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  四方先生の健康911番
ぷれ〜り〜に好評連載中の日本クリニック・四方先生の『健康911番』バックナンバー

花粉症(2)-06/2003

前回は花粉症の症状、及びよく使われている抗ヒスタミン剤についてお話しました。花粉症の症状が一通り揃っている方は(くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目の痒み)この治療法がベストでしょう。

今回は、その他の治療法についてお話します。中には症状がひどく、内服薬だけでは不十分と言う方も沢山います。又、鼻がむず痒いだけと、比較的症状の軽い方もいるでしょう。このような場合は点鼻薬を単独で使用、または抗ヒスタミン剤とともに使用するのが良いでしょう。点鼻薬は一般的にステロイド剤(副腎皮質ホルモン)が含まれる物で、鼻の粘膜に薬を吹きかける事によって、粘膜の炎症を抑え、鼻水、鼻詰まりなどの症状を抑えると言う事です。種類は沢山ありますが、それぞれ匂い、味、アルコールを含む等、微妙な違いがあり、どれがベストかは個人差があるようです。また、副腎皮質ホルモンと聞くと、色々な副作用を心配される方も少なくないと思います。確かに副腎皮質ホルモンの長期内服はそれなりの副作用が証明されています。ただし、点鼻薬の場合、薬は殆どが鼻の粘膜でとどまり、体内に吸収される部分は殆どありませんので、長期使用も比較的安全と見られています。この種類の点鼻薬は全て処方箋が必要となります。この薬は毎日決めて使用したほうが効果は見られます。


1つ注意する点があります。市販薬で鼻詰まり用の点鼻薬(Nasal Congestionと書いてあります)が何種類か出ていますが、この種類はほとんどの物が血管収縮作用を持ち、処方される物とは異なります。これは鼻の粘膜に触れると、血管を収縮し、数分のうちにむくみが取れ、鼻詰まりがすっきりとします。しかし、時間が経つと、症状はもとに戻ります。この種の薬は即効性があるので1時的に症状を改善するのにはとてもありがたい物なのですが、その半面危険性も伴います。長期間服用すると鼻の血管の収縮が続き、鼻の粘膜の血流が悪くなり、表面が壊死してしまうようになります。これは薬物性鼻炎と呼んでいます。こうなってしまうと、花粉症よりも症状がひどくなり、慢性的な鼻詰まりの症状を持つ事になります。いずれは回復しますが、かなりの時間がかかります。使用上の注意をきちんと読めば3日間以上は使用しないようにと書いてありますが、当院に来られる方にももう数ヶ月使っていると言う方が沢山いますので注意してください。

目の痒みには点眼薬が何種類かあります。1日2回位の使用で症状はある程度改善されます。コンタクトレンズを使用されてる方は直接入れることは出来ませんが、10分待てば問題ありませんので、そう不便ではないようです。目が痒いあまりに、目をこすりすぎて、目に傷をつけてしまったり、細菌に感染してしまうと言うケースもありますので注意してください。

最後にもう1つ、脱感作療法があります。これは治療期間も長く、費用も結構かかりますので、1部の方だけが対照となります。対象になるケースは上記に述べたような一般的な治療法では症状改善が見られず、また症状の原因が避けられない場合(花粉、ブタ草等)です。この治療法は、原因となる物を皮下注射で体内に注入すると言う方法です。これを繰り返す事によって、体を慣らし、身近にまっている花粉などに対する反応を鈍くし、または場合によってはなくすと言う方法です。効果はかなり見られますが、最初の内は週に1~2回の注射から始まり、徐々に月に一回ぐらいに間隔を空けていきます。これを3~5年間続ける事が勧められています。非常に長い期間の治療になりますので、始める前によく理解する必要があります。また、始めてすぐには劇的な効果は見られない為、気長に治療する必要があります。その他にも副作用として、体が注入される物質に強く反応してしまうケースもあります(ショック反応)。このような事もある為、注射を打った後はしばらく院内で観察する必要があります。  

以上が現在花粉症に私用されている治療法です。残念ながら根本的な治療法は無いので、気長に付き合って自分にあう方法で治療していきましょう。新しい薬も年々出てきていますので、今後はもっと症状が楽になる治療法も期待できます。


病院名
Nihon Clinic(日本クリニック)
住所
2010 S. Arlington Heights Rd. Ste. 101 Arlington Heights 
電話
847-952-8910(代表) 
ファックス
847-952-0606 
ホームページ
www.nihonclinic.com
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