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アメリカ生活をしていて切っても切れないのが「パーティー」の数々。
感謝祭やクリスマス、はたまた独立記念日のような「大御所パーティ・デー」意外にもありとあらゆるイベント続出で「寿貧乏」ならず「パーティー貧乏」になりつつあるホクの生活です。
例えばつい先日行ったのは「ハウス・ウォーミング」。新居に引っ越した我が家、お友達や親戚を呼んで「はーい、新しい家きれいでしょう?、素敵でしょう?、見てってねぇ、ついでに食べて飲んで行ってねぇ。」というわけで、午後1時から夜7時までオープンハウス形式で約50名の人をおもてなし。Make
your ownクレープを焼いたり、スモークサーモンをのせたカナッペを用意したり。ビールもワインもたっぷりと用意したのに、気がついたら全部空状態。いっそいで最寄りのコスコ(開いててよかった!)に走ったのは言うまでもありません。
もともと、「新しい家はまだひとけもなく冷たい雰囲気。たくさんの人を呼んで、家をあっためてもらいましょう!」というのがパーティーの主旨。まぁそれと同時に「アドレス&電話番号が変わったの、ちゃんと変更しておいてね」というメッセージも含まれます。新家具の購入やなにかと出てくるDIYプロジェクト関連費などでそれじゃなくてもクレジットカードを使ってばかり、それに加えてこのハウスウォーミングでかかった費用は400ドル。。。ま、これも引っ越し費用の一環と考えるしかないのでしょうかね。
ホクがここ2ヶ月の間に出席したパーティーはこれだけではありません。「ブライダル・シャワー」から始まり「ベビー・シャワー」「バッチェロレット・パーティー」そして「バー・ミツバ」。まずこの“シャワー“、要は「シャワーの如く、たっくさんのプレゼントを浴びて幸せになってね」という意味。結婚する人、そして赤ちゃん出産前の人が準備品などのギフトをもらうのです。結構つらいのがそのプレゼントを開ける時。みんなで輪になって「うわー、素敵!」「きゃぁ!かわいい」と、まるで怪しい新興宗教の様にみなここぞって感嘆の声を出すのが掟(それが延々と続く、、、)。
ブライダル・シャワーでは素敵なカップル用の陶器をプレゼントする人もいれば「楽しい夜を過ごしてね」と、セクシーなランジェリーをあげる人もあり(ホクはこちら派)。はたまたベビー・シャワーでお決まりなのがゲームの各種。「ベビーフードの味当てゲーム」「今おなか周りが何インチか当てるゲーム」「誰が一番早く哺乳瓶からジュースを飲めるかゲーム」などなど。いい歳超えた大人達がやるのが微笑ましい限り。
「バッチェロレット・パーティー」はご存知の通り、シングル最後の夜を楽しむためのもの(男性の場合は「バッチェラー・パーティー」)。これはすごい人はすごい事をしますね。そうです、裸体系のご登場もあったりしますね(細かい内容はここでは却下)。「新郎と新婦が結婚式の前日から式までの間に顔を合わせるのはバッド・ラック」なのだそうで、男性は男性同士、女性は女性同士で前夜を楽しもう!それなら、、、とついはめを外す方々も多いようです。何をするであろうと、次の日の式までには、きれいにお支度を整えてあげるのが友達の役目。そして、前夜に何が起きたかをあえて話さないでいてあげるのも友達の役目なのでした。
「バー・ミツバ
(Bar Mitzvah ? 男の子、Bat Mitzvah ? 女の子」はユダヤ教の成人式。13歳になるとシナゴーグ(ユダヤ教のテンプル)でトーラを読み上げ、成人になった事を家族&友人を囲んで祝います。この日のために、何年もかかってヘブライ語を勉強したり宗教を学んだり。そのためか、式の後かなり豪勢なパーティーを行う場合が多く、皆正装して参加。お祝いとしてあげるお金は18ドル単位で計算するのが良いらしく、ホクは$36ドル小切手をカードと供に渡す事に。ユダヤ教の中では18には特別な“人生(Chai)”という意味があるらしく、幸運を呼ぶ数字として理解されているのだそう。
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