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  ホクのほくほく情報

日頃目にする興味深いアメリカ的商品、ちょっと不思議なアメリカ文化などをご紹介!!

6-2007

ホクのミュージック事情

Thespianという言葉をご存知ですか?言葉自体には「劇的な」「ドラマチックな」といった意味もありますが、劇アーティスト、ドラマやミュージカルなどに携わる人達の事を表したりもします。地元にはThespian Societyなんて呼ばれる「劇同好会」があったり、趣味で楽しむ人から本業として俳優を目指す人まで、たくさんの人が気軽に楽しくステージを踏む事ができる、アメリカはさすがLand of Opportunityだなぁ、と感心感心。6月から9月のサマーシーズンは、野外コンサートや公園での無料シアターなどなど、夏時間中の長い日光を楽しめるようなイベントが盛りだくさん。ホクの住んでいる街でも、毎週金曜夜に小さなクリークサイドの公園で無料コンサートがあり、ピクニックシートと簡単な食事を持参して楽しんでおります。

シカゴの夏なら「ラビニア祭」に足を運んでみましょう!シカゴシンフォニーが奏でる高尚なクラシックを聞きながら芝生でごろーん。ナタリー・コールやK.D.ラングなどの大物の声を耳にしながら、ワインとチーズで乾杯!サルサやアップテンポのジャズならついついその場で踊りだしちゃったり、、、こんなリラックスした音楽の楽しみ方ができるのがラビニア・フェスティバルの良さなんです。「ちゃんとコンサートシートに座って楽しみたい」という方には、パビリオン内の席を購入する事もできるし、週末の昼間には子供用コンサートも用意されています。ラビニア内で購入できるピクニックボックス(プリオーダーが必要)を購入したり、おいしそうな匂いを漂わせている屋台から買って食べたり。でもホクはやはりおむすびと鳥のからあげ!枝豆や卵焼きもこしらえて遠足気分です。おにぎりをほおばりながら聞くシカゴ交響楽団の音色、涼しげな風に揺れる木々、暗くなると見えてくる蛍の光、、、いいなぁ、夏の夜って。http://www.ravinia.org/

誰でもどこでも気軽にエンターテイメントが楽しめるアメリカですが、それだけに競争率もレベルも高いのが事実。例えば泣く子も黙るブロードウェイ、ここでは毎日毎晩たっくさんの劇やミュージカルが公演され、まさに俳優希望の人達にとってはこの世の天国(そしてオーディションでは地獄を見る事もある?)なのです。マンハッタンに存在するこの有名通り、とにかくたくさんの劇場が所狭しと連れなっていてなんだかここを歩く時は回りがみな「あれ?どっかで見た人?あの人有名な俳優さん?」なんて不思議な感覚に陥ってしまったのはホクだけかしら?ひょっとして他の人もホクにたいしてそう思っていたとか?あら、私ってセレブだわぁぁ。とにかく、このブロードウェイの劇場では足りないくらいで、オフ・ブロードウェイ、さらにオフ・オフ・ブロードウェイなんていう場所にも着々とシアターが生まれていっています。最近の流行は「メリーポピンズ」「カラーパープル」オズの魔法使いのバックストーリー的な「Wicked」なんてのも人気が高いそうです。

アメリカ人のシアター熱はなかなかのもの、特にミュージカルなどは昔から大変な人気で、例えばロジャース&ハマースタインだとか、アンドリュー・ロイド・ウェバーなどの有名な戯曲家達の作ったミュージカルの数々は、きっと皆さんも目にした事があるでしょうね。「オペラ座の怪人」「サウンド・オブ・ミュージック」「キャッツ」「南太平洋」「王様と私」。なんだか歌声やそのシーンが浮かんできませんか?ところで、子役というのも劇場の中では大切な役で出演します。アニーに子役が使われなかったら、ピーターパンに空飛ぶ子供がいなかったら、、、それはそれはつまらないショーになるでしょうね。オペラの世界でも「ラ・ボエーム」にはたくさんの子供達が街のシーンなどで登場し、無邪気で可憐な歌声が加えられる事により、とても効果の高い演出になっています。

ホクの息子も自称Little Thespianでして、地元のコミュニティシアターのオーディションに出向いたり、ホームスクールセンターで行われるミュージカルには必ず参加したり。歌に踊りに、ブロッキング(各シーン毎に立ち居値や手足の動きを決める事)に、と覚える事はたくさん、それでもプロダクションに携わり、皆で作り上げたステージにたてる事は何にも変えられないエキサイトメントのようです。オーディションでは、だいたい短いモノローグと歌を用意しておきます。今までのシアター経歴やそれに関係した特技やトレイニングなどの書いてあるレジメ、そしてヘッドショットを持参して会場へ。このヘッドショット、様は肩から上の写真なんですが、これにすごーーーくお金をかけるタレントも入れば、そこらへんのデジカメでちょこっと撮ったスナップ写真を使う人もあり、まさに人それぞれ。どんなアプローチにするか、どんなモノローグを使うか、はあくまで個人個人の作戦になるわけです。

通常、第一次オーディションを通過すると今度はコールバックというのが待っています。これは各キャラクターに最終選考で選ばれたキャスト候補の人達が再度オーディションする事。最初のオーディションの時以上に、アクター達の素質を知ると同時に、キャストを一緒にステージにたたせるとどうなるか、背の高さやボーカルの質の相互などなどを確認したりするわけです。コールバックの際は実際のスクリプト(台本)の台詞を言うように指示されたり(これをコールド・リーディングと呼びます)、即興で歌を歌うように言われたり、、、、自分の求める役になりきり、「こんなに上手に演技できるんだ!」とディレクターやプロデューサーにアピールせねばいけない、それはそれは緊張する第2次審査なのです。

そういえばテレビでも最近グリースのミュージカルに出る出演者をオーディションで決める番組があったし、ディズニーチャンネルで放映中の「ハイスクール・ミュージカル」のドラマはなかなかの人気だとか。もちろん皆様ご存知でしょう「アメリカン・アイドル」、この番組からはたくさんの歌手の卵が生まれてきていますね。いやぁ、皆かなりの芸達者、どの人もすごいタレント性を持ち歌唱力やパフォーマンスも完璧、なのにサイモン(アメリカン・アイドルでの名審査員:毒舌で有名)にはめちゃくちゃに言われちゃうんだよなぁ。それでも好きな事をひたすら続け、大きなステージにたてる事を夢見て、、、まさにアメリカン・ドリームですね。


 
     
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