秋到来、木々の紅葉もきれいな時期です。もうすぐハロウィーンがやってきて、感謝祭もやってきて、さらにクリスマスとお正月、、、この時期はどうしてか早く過ぎていくような気がするのは筆者だけでしょうか?さて、そんな「秋から冬の風物詩」、フットボールシーズンがはじまっております!野球、バスケ、そしてこのアメフト。アメリカの国民が生活の一部として楽しんでいるスポーツですが、このアメフトの文化や社会現象は特に目を見張るものがあるような気がします。そういう訳で、今回の「英語でヨンダ」では、このフットボール関連の名言、珍言を選んでみました。
“Baseball
is what we were. Football is what we
have become.”- Mary McGrory |
『野球は”昔の古き良きアメリカ”、フットボールは”その後のアメリカ”』 ?
メリー・マックグロリー(作家) |
まずは女史作家の一言から。ベーブルースがガムをくちゃくちゃ噛みながらプレイしていた「草野球」的雰囲気とは違い、フットボール試合中は、なんだか会議中のような緊張感がみなぎり、はたまた”ビデオ・チャレンジ”といったような先進国ならではの技術を使ってのプレイ判定が必要だったり。現在のアメリカ社会を映し出しているような感じです。ちょっと辛口にこのように表現するジャーナリストもいるようで。
“Football
combines the two worst things about
America: it is violence punctuated by
committee meetings.” ~George F. Will |
『フットボールには、この国の2つの最低要素が入り混んでいる:委員会によって定められた内容で動かされるバイオレンス。』ージョージ・F・ウィル(作家・コラムニスト) |
二人の往年フットボールプレイヤーによる名言を2つ。
“Pro
football is like nuclear warfare. There
are no winners, only survivors.” ~Frank
Gifford |
『プロフットボールは 核戦争のような物だ。勝利者は誰もいない。生存者だけだ。』ーフランク・ギフォード (フットボール選手/キャスター) |
“Football
is not a contact sport. It's a collision
sport. Dancing is a good example of
a contact sport.” ~Duffy Daugherty |
『アメフトは”触れ合う”スポーツではない。”衝突する”スポーツだ。ダンス、あれは”触れ合うスポーツ”のいい例だね。』ーダフィ・ドハティー (フットボール選手/コーチ) |
男らしいスポーツの代名詞にもなるアメフトですが、情熱たっぷりに、そしてお酒たっぷりに盛り上がる男性達とは若干違った女性の目(そしてコメディアンの目)でみるフットボールを繁栄したクォートをどうぞ。
”Thanksgiving
dinners take eighteen hours to prepare.
They are consumed in twelve minutes.
Half-times take twelve minutes. This
is not coincidence. ” ~Erma Bombeck |
『感謝祭の料理を準備するのに18時間。食べるのに12分間。フットボールのハーフタイムショーは12分。これって絶対なにか関係があるわよね。』ーエルマ・ボンベック(コメディアン) |
”The
reason women don't play football is
because eleven of them would never wear
the same outfit in public.” ~Phyllis
Diller |
『女性フットボールチームが存在しない理由:11人の女の子がまったく同じ服を来て公の場に出るなんて考えられないでしょ。」ーフィリス・ディラー(コメディアン) |
なぜこんなにアメリカでフットボール人気が高いのか、この質問に対して「良く言った!」という表現がありましたので、こちらを最後にご紹介して今回のヨンダを締めくくりますね。
“Watching
football is like watching pornography.
There's plenty of action, and I can't
take my eyes off it, but when it's over,
I wonder why the hell I spent an afternoon
doing it.” ~Luke Salisbury |
『フットボールを見るのはまるでポルノを見ているようなもの。試合中はたくさんのアクションがあって目を離す事ができない。ゲームが終了するといつも思うんだ、’なんであんなに一生懸命集中して、大事な休日の午後を費やしちゃったんだろう’って。』 ールーク・サルズベリー(作家) |
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