●医療・健康:診察の受け方/医療費の支払い方/ERについて
■診察の受け方
加入している保険プランがHMOで担当医(ファミリー・ドクター)がいる場合は、まず担当医にかかりますが、それ以外の保険プランに加入していて担当医がいない場合はインターネットや電話で保険がきくドクターを探すことからはじまります。日によっては希望しているドクターが不在であったり、かなり待たされることがありますので、電話で予約をしてからいきましょう。予約の際は医療保険の情報(保険会社名、保険の種類、Identification
Numberなど)を聞かれますので、保険証を手元に用意しておくとよいです。予約して当日にキャンセルした場合、病院側から料金を請求されることがありますので、都合が合わなくなった場合は早めに連絡しましょう。予約の際にキャンセルする場合はいつまでに連絡すればいいのか?キャンセル料がかかるのか?などについても聞いておくとよいでしょう。
初診の場合は診療や検査をうける前に、個人情報や病歴などをフォームに記入する必要がありますので予約時間の10分前に到着しておいたほうが無難といえます。病院によってはフォームを事前に郵送してくるところや、ウェブページからダウンロードできるところもあります。
当日は記入したフォームとお持ちの保険証を窓口で渡すのが一般的になっています。
■医療費の支払い方
来診時に支払う自己負担額をアメリカではCo-Payと呼びますが、このCo-Payが無いときは、診察や検査を受けたあとは支払いをせずにそのまま帰ってよいケースが多いです。その後、保険会社がカバーした残りの残額を請求書として病院が郵送してきます。病院単位で一括して送られてくることもあれば、大きな医療施設を利用した場合などはそれぞれの処置単位で請求が発生するため請求書やEOB(Explanation
Of Benefits)とよばれる保険料や補助明細がばらばらに送られてくることもあります。例えば、診察料は医師から、病院利用費は病院から、外注の検査費用は検査機関から送られてくるといった感じです。
■救急病棟(ERについて)
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