングコース。噴出時間もまちまちで、ここで噴き出したかと思うと今度はあっち、と、まるでもぐらたたき状態。きれいに整備された遊歩道、立ち上がる湯煙の中を歩くのは、なんて気持ちよいのかしら。なんだかお肌がツルツルになってきたわん。と思ったその時、前方の霧の中に茶色く動くもの発見!「え、何?」バッファローが散歩してるではありませんか!それもこの遊歩道を思いっきり歩いてるし…公園入り口でもらう注意事項に「バッファローに近付いてはいけない。大変危険」って書いてあったし、これはどうも前へ進めない。とその時、後ろの方から「ウォー、ウォー」とスタートレックのクリンゴーン人のような声。キャー、後ろにもいるぅ!もう帰れな〜い。運良く、そばにいたパークレンジャーのおねーさん、「こういう時は、静かに待ちましょう。ここは彼等の家、私達人間はあくまで訪問させてもらっているんですから」ですって。いいこと言うねぇ、おねーさん。でも、でも、恐いよ〜。ギョロっとした目でこっちを見られると、なんだか知らないけど「ごめんなさ〜い、ゆるして〜」とバッファロー相手に謝ってしまった。彼等いつも群れで移動するらしく、どうも朝食探しの時間にあたってしまったらしい。止まっては食べ、また歩き、また食べ、糞をして、また食べ…。かわいい赤ちゃんバッファローもいる(といっても私よりはるかにデカい)。というわけで、こちらもコーヒーを飲みながらゆっくりと時間をすごす。耳をすますと、コヨーテの泣き声もしてくるし、リス達も忙しそうにエサさがし。考えてみたらこんな体験、都会じゃできないもんね。45分は待っただろうか、群れは山の奥へと消えていく。そして私たちの朝のハイキングが続く。一番楽しみにしていたモーニンググローリーへと辿り着いたのは約一時間半後(バッファロー渋滞含め)。朝顔プールとよばれるこの美しい温泉、エメラルドグリーンの丸い池。こんなキレイな物、みたことない!

オールドフェイスフル
(写真提供:JTB)
ナンバーワン観光スポットのオールドフェイスフル間欠泉

 

インに戻って朝食。あ、昨日のルーマニア人のおにーちゃんのテーブルだ!「おはようってルーマニア語でなんて言うの?」「*&%$#@#$*」「じゃ、ありがとうは?」「@#$%&*」なんだか国際交流が楽しい。散歩の後の朝食もおいしいし、気分は最高!そういえば、ここ、老舗ホテルって言ってたけど、レストランなどのお値段は意外とリーズナブル。それにキッズミールなんかもあって、ファミリーにもおすすめ。ランドリーもあるし、郵便局もある。大事な「足」である車のガソリンスタンドも普通の値段で供給してくれるし、いわゆる「国立」というかたっくるしさは全くない。

バッファロー社会に交通ルールは無い!数十分待つ事も。。。

マンモスカントリーを目指して宿を後にした。途中、エメラルドプール(Emerald Pool)へ行ってみる。この色!なんてゴージャスなのかしら。まさにエメラルドグリーンのこの熱水は、沸騰点近い高温でも生きていけるバクテリアや藻がつくり出す色なんだそう。バスクリンでもこんなきれいな色は作れないな、やっぱり自然はすごいなぁ。近くには大プリズム温泉もあり、大きな目玉おやじのような形をしたこちらの方も、息を飲む程に美しい色をかもし出していた。それを知ってか知らぬか、温泉横をまたしてもバッファローが「ウォーウォー」いって歩いている。温泉の水にも触っているだろうに、足がやけどしないかしら?と心配になる。

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