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『どうも〜!ハードゲイで〜す!フォー!』いやぁ、最近はまってます、このレイザーラモンHGという方、2005年度「日本流行語大賞」にまでなって、もうその人気はすごいらしいです。アメリカにいても伝わってくるHGの熱気、怪しい皮ジャケットに激しい腰振り、なんだか知らないけどとても気になる存在。日本にいるホクのママ(60歳ちょっと)も電話口で「じゃぁまたね、フォー!」と、、、ちなみにホクママは「これからは1家に1台ゲイの時代よ」という名言を残す女性。
彼は一応「ゲイ」ちゃんらしいですが(単に売れるためにゲイを偽っているという噂もあり)そういえば最近この「ゲイ」の方達、日本&アメリカ両国のメディアで着実に市民層を広げているような気がするのは私だけ?おすぎとピーコ、美輪明宏だけではないのです、きちんと仕事&キャリアのある、世の中に羽ばたくおかまちゃん達。ひと昔前までは「言わない、知らない、触らない」世界でしたが、ちょっと周りをご覧ください、巷にはたーくさんのおかまちゃんが元気に光り輝いているではないですか!フォー!
たとえばタレントEllen
DeGeneres。 スタンダップ・コメディから始まった彼女、俳優としてもたくさんの映画&ドラマに登場。そして現在は「自分の名前でショーを持っちゃいまショー」に仲間入り。彼女の番組「エレン・ディジェネレス・ショー」は有名な「オブラ」「ジェリー・スプリンガー」「モンテル」などをさしおいて、今年のPeople’s
Choice Awardで「ベスト・デイタイムショー」にも選ばれちゃうくらい超人気者。ドロドロとした内容の番組が多い中、エレンのショーは、楽しく、面白く、はつらつとしていて、子供も一緒に楽しめちゃいます。エレンの人柄の良さが受けているのでしょうね。ちなみに現在の恋人は、女優のポーシャ・デロッシ、アリー・マクビールにも出演していた彼女、すんごくきれいなんだよなぁ。
ところでQueerという単語を耳にした事があると思います。奇妙な、とか不気味な、という意味もあるけれど、例えば「Queer
Guys」と使うとそれは「おかまちゃん達」という訳ですな。で、彼らがイニシアチブを取る番組、冴えないストレートの男性を捕まえて、服装、髪型、家の内装、などのライフスタイルチェンジを行ってしまう「Queer
Eye」。5人の“Fab Five” と呼ばれるおホモちゃん達、とっても元気にピーピーキャーキャー言ってます。動き早いです。センス抜群です。ファッションに興味のある方々、彼らから学ぶべき所多し、です。
Party
Line with Hearty Boys (アメリカのフィクションシリーズで有名な「Hardy
Boys」をもじって「Hearty−食欲旺盛」とかけている)という番組、男性二人がパーティー料理をチャッチャと作っていきますが、このホストさん達もしっかり「おっかまちゃ〜ん」。去年1般公募で行われた「新しいクッキングショーホストを探せ!」にて見事優勝したダンとスティーブ。HBという名のレストランも人気上々、そして二人には赤ちゃんもいる、という幸せほやほや家族。それだけにカップルの息はぴったり、そしてお茶の間で垣間みることのできる、ちょっとした二人の愛情表現がとーってもキュート。目と目を見つめ合いながら生クリームをホイップしたり、パイ生地をのばす手と粉をふる手が触れ合ったり、、、熱いぜ、このぉ〜。
さてさて、只今話題沸騰の映画といえば、Brokeback
Mountain. とてもシンプルに説明させていただきますと「おホモのカウボーイ」話です。
アメリカのアイコン、アップルパイ、メジャーリーグ、そして「カウボーイ」、それが、え?ゲイなの?これは波紋を呼びますねぇ。興味津々ですねぇ。しかもその職柄、自分がゲイという事を公にできず、はたまた人並みに結婚して家族を持ち、、、あーもう困ったちゃんですねぇ。おホモカウボーイのぐちゃぐちゃした心の葛藤が、雄大なワイオミングの自然と対比して、すごーく心にしみる映画になっています。ホクおすすめの1作品。
今や、完全に市民権を得つつ有るオカマちゃん&おホモちゃん達、これからはもっとテレビ等で見る機会も増えていくことでしょう。
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