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ホクが娘・息子を強引に寝かしつけてまで見てやろう、と意気込むテレビ番組のひとつ「Sex
and The City」は、ニューヨーカーの女性4人達がくり広げる恋愛、仕事、そして性生活の話題ぎっしりで、なんとも興味津々な内容(ちなみに、もうひとつ逃さず見てしまう番組は「Dog
the Bounty Hunter」これに関してはまた後日、、、)。ホクの主婦友達の間でも、それはそれは大流行りなんですよ。もともとHBOでやっていた番組、数々のショーを総なめにし、時にはその「過激さ」で話題奮闘だったのですが、なんせお高いケーブル局の番組だったため、やっと最近になって庶民派TBSで再放送され始めると「ばんざーい!私だって見れるー!」てな訳です。
はっきり、きっぱり、胸はって言ってしまいましょう、何がおもしろいって「SEX」です。番組はもちろんお子様向きではございません。赤裸裸なその内容、キャラクター達のあまりにも素直かつ新鮮な性欲に対する言動に「そうそう、そうなのよ!」と納得してしまったり、あるいは「まじ?え?こりゃぁおばさん(ホク)はもう着いて行けませんなぁ」的なびっくり仰天内容にもお目にかかれます。お色気シーンもたっぷり、男性視聴者にもサービス満点(私の旦那、かなり楽しんでます)。主人公のキャリーは天真爛漫なライター、でもベッドの生活は意外とノーマル、キャリアウーマンばりばりのサマンサは、もう存在そのものが「性欲」、お嬢様系シャーロットは今でも「白馬に乗った王子様がやってくる」事を信じちゃってるタイプ、そして弁護士ミランダは竹を割ったような性格、しかし4人の中で唯一子持ちになっちゃったりして。それぞれ三十路をすぎ、大人として、そして女性として何が必要かを考えつつ、荒れ狂うニューヨークの街で力強く生きる!、、、いや、結局は「どうやって良い男を探し、物にするか」という人生最大の難問(!)を解こうとしているわけです。
大人の生活に切っても切れないであろう、セックスライフ。あまり公に話すものでもなく、だからしてとーっても気になりますよね。そちらの方面で何か分からない事や気になる事がある時は、素人情報に頼らずちなみにお医者さんに聞くべし。特に女性の場合は自分のGynecologist(婦人科の先生)とチェックアップをし、そしてこの世で一番不快な検診「Pap
Smear(パプスミアー)」を定期的にするのが常識。そうです、お股を開いてやる、アレです。アヒルの口のような金具を入れて(健診台の上で両足ひろげつつ、ついAflacのコマーシャルを思い出してしまう変な女は私)、、、ね、考えるだけで嫌でしょう。なので「心から信頼できる、かつ優秀なガイナコロジスト」を探すのが大切なんです。しかーしそれが至難のわざ、人気のある人なんて3ヶ月、いやいや6ヶ月も予約を入れてもらえなかったりするし。口コミで良い先生を探すのが一番なのでしょうが、そんなに仲良しになっていない友達や職場の仲間に「ねぇ?誰か良い婦人科の先生知らない?」なんて聞いた時にゃぁ「あら?この人なにかあるのかしら?」とよからぬ想像をかってしまいそうだし。女の悩みはつきないなぁ、と実感。
ホクのお気に入りのガイナはチャキチャキのシカゴアン女性。なにかにつけてジョークも交えて優しく話してくれ、心が和む中のチェックアップ。前回の検診では、この先生に「IUD(Mirenaという種類)」を入れてもらいました。日本では「避妊リング」と呼ばれるものです。2人目の子供を産む前まではピルを使用していましたが、「面倒くさくない、そして安全である」という所に惹かれて「子育て&その他(この”その他”の方が断然多いー自己反省)で忙しくって、避妊なんて考えてる暇がなーい!IUD入れてくだしゃーい。」という訳。ピルの様に毎日飲まなければいけないような物でもないし、生理も軽ーくなっちゃうし、しかも避妊率は99%以上だし、という優れもの。先生もいとも簡単に入れてくれました。しかーし、このIUDで一悶着あったのです。旦那が「あるの、分かる」と言うんですね。IUD自体に着いている糸部分が「I
feel it...」と。再度先生の所に行くと「It's impossible!
That's just psychological!(絶対ありえないわ!気のせいよ!)」だそうで。まぁ、男のプライド、とでも言うのでしょうか、私もあまり旦那を質問攻めにする訳にも行かないので、一応「はーい、糸短く切ってきましたよー」という事で丸くおさめました。。。
ところで「自宅出産」を終えたホク、これをするにあたって、8歳の息子相手に「性教育」をしました。そんなにお固いものではなく、一緒にソファーに座りながら「ねぇ、セックスって何か知ってる?」とか「赤ちゃんが今いる所はUterus(子宮)って言うんだよ」「産む時はねぇ、結構痛くってねぇ、赤ちゃんと一緒に胎盤も出てくるんだよ」などなど。助産婦さんとの検診も我が家で行っていたので、心音を一緒に聞いたり、血圧を計る所を見せたり。そんなこんなで彼は彼なりに解釈していたらしく、陣痛&出産中も私の真横に居座り、怖がる事もありませんでした。でも、普段耳にした事にない奇妙な母親の声(イキみましたからねぇ、ハイ)を聞いた時にはちょっとビビったそう。プッシュする時「そうだ!マミー!がんばれ!Just
like you are pushing a big poop! (大きなうんOちゃんを出すのと同じ要領だよ!)」などという、嬉しい励ましの言葉もかけてくれ、、、おかげで無事に自宅で安産でした。
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