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ハロウィーンの雰囲気まっただ中、巷はオレンジ色のカボチャで埋まっていますね。とある農家では毎年とっても大きいカボチャを育て、イベントなどでみなさんにその重さを当ててもらったり、子供達はジャンボ・カボチャの前で記念写真をパチリ。
この時期に皆様がご家庭にお持ち帰りになるであろう、いわゆる“ハロウィーン・パンプキン”達、これ実はそれぞれ種類がありまして、Sunlight,
Knucklehead, Cinderella, Magic Lantern, Goosebumps,
Snowball, Atlantic Giant。。。などなど。どれもちょっと面白い、そして楽しい気持になるようなネーミングなので、もしよかったら店頭でチェックしてみてくださいね。
値段的にお高いものではないので、つい1つ、また1つ、と購入し、気がついたら家の中や外に数々のパンプキンが列んだままハロウィーンが終了する。。。子供達がカービングした物や、あたかも鳥や野生動物達にアタックされた物に関しては、家のコンポスト(堆肥)に直行。でも、見た感じ奇麗で肉厚そうで、なんだか捨てるのにはもったいない美しいかぼちゃ達、これらはどうしましょう?
さぁ、そのように悩む時は終了したのです!ここはマーサ・スチュワートにでもなったつもりで、クリエイティブかつスマートに、この美しいパンプキン達の再利用を考えてみましょうか。全てが全て「オススメ!」という訳でもないのですし(ない知恵をしぼった感もありますので)、または「あ!それTVでやってた!」というものもありますが、まぁ“こういうアイデアもあるのねぇ?”的に、心優しく読んでいただければ幸いです。
■11月のデコレーションとして使う
ハロウィーンは終了しても、『秋の風物詩』として胸はって存在していいパンプキン達。ポーチや玄関先に飾り続けても全然オッケー、というのが皆さん一致の意見。でもですね、もし何か「チェンジ」を求めるのであれば、例えば大きさの違う3つのパンプキンを縦に並べて(それぞれをグルーガンなどでくっつけるといい)、『Pumpkin
Snowman』にしてみましょうか?オレンジ色のカボチャなら白く塗ってもいいし、顔を書いたり、マフラーや帽子を着けてあげたら、あら!かわいい。これなら感謝祭まで、いや、クリスマスまでデコレーションとして行けちゃいます。
他にも、感謝祭を狙って「パンプキン・ターキー」はいかがでしょう?クラフトショップなどでフェザー、あるいは暖色系の厚紙などで羽をつくってお尻の部分となる所にはると、あらかわいい!子供さんのいるご家庭では一緒に工作できそうですね。さらには大人っぽいThanksgiving
Tableを演出できるのが、『花瓶』あるいは『キャンドルホルダー』アイデア。花瓶は大きめのパンプキンをそのまま真ん中でくりぬいて、適当な大きなの器を中に埋め込むだけ。ちょっと生け花的に楽しむのもいいですし、筆者の経験上、茎を短めに切ってアレンジすると可愛い卓上ブーケになります。プッチーニ種など、小さめのオレンジカボチャをキャンドルホルダーとしていくつか並べるのもとっても素敵なアレンジになります。
■しっかり食べる
βカロチンいっぱいのパンプキンを捨てるなんてモッタイナイ!その大きさに圧倒されて「えぇ?どうやってお料理するのぉ?」と思われている方、心配ご無用。いとも簡単に最高のパンプキン・ピューレーが作れるのです。そして、このピューレがある事により、お料理の幅が広がり、冬場のメニューにひと役かってくれる、お財布にも優しくなる。全ての種類のカボチャがピューレにむいているのは限らないのが事実でして、たとえばAutumn
Gold, Ghost River, Cinderella, Fairly Tail,
Luminaなどがおすすめのようです。我が家では、たっぷりできあがったピューレをジプロックバックに小分けにして(2カップずつくらいに分けるのがいいみたい)冷凍庫で保存しております。
**パンプキン・ピューレの作り方**
パンプキンをよく洗います。そして中の種や糸のような部分を取り除きます。皮を残したまま、櫛形に切ってトレイに(皮を下)に広げ、350度のオーブンで45分から1時間ほど、柔らかくなるまで焼き上げます。冷めてからスプーンなどでみの部分を取り除き、マッシュドポテトを作る要領でつぶします。スムーズさを求めるのであれば、フードプレセッサーやブレンダーを利用してもいいですね。パンプキンの種類によっては、かなり水っぽいピューレーになる事もありますので、その場合はチーズクロスなどでろ過してから保存するといいですよ。
このピューレを使って、パンプキンパイを作ったり、濃厚なカボチャのスープにしてもいいですし、パスタソースとしても使えます。パンケーキに混ぜたり、パンプキン・ブレッドやパンプキン・マフィンなんてのもいいですね。
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