寒さになんか負けないぞ!
奇麗な紅葉の季節はあっという間にすぎてしまい、葉っぱを無くした木が寂しげにみえる今日この頃...北風が園庭を吹き抜けます。 『子どもは風の子』外で元気に遊びましょう!と言いたいところなのですが、『先生、寒いよ〜』と泣きべそをかいてしまう子ども達もしばしば...そんな子ども達はきまって、気候にあった服装が準備できていないのです。外で思いっきり遊ぶのであれば、それなりの格好、準備をしなければいけません。今回は子ども達を寒さから守る4つのポイントを紹介したいと思います。
Point
1. 防寒着はもちろん、帽子も必ずかぶせましょう。
子どもの体温は頭から多く逃げていきます。帽子が苦手な子ども達も多いと思いますが、頭を厳しい冬の気温からしっかり守りましょう。帽子はすっぽりと頭や耳を隠せる帽子がいいのですが、帽子が子ども達の視野を狭め、じゃまになり、しまいにはとってしまう...と言う場合もありますので、どんなに動いても目を覆わない帽子をおすすめします。
Point 2. 気温による身体の変化にも気をつけましょう。
シカゴの冬は気分屋で、昨日は15度、今日はいきなり0度!ということもしばしば...子ども達の体も外の気温の変化に対応していかなければいけません。冬は大人だけではなく、子ども達の体も硬くなりがちです。また、手袋、ブーツ、厚手のジャケットなどをきるので、動きも鈍くなります。夏には上手に上れたジャングルジムが寒くなると上手に上れなくなって落っこちてしまう事もあります。冬の環境に子どもが慣れるまで気をつけて見守ってあげてくださいね。
Point
3. 防寒着と着替えの予備を準備しておきましょう。
子ども達は遊びに夢中になると、予期せぬ事をする物です。(雪解け水に手をつっこんでみたり、ジャンプして入ってみたり...)そうでなくても、毛糸の手袋だと手袋についた雪がとけて手袋が濡れてしまう事もあります。お外で遊ぶ時は、手袋、ズボン、上着、靴下、靴など、替えの着替えを一式用意する事をおすすめします。
Point 4. すき間をカバーしましょう。
お外遊びをしていると、結構気になるのが、袖と手袋の間のすき間、靴(ブーツ)とズボンの間のすき間なんです。雪遊びになると、必ずと言っていいほど、このすき間から雪がはいっていきますので、手袋もすっぽり手首をカバーできる物をお勧めします。幼稚園では古い大人用の靴下の先を切り落としチューブ状にして手袋と袖のすき間を埋めるようにしています。スノーパンツはスノーブーツを覆いかぶさるように履かせるなど...皆さんもいろんなアイディアですき間をカバーしていきましょう。
さぁ、いよいよシカゴの冬がやってきます!子ども達が冬の寒さと向かい合いながら成長できる準備を一緒にしていきましょうね。
大きく育て!子ども達!元気に育て!子ども達!