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アメリカの朝食には必ずといって登場する卵料理の各種。”How
would you like your eggs?” そう、How? あなたの好みの調理方法で食べれる卵料理は美味しいのですが…。さて、どうやってそれを英語で上手に伝えるか? とっさの会話でしかもコーヒーを飲む前の朝の脳みそ≠ヌう言っていいのかもどかしい。そんな「今更聞けない、レストランでの英語特集」の1つ、ということで、今回は「これで安心、朝ごはんで食べたい卵料理の各種
in English」をご紹介させていただくことにしましょう。
●Sunny
Side Up
いわゆる、目玉焼きで、片面だけをやいたもの。ちょうど黄身の部分がおひさまのように見えるためにこの名前になっていますが、片面だけやいてあるので、黄身の部分は半熟程度の場合が多いです。
●Over Easy
両面焼きになると“Over”が使われます。でもEasy(簡単)に焼いてありますので、両面が半熟状態、白身は柔らかいままで、黄身も生焼けです。このオーバーイージーを、カリカリ・トーストに乗せて食べると、とっても美味しい。
●Over Medium
両面焼きで、Easyよりももっと火を通してもらいたい場合はこれ。Medium(中くらい)に焼いた目玉焼き、黄身も白身も固めになってきます。
●Over Hard
両面をしっかりと焼いて火を通してもらいたい場合は、“Hard”という言葉を使います。黄身の部分も透明感なく、どっぷりしています。
●Scrambled
日本語にもなっているのでわかりやすい、スクランブルエッグです。柔らかめのスクランブルがお好みならSoft
Scrambled、硬めのそぼろ¥態がお好みならHard Scrambledとお願いしてみるのもいいですが、そこまで微妙に調理してくれるかどうかは、レストランによりますね。
●Omelet
オムレツも日本人には親しみのある卵料理。ブッフェなどでシェフが目の前で焼いてくれる場合は、中身に何を入れたいか伝えることに。具なしなら“Plain
Omelet”全て入れてもらいたい場合は“Omelet with Everything”また、白身だけで作ってもらいたい場合は、”The
White Only”でどうぞ。
●Poached Egg
落とし卵とも言われるポーチドエッグ。お湯に卵を落としてその熱で調理する卵料理ですが、温泉卵のような食感があり、筆者は大好き。あまり主流な調理方法ではないのか、時折拒否される(うちではやってないのよぉ?とウェイトレスさんに言われること多々)なメニュー。残念。
●Hard/Soft
Boiled
つまり、ゆで卵なんですが、Hardがつくと固茹でになり、Softがつくと半熟系。ヨーロッパだとこのゆで時間がしっかりと記載されている場合があり「2分もの」「3分もの」「4分もの」など、ゆで卵への情熱(!)をひしひしと感じました。
●Fritata
基本はオムレツと同じような感じですが、多くの場合、ある程度火が通ってから、ブロイラーに入れて表面をこんがりきつね色に焼き上げる、というもの。具だくさんに作ってもらうと、これだけでお腹いっぱい。
●Shirred
「落とし焼き」という意味がある言葉が、Shirr。小さなラミキンと呼ばれる陶器に卵を割って、クリームやチーズ、バターなどと一緒にオーブンで一つ一つ焼いてサーブされる、ちょっとおしゃれな一品。
●Basted
一見、半熟の片面目玉焼きのようにみえますが、実は上部の白身部分にも、熱い油を何度もかけて調理してあるもの。バターの油の場合もあれば、ベーコンから出たポーク・ファットの時もあり、それぞれの風味がだされます。
というわけで、いくつかご紹介させていただきましたが、これからも美味しい朝ごはんを召し上がってくださいね!
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