出産方法は、母体の状態により様々です。ここでは出産方法の一般的な利点をご説明しますが、実際の出産の際は産婦人科の先生とよくご相談されることをお薦めします。
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自然分娩(Delivery)入院日数2日 |
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自然分娩の中には、無痛分娩(painless labor)と自然分娩(natural
birth)の2つの方法があります。アメリカでは、主に無痛分娩をすすめられます。背中から管を通し硬膜外麻酔(Epidural
Anesthesia)を使用することにより痛みを抑えます。麻酔が効くまでには多少時間がかかります。分娩間際になって希望した場合、麻酔が効く前に出産になってしまう場合もあります。稀に吐き気や頭痛の副作用が出る場合があります。無痛分娩の場合は、一般的に体力を温存でき、回復が早いと言われています。 |
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自然分娩の場合、赤ちゃんは産道を通ることで免疫力が向上すると言われています。無痛分娩の場合、痛みと同時にいきみの感覚もありませんが、自然分娩の場合はお産が進むと強い痛みと共に自然にいきみの感覚が出てきます。その為無痛分娩に比べて産道を通る時間が長くなり、より高い免疫力の向上が期待できます。お産の進みを感じることが出来るので、より感動的です。 |
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出産前の問診で希望を聞かれますので、事前に決断することをお薦めします。 |
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計画出産(planned
delivery)入院日数2日 |
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計画出産は、主に予定日を過ぎても陣痛が来ない場合に、日程を決め陣痛促進剤(labor
induction)を投与して行われます。 |
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帝王切開(Cesarian
Section)入院日数3日 |
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逆子やリスクのある出産の場合に行われます。日程を決め、麻酔により痛みもなく、短時間での出産になります。 |