医学誌「Cell」オンライン版に2011年10月13日に掲載された、バーブラハム研究所のMarc
Veldhoen博士の研究で、「緑色野菜の成分が健康に欠かせないだけではなく、生体の免疫防御反応を十分に機能させるための化学的な信号を発する材料として、重要な役割を果たしていることが判明した」と報告しています。
この研究では、健康な実験用のマウスに対して、2〜3週間、緑色野菜を不足させた餌を与え続けた結果、腸管上皮細胞間リンパ球が70〜80%減少していることが判明。主にアブラナ科のブロッコリーやほうれん草、小松菜、チンゲン菜など緑の野菜は抗酸化力が高いだけでなく、腸管上皮細胞間リンパ球(Intraepithelial
lymphocytes)という腸内や皮膚などに存在する感染の初期防御に関わるリンパ球の適切な機能維持に必要不可欠であることが確認されました。
ニューヨーク大学の環境健康と予防医学研究所のペロ博士は1975年に、「カイロプラクティックは、カイロプラクティックを受けていない者達と比較して、最大で200%も免疫系を強化することが出来る」と述べています。
医師・医学博士の石原結實先生は、体温が1度下がると免疫力が30%低下することから、体温を上げて免疫力を向上させるため、
1.生姜、タマネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョウなどを食事で摂取、
2.体温+5℃の熱めの風呂(平熱36℃なら41℃)に10分入浴を週2回、
3.就寝3時間前までに夕食を済ませ胃の中を空にして寝る、という3つの方法で体温を上げ、免疫力を高めることを推奨しておられます。
緑色野菜の摂取、カイロプラクティック、体温UPで免疫力を高め健康を守りましょう。