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日頃目にする興味深いアメリカ的商品、ちょっと不思議なアメリカ文化などをご紹介!!

7-2016

世界の結婚式事情-2

さてさて、先月号の続いて「世界の結婚式事情」の後半をお届けします。

中国:8の字、初夜の部屋

ところかわって、中国での結婚式。赤、が縁起の良い色ですので、どこもかしこも赤、そして、金色の漢字。そして、8日、18日、28日、の結婚式が人気なのだそう。中国では「8」が縁起の良い数字とされているから、ですが、逆に「3」はできるだけ避けるのが無難。というのも、3の音声が「散」=散る、バラバラになる、という意味と同じだから。なるほどねぇ、という感じですが、さて、中国の結婚式の面白さ、は、お式中ではなくその後、新婚さんの初夜(あら)のアレンジ部分。「やっと二人っきりになれたねぇ」なーんて気分にはさせません!これは「閙洞房(ナオ・ドンファン)」という風習、新婚夫婦のお部屋で騒ぎまくるイベントです。仲の良い友人たちが部屋に入ってきて、ベッドの上で新婚夫婦にポーズをとらせたり、水をかけたり、お酒をハイヒールから飲ませたり、下着の色を当てるゲームをしたり、、、まぁ、要するに、「ちょっとエッチな悪ふざけ」をするのです。はい、とっても迷惑なことでしょうが、それでも風習は風習、仲良しの友人(悪友?)たちは、一生懸命盛り上げるのがお仕事なわけです。

イスラム教:男性と女性が別の部屋

イスラムの国は数あれど、伝統を重んじ、また比較的保守的な場所での結婚式になると「男子&女子:完全別室型結婚式」という、ちょっとびっくりなセットアップもあるようです。ホテルなどのバンケットルームも、お隣どうしで2つご用意。男性用と女性用なのですが、日頃、公共の場ではアバヤなどで顔以外(あるいは顔も)を隠している女性たち、この時ばかりはお部屋のなかでギンギラギンに着飾り、男性の目を気にせずにガンガンいっちゃうわけです!踊ったり、食べたり、それはそれは自由に楽しまれる女性たち、しかし、合図の音楽がなると、、、さぁーーーっとアバヤ(黒いマントのようなもの)をゴージャスドレスの上からかぶり、一気に「黒一色」となります。なぜか?新郎と新郎の付き添いさんたちの入場の合図だったからです。その後も、この男性軍団は女性用の室内に残り、踊ったり写真をとったり、宴は夜中まで続きます。 

タイ:聖なる糸と聖なる水

笑顔の国、タイでの結婚式、キーワードは「糸」と「水」。まず、伝統的にタイ式結婚式は新婦のご自宅で行われるのだそう。新郎さんは、自宅で待っている新婦さんに会いに行くために、近場の道をまるでパレードのように歩き、その途中では”お決まり”の儀式でもある、意地悪に通せんぼしたり、行く手を阻んだり。その時にはこれも”お決まり”で、新郎からそういった通せんぼさんたちに「ご祝儀」が配られます。晴れて新婦の実家に到着すると、お式が始まります。経験な仏教信者の多いタイですので、もちろん結婚式も仏教の教えにのっとった形で進められますが、9人のお坊さんを呼ぶのが縁起がいいと言われているんだそう。タイ語の「9」は「発展」の意味の言葉と音が一緒だから。なるほど、やはり「音」って大事なんですよね。お坊さんによって、新郎新婦に「魔除けの糸」がつけられます。この糸によって二人はつながり、永遠の愛を使うわけです。はたから見ると二人三脚の頭版?みたいですがね。また、お客様からのお祝いの品を受け取る際も、この魔除けの白い糸を腕に巻いてもらうことになります。さらに、ロットナームサンというメイン儀式では、来賓たちが新郎新婦の両手にお水をかけていきます。聖なる水で清めることにより、幸運がやってくる、ということなのでしょうか?

フィジー:クジラの歯を花嫁の父に

南太平洋の伝統を守るフィジーの習わしを覗いてみましょう。これは結婚式、というよりも、結婚の申し込み時、の習慣ですが、ある男性が女性の両親に結婚を許してもらえるように挨拶に行くとします。この時に何をご贈答として持って行くか?日本だったら、お酒だとか、お菓子だとか。ところ変わればお金だとか貴金属製品、ジュェリーだとか。牧草地帯では、牛や豚、羊、なんて家畜をやりとりする場合もありますが、、、ですよね?さぁ、フィジーでは、なんとそれが「クジラの歯」なのだそうです。もちろん、サイズや重さ、美しさ、そういった基準がいろいろあるそうで、大きければ大きいほど、幸せな結納につながりやすい、と言われております。こういった「結婚の申し込み儀式」の一環として使われるだけでなく、お葬式やその他様々な儀式で活用されるクジラの歯、お店で買う、というよりも、その家族に代々伝わって守られてきた「特別な歯」があるようです。シーシェパードたちに怒られてしまいそうな儀式です、、、ね。

モンゴル:ひよこの肝臓

中国内モンゴル自治区、北部に住んでいるダウール族のみなさん。のんびりと農耕生活されていて、鮮やかな民族衣装も美しい方々なのですが、結婚式の日取り、を決めるにあたってはなかなかワイルドな方法がとられているようです。まず、新郎&新婦が「夫婦最初の共同作業」なのでしょうか、ナイフを手に取り、ひよこちゃんのお腹を切ります!はい、血も出まして、ちょっとオジー・オズボーン的。そしてお腹の中の小さな小さな肝臓をチェック。その肝臓の状態が”良好”であれば、結婚式の日取りを決定していいのだそうです。状態のよくない肝臓だった場合は、このオズボーン作業を続けることに。というわけで、飲みすぎ&食べ過ぎのひよこを選ばないようにしましょう。

最後に:白いウェディングドレス

2ヶ月に渡ってご紹介させていただいた『結婚式にまつわる、面白い儀式』。世界広しといえども、どの国&どの地域でも、”結婚”という伝統は守られ、”夫婦”というパートナーシップが存在します。国際結婚、同性結婚、お見合い結婚、遠距離結婚、恋愛結婚、、、結婚の形はいろいろあれど、人類を滅亡させないために(!)も、大切なトラディションですね。さて、最後になりますが、花嫁さんの着るウェディングドレス、これは”白”というのが西洋文化の中では基本となっていますよね。しかしながら、この”お約束”は、わりと最近、しかも、一部の地域での話だということです。世界各国で、花嫁さんは結婚式の花!。ですから華やかに、明るい色で着飾り、よってカラフルなドレスや民族衣装を着るところが多いのが事実。逆に白を選ぶ地域は少ないらしいですが、この『純白のウェディングドレス』の流行がはじまったのは、1840年のイギリスから。ビクトリア女王がアルバート王子とご成婚される時に、”真っ白なウェディングドレス”を着用されたのがはじまり。それまでは、”白=喪に服す色”だったようですので、ビクトリア女王のこのお色選びは、当時かなりの波紋を呼んだ、とか。

 
     
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