シカゴについて 住宅情報 各種手続き 食べる 遊ぶ 買い物 医療・妊娠 観光・旅行 仲間・グループ 学校・お稽古 働く 電話帳 フリマ・掲示板 イベント・カレンダー ぷれ〜り〜バックナンバー
求人情報 賃貸住宅情報 レストランガイド 日本料理店情報 同窓会 同好会・クラブ 習い事 ゴルフ 旅行代理店お勧めパッケージ 郊外の見所 ベーカリー チョコレート屋さん 試してみよう
ぷれ〜り〜バックナンバー』のホーム 『住むトコ.COM』 | シカゴ版ホーム | 連絡先 |
住むトコ内検索
電話帳
医者・病院
歯医者
保険
弁護士
不動産会社
銀行・投資
人材派遣
会計事務所
引越し/運送
クルマ
商工不動産
翻訳・通訳
広告・印刷
宅配
旅行代理店
航空会社
レンタカー
ホテル
ツアコン
食料品店
日本料理
レストラン
ベーカリー・クレープ
ショップ
書店/音楽
美容院
ビデオ屋
カラオケ
コンピューター・ネットワーク
新聞
ゴルフ場
英会話・ESL
習い事
同窓会・同好会
協会
巻頭特集
チョッといいトコ
試してみよう!
健康911番
スタイリングTIPS
なんでもイミグレ相談所
知っ得 なっとく 行っとく?
ホクのほくほく情報
Miko's Kitchen
トラベルFAN+FUN
ぷれスポ
その他
   
サイト内検索
生活を開始する為の手続き
観光
医療・病院
エンターテイメント
学校
ショッピング
レストラン
   
賃貸物件リスト
求人情報
フリマ
掲示板
ぷれ〜り〜・バックナンバー
カレンダー
リンク
     
  松下先生の健康の新知識
松下先生の健康の新知識
サプリメント最新情報 -11/2011


1.サプリメントで死亡リスク上昇

医学誌「Archives of Internal Medicine」2011年10月10日号に掲載された、ミネソタ大学のJaakko Mursu博士の研究で、「摂取しているサプリメントの成分によっては死亡リスクが高まる結果となっていることが判明した」と報告しています。

この研究は、アイオワ州の女性3万8千772名(平均年齢61.6歳)を対象に1986年から2008年までの長期間調査したデータを蒐集し、ビタミンやミネラルのサプリメントの摂取と死亡リスクの関係を分析しました。 1986年の調査開始時点で少なくとも1種類のサプリメントを毎日摂取していた女性は全体の62.7%、1997年では75.1%、2004年は85.1%と増加傾向にあり、2008年12月31日の時点で調査開始時の対象者全体の40.2%に当たる1万5千594人が死亡しました。
データを分析した結果、マルチビタミン、ビタミンB6、葉酸、鉄、マグネシウム、亜鉛、銅のサプリメント摂取は死亡リスクの増加との関連性が認められ、特に最も強く死亡リスクの増加との因果関係が高いものは鉄であることが判明しました。また、その他のほとんどのサプリメントは死亡リスクの増減に影響が無いことも判明しました。
Mursu博士は、「この研究の結果、一般的で広範なサプリメントを高齢の女性が摂取することを正当化できる科学的な根拠は殆ど得られなかった」と述べています。

2.前立腺癌のリスクがビタミンEサプリメントで増加

医学誌「Journal of the American Medical Association」2011年10月12日号に掲載された、クリーブランド・クリニックのEric A. Klein博士の研究で、「ビタミンEサプリメントを経口摂取している男性の前立腺がん発症リスクが増加していることが判明した」と報告されています。

この研究では、アメリカ、カナダ、プエルトリコで、PSA値が4.0ng/mL以下かつ直腸診でも前立腺癌の疑いがない壮年期(黒人は50歳以上、その他は55歳以上)の男性35,533人を対象に、ビタミンEとセレニウムのサプリメントの服用が前立腺癌発症リスクに影響しているかの調査を2001年から2004年にかけて開始し、被験者は4つのグループに分けられ、1群はビタミンE400IU、2群はセレニウム200mcg、3群はビタミンE400IUとセレニウム200mcgの併用、4群はプラセボ(偽薬)を調査期間中それぞれ毎日経口服用し、2011年7月まで大規模かつ長期的にデータを蒐集しました。
データを分析した結果、偽薬を服用していた被験者の前立腺がんの発症率を基準として比較した場合、ビタミンE服用の被験者は1.6人 /1000人/年の割合で発症リスクが増加、セレニウム服用の被験者は0.8人/1000人/年の割合で発症リスクが増加、ビタミンEとセレニウム併用の被験者では0.4人/1000人/年の割合で発症リスクが増加していることが判明しました。
Klein博士は、「ビタミンEやセレニウムのサプリメントには前立腺癌の予防効果が無い事が明白になっただけでなく、ビタミンEを継続的に服用すると前立腺癌の発症リスクが僅かだが逆に増加することが統計的に判明したので、欠乏症など必要な場合を除き服用は勧められない」と述べています。

これまでの研究でも、栄養補助食品(サプリメント)による効果がないばかりか、有害であるものもあると報告されていましたが、今回の2つの大規模で長期に亘る研究でも、サプリメントには長寿に関係はなく、予防効果もなく、逆に死亡リスクを高めるものや、癌のリスクを高めることがあることが判明しました。
特に、複数のビタミンが配合され、1錠で1日に必要なビタミンが総合的に摂取できるなどと謳っているマルチビタミンの摂取に死亡リスクの増加との関連性が認められたことは、多くのサプリメント利用者にとって重大な影響があるでしょう。

健康に良いと信じて呑んでいたサプリメントが、実は効果が無いものだった、逆に癌や死亡リスクを高めるものだった、という様な研究結果は利用者にとって受け入れ難いかも知れません。
しかし、サプリメント製造・販売業者の広告や情報よりも信頼性が高い疫学的研究によって判明した事実・現実を受け止めなければ健康を害することにもなってしまいますし、大切なお金を無駄に浪費することにもなってしまいます。

ビタミン・ミネラルを含め、栄養は自然の食物から摂取するように心掛けましょう。



 

医院名
ACE CHIROPRACTIC CLINIC
エース カイロプラクティック クリニック
住所
505 E. Golf Rd. Unit G Arlington Heights, IL 60005
電話
847-290-9226
ファックス
847-290-9228
地図
 
     
Copyright: 2001-Present:SUMUTOKO.COM.
All rights reserved. Email: info@sumutoko.com
当サイトに関するお問い合わせはシステム統括部webmaster@sumutoko.comまでお願いします。
このサイトに掲載している情報の無断転載を禁止します。著作権は『住むトコ.COM』またはその情報提供者に帰属します。
No reproduction, distribution, or transmission of the copyrighted materials at this site is permitted without the written permission of SUMUTOKO.COM., unless otherwise specified. Using this site means you agree to our Terms of Use and Privacy Policy.