ハロウィーンもすぐそこですね。街は、オレンジ一色になり、ついつい、気分もワクワクします。我が家もパンプキンを玄関に置いてみました。最近のリス達はお腹をよっぽど空かせているのか、さっそく家の前のパンプキンを数日間かけて食べて去って行きました。玄関のまわりはパンプキンの種や、皮の残骸だらけ。せっかく買ったパンプキンはハロウィーンの飾りつけとしては使いようがないものになり、来年の玄関前のデコレーションを今から悩んでいます。今月は、「共感出来ないわけじゃない!」というトピックを取り上げてみました。
読者Fさんからの投稿…付き合って2年半になる彼女Sがいます。仲は良いのですが、最近Sが不満に思っている事があるようです。彼女が言うには、僕がSの話を親身に聞いてないというのです。いつも、うなずいてはいるのですが、親身になって聞いてくれている感じが全くしないそうなのです。一日の出来事や、ちょっとした愚痴などを話されたときに、「ふ?ん、そうなんだ」というと、他人事のようだねと責められます。ある時、「人の気持ちとか理解出来ないオトコなんだね!」と言われました。僕は、「いつも話聞いてるよ」と言いましたが全く信じてもらえません。なぜ、Sは、僕の反応が気に入らないのか理解できません。
相手の気持ちに共感出来ないという夫婦やカップルの間で、問題が生じていることはよく見られます。
人間は男女共々人に理解されることを望んでいます。相手を理解し、される事は簡単な様に見えて、結構難しかったりいろんなエネルギーが必要です。
大抵の女性は話好きが多いので、他の友達に自身の問題を話していても、実は解決してほしいと思っているわけではなく、ただ話を聞いて
欲しいと思う人が多いようです。だからこそ、スタバやカフェなどでワイワイと何時間も話が出来るのは女性なのです。お互いの気持ちを理解で
きるがゆえに、お互いへの共感が出来るのです。
男性の場合は、スタバなどで男同士でお互いの事を共感しながら会話 をするというよりは、すぐに物事を解決し、理論的に思考を向ける事で話を進め、問題をより早く解決するように努める傾向があります。でも男性は感情がないと言う事ではないわけです。よく言われるのは女性よりももしかしたら感情的かもしれないなどと言われています。でもなぜ感情があるのに、表にださないのでしょうか?
男性は、小さいころから、感情を表に出さない=強い、またはそれが良い事だという社会の中で育ってきています。特に日本はその様な風習がまだまただ根強いかもしれません。
このような違いからFさんは、話を聞いていると主張しても、女性のSさんからしたら話を聞いていない、曖昧やいい加減な言い回しなどと解釈してしまうのも無理はないかもしれません。そんな理解の上で、Fさんはどうしたら、Sさんの話に対して今以上に共感をもって話を聞けるのでしょうか?
Fさんはまず自分の感情を解するように努めることです。日頃から今、どんな感情を感じているのか考えてください。そうする事で、自然と自分の感情を理解する事が出来ます。ある意味感情とお友達になれるわけです。
今後は、Sさんがシェアしてくれるお話に対して、彼女は何を言いたいのか、そして何を感じているかと話を聞く度に理解するように心がけてみましょう。そうする事で、Sさんに心から共感する事が出来るはずです。今はきっとどの様に共感したら良いのかわからないかもしれません。だから曖昧な返事だったり、いい加減っぽく思われがちなのかも。「大変だったんだね」「話を聞いていてこれは怒るのも無理ないと思ったよ」「悲しいと思わせてごめんね」などと相手の感情を理解する事で、自然に相手に対しての言葉も変わってくると思います。二人の中で何かが変わらないと二人の間のコミュニケーションは改善されません。男女のコミュニケーションの違いそして、共感する上にあたり特に男性は女性よりも少しだけ不利かもしれません。だからこそ、二人で向き合う事で問題解決にもなりそしてお互いがお互いへ共感する事で今まで以上に二人の距離が近くなってくれるのではないかなと思います。
これからもどんどんとご質問・ご希望などをお気軽にお寄せください。