アメリカでコーヒーケーキはお茶のお供としてのケーキで、決して、コーヒー味のケーキだけを指すわけではありません。我が家では、レモンケーキが一番人気で、焼き上がったケーキにレモンシロップをかけるので、酸っぱさの中に甘みがじゅわっと出てきます。

表示：C=カップ、Tbs= テーブルスプーン tsp=ティースプーン、 oz=オンス（約２８g）

材料：（直径約10インチ、深さ3.5のBundt pan１つ分、約８人分）

• 卵　Lサイズ　　３個
• 黒砂糖　１C
• オールパーパス小麦粉　1-1/2C　（１Tbs分をケーキ型の内側にふりかけるので、とっておく）
• バター７oz　（１Tbs分を内側に塗るのでとっておく）
  レモン汁　1/4C (レモン半個分）
• レモンの皮をすりおろしたもの　３個分
• 塩　ひとつまみ

＜レモンシロップ＞

• レモン汁　3/4C （レモン２個半分）
• グラニュー糖　1/4C

＜飾り＞

• 粉砂糖　２Tbs

作り方

1.	ケーキ型の内側全体に、１Tbsほどの溶けたバターをまんべんなく塗った後、小麦粉1Tbsほどを全体にふりかけておく。余分な粉ははたいておく。これをすることによって、焼きあがったケーキが取り出しやすくなる。
2.	今回は卵の力でだけでケーキを膨らませるので、卵を温めながらかき混ぜる準備をする。中鍋に半分ほど水（分量外）を入れて沸騰させ、沸騰したら火を止める。ボウルに卵（全卵）と黒砂糖、すりおろしたレモンの皮を入れて、泡立て器で中身全体をよく混ぜる。ボウルの底を鍋の中の湯せんにつけて温めつつ、泡立て器でボウルの中身をひたすらかき混ぜる。お湯での火傷に注意。１０秒ほどしたら（または、ボウルの底が熱くなりすぎたら）、ボウルを湯せんから取り出して、さらに中身をかき混ぜる。これを繰り返す。決して、卵を凝固させないようにして、温度計があれば、卵の温度が１０５〜１１０度Fの間になるくらいまで温める。
3.	オーブンをベイク(Bake）設定で、３５０度Fに温めておく。
4.	ボウルの中の卵液が３倍ほどに膨らんだら、レモン汁を入れ、小麦粉と塩を合わせて振るったものを合わせる。ゴムベラで生地の底から素早く折こむように粉を混ぜる。途中でバターを電子レンジなどで溶かしたものを入れて、粉が見えなくなるまで混ぜる。あまり混ぜすぎると粘りが出てくるので注意。生地を１の型に流し込む。
5.	熱したオーブン中段で２５〜３０分ほど、途中、竹串で刺してどろりとしたものが付いてこなければ焼き上がり。オーブンから取り出して、５分ほど置く。
6.	レモン汁にグラニュー糖を混ぜて、砂糖を完全に溶かす。まだ温かいケーキを型から取り出して、その上からシロップをまんべんなくかける。そのまま、完全に冷ます。
7.	粉砂糖をふりかけて出来上がり。