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今回ご紹介するFrostee Nailz Designは、日本人ネイリストのゆきほさんがミツワの近くにオープンしたネイルサロンです。フロスティー・ネイルズ・デザインでは、ネイルケア全般のサービスを行っていますが、中でも今話題のジェルネイルのレベルの高さに定評があり、ネイル先進国の日本と変わらない技術とサービスが受けられると、シカゴ郊外を中心にファンを増やしています。
おシャレで可愛らしいデザインを楽しめるジェルネイルはアメリカでも若い人達を中心に大人気ですが、やはり品質やサービス面では、常に消費者の厳しい目に晒されている日本のそれと比べると見劣りしてしまいます。日本では既に普通のマニキュア派よりもジェルネイル派の方が多いのではないかというくらい一般的になったジェルネイルですが、ちゃんとした知識と経験に基づいた適切なケアを行わないと爪の健康が損なわれてしまう事もあるので、残念ながらそういったケアの行き届いていないお店で発生したトラブルも時々耳に入ってきます。その点、フロスティー・ネイルズ・デザインでは、殆どのジェルやネイルパーツなどに厳選した品質の良い日本製を取り扱っており、例えばジェルの場合、素材が爪に優しいだけでなく、水分や酸素を通すジェルなので爪呼吸を妨げず、爪にダメージを与えないものを選んでいるそうです。
また、日頃から『綺麗な自爪があってこそのネイルアート』と言うゆきほさんだけに、施術の際にはお客さんの爪の健康を第一に考えながらとても丁寧なカウンセリングすることも人気の秘密で、単に美しいネイルアートをクリエイトするだけでなく、爪の再生を促すアロマオイルを併用したり、細かいケアの方法を伝授するなどアフターケアにも気を配っています。
施術は、完全予約制の個室で行われ、ジェルネイル、オーダーメイドチップ(付け爪)のデザイン、ハンド・フットケア全般をアロマオイルも使いながら行っています。デザインについては、好きなデザインの写真などを持参したりすることは勿論、その場で多彩なサンプルからデザインを決めることもできます。その日の気分に合わせネイリストにイメージを伝えて相談しながらというのも楽しいですね。
今回訪問をした際には、常連さんが施術を受けている様子を取材させてもらいました。前回の施術より1か月経過したジェルをリムーブ(オフ)することからスタートし、爪のケアやトリミング、甘皮の処理などが丹念に行われました。ちょうど取材時がバレンタインデー前だったこともあり、新しいデザインにはバレンタインデーをイメージしたものが採用されることになりました。居心地の良い音楽が流れる中、常連さんとゆきほさんの楽し気なトークが軽やかに進んで行き、ネイルサービスは2時間程で完了。常連さんの爪先にはとても素敵なバレンタイン仕様のジェルネイルアートが仕上がっていました。施術を受けたばかりの常連さんにフロスティー・ネイルズ・デザインを選んだ理由をインタビューしたところ、「とにかく彼女はとても丁寧なんです。オフする時にゆっくりと慎重に爪を傷めず取ってくれるのが嬉しいです。彼女はデザインも素敵だし、技術レベルも高いですが、やっぱり一番気に入っているのは繊細で丁寧なところです」とご満悦でした。
乾燥しやすいシカゴでは、美しい爪を保つために日本にいる時とはまた違ったケアを施す必要があるそうです。ゆきほさんのサロンではお客様がセルフで出来るネイルケアやハンド・フットケアの方法をちゃんと教えてくれるのもポイントで、彼女いわく、ジェルネイルは本来爪を痛めるものではなく、正しい知識をもった上での施術、良質なプロダクトの使用によって、二枚爪などを防ぐ保護効果もあるものなのだそうです。読者も皆さんも爪についてお悩みのある場合は気軽に相談してみては如何でしょうか。
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