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メモリアルデ−がやって来ると、そう、アメリカ国内ではバーベキューシーズンの到来!お肉かって、野菜かって、串買って、そうそう、大きなフライ返しや挟む奴も必要で・・・なんだかいろいいろと準備しなくちゃならないような気がして、どうもアウトドア派でない私には面倒な世界・・・。と思っていたら、いえいえ、バーベキューってすんごく簡単!しかも楽しい!家の中のガスコンロでするお料理と違って、失敗も少ないのが事実。そりゃ焼き過ぎは困りますが、これの対処方法は・・・バーベキューグリルそばに居ればいいんですよ。安全のためにもグリルから離れない、それが基本です。そして、なんだかんだ上手くいって、終わってからのグリルの掃除は旦那にまかせっぱなし!これで私は楽勝です:)
さて、アメリカ人のバーベキューに対する「情熱」はすごい!と思いませんか?まず、肉食系の方が多いので、柔らかく、ジューシーで、味わいのあるおいしいお肉を求める信念は、まさにその昔新境地を求めてやってきた開拓者のようで・・・といったら大げさかもしれませんが、日本人の「おいしい白いお米」「おいしいお醤油の味」に対する気持ちと似ているのかなぁ、と思ったり。そして、「グリルの前で、エプロンをしたお父さんが、お肉を焼いてくれる間、テーブルクロスをしたテーブルのある庭で、とうもろこしをかじったり、水遊びをしたり・・・」というのが“良きアメリカ”なイメージなんですよね。
さて、あまり大掛かりに野外バーベキューをする事に慣れていない読者の方も多いかもしれません。なーんにも怖がる事はないのです!ようは「食べ物を焼く機械が外にある」だけなんですから。準備だって、調理方法だって、いたってシンプルで構いません。ホクが思うに、バーベキューの醍醐味はその“Attitude:アティチュード”。外で焼いて食べてやろう!という、ちょっとプリミティブな、ある意味野蛮で自然な発想。これがあなたのバーベキューの味をあげるのですよ(本当かいな?)。みなさん、そうです、ちょっと「大草原の小さな家のお父さん」になったつもりで、あるいは「はじめ人間ギャートルズ」にでもなったつもりで、炎やプロパンガスを怖がらずにバーベキューしてみてください。
フードネットワークでかなり顔を知られるようになったシェフ、Guy
Fieri。彼のあやしいブロンド・ピンピンの髪、ピアスだかネックレスだか、とにかく強く光った装飾品が無意味に身体についている強そうな男性。そうです、きっとご存知の方も多いかと思います。彼は2006年の「次のネットワーク・シェフを探せ!」のコンテストで1位をとり、一躍有名人に。今ではフードネットワークだけでなく、一般チャンネルでも数々のショーに出演したり、ホストとして活躍したり。さて、彼の作るバーベキューの各種、いやぁ、「男らしい!」んです。いかにも「アメリカ・男の料理」といった感じ、そんなに難しそうなレシピはほとんどなく、シンプルで、かつ、ワイルド、そして“スポーツ観戦中に食べたいベーベキューの味”“バドワイザーと一緒に食べたいお肉”というのでしょうか、本当に男性受けの良いバーベキューレシピの数々です。彼のウェブサイトなどチェックしてみてくださいね。http://www.guyfieri.com/
さて、バーベキューをおいしく&簡単に行うために、いくつかのガジェット(便利品)をご紹介。どれも私が実際使ってみて納得の行くものです。もしよかったら皆様も使ってみてくださいね。
▼アミアミフライパン
お肉やお野菜とあわせてぜひ食べたいお野菜!夏野菜はグリルして軽〜くオリーブオイルと塩をまぶしただけでもおいしいですからね。いつもは野菜の類いは下準備して串にさしていたのですが、これが以外と時間がかかるし、マッシュルームなどが思いっきり半分に割れちゃったりして悲しい状態に、、、で、このフライパンはなかなか便利!野菜だけでなく、小さ目のコロコロお肉や海老などをバサっとここに入れてほっておけばいいのですから!焼きおにぎりなどする時もいいですよ。
▼温度計つき肉刺し
これは必需品!というのも、バーベキューで一番気をつけたいのが「食中毒」なんです。きちんとお肉に火が通っているか、また野菜やお肉(生の状態で)同じお箸やフォークなどで触ったりしていないか・・・ワイワイガヤガヤと楽しい中にも、ホストとして、きちんと守っておきたいところ。そんな時に役立つのがこの温度計付きの肉刺し。口にしてよい温度というのは、お肉の種類によって違います。
▼グリルライト
最後に、バーベキューで盛り上がり、夜暗くなってしまう時もありますが、そんな時に大活躍するのがこのライト。ハンディでグリル横に取り付けるだけですが、これがすごく便利なんです。以外と暗いと分かりにくくなり、そんな中お肉の色あいやら焼き加減をみるのは大変。しかも包丁を使う事もありますからね。また、グリルが終わった後には、このライトの首部分をくるっと回して、リラックスしながらワインでも片手にの〜んびりしているゲスト達の方向に。
これからの時期、食品売り場にはたくさんのステーキソースや、シーズニング類が列びます。ぴりっと辛いものからフルーティーで甘めのものまで、そんなシーズニングの数々をバスケットに入れて、ご近所さんへの夏のプレゼントにしたりするのもいいですよね。もちろん、ご自分でもぜひぜひバーベキューを楽しみながら、こういうった「アメリカの夏ならではの味」を創りだしていってください!
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